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お医者さんへの看取り講座

2014年12月05日(金)

医師の専門誌・日本医事新報の今週号に、なんと私が載っている。→こちら
「長尾先生、どうすれば穏やかな看取りを実践できますか?」とある。
看護師さんや介護施設の職員さんにも読んで欲しい。
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お医者さんにこんなに上から目線で偉そうに書いたら
怒られるし、反発もあるだろう。

しかし、分るひとには分る。

1)読んでも分らない医者
2)読んで分る医者
3)読まないけど、分っている医者

の3とうりいる。

全国のお医者さんに講演してきた私の実感では、
8:1:1、ぐらいかな。

先週の熊本の講演でも聞かれたお医者さんからクレームが来て
謝罪したばかりなので、ちょっと心配だが・・・

お医者さんに看取りかたを指南するくらいだから、→こちら
施設の介護職が看とれないのは当然かも。

来年は、介護雑誌に連載することが決まった。
講演は控えるが、原稿は、もう少し書いてみよう。



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この記事へのコメント

お医者さまである長尾先生が訴えても 理解していただけないのに
私みたいな 訪問看護師が 吠えてみても ダメですね(笑)

あきらめたら そこでおしまい…

意識改革…

患者さま 利用者さまのために
一人でも多くのお医者さまが理解してくださるように 頑張らなきゃ!と思っています

Posted by 宮ちゃん at 2014年12月06日 09:11 | 返信

≫原稿は、もう少し書いてみよう。
 そのうち、いつか、長尾先生ご執筆の小説を読みたいです。
アピタル1583~[町医者の妄想-2020年の認知症ケア]連載を読みました折には、ソフトな雰囲気を醸し出す文章に、いつもとの違いを感じ和みました。こちらの方が長尾先生の素に近いのでは?とも思いました。(ブログは世直しを訴える切迫感が、ハードにならざるを得ないのかも知れませんね。)
≫500人以上の平穏死での看取り
 改めて凄いです。長尾先生が御覧になった、多くの方の人生ドラマ、お仕事上の人間ドラマが小説の題材となったら、面白そうだなと興味深々です。青春時代に[渡辺淳一]小説にはまった時期がありました。幼心に、TVドラマ[愛と死をみつめて]に鮮烈な印象があったり、と医療物が趣味、好みな自分なのかも知れません。

≫日本医事新報 寄稿 特別編
 こちらに感想をと思いましたら、話が横道に逸れました。また、日を改めます。

Posted by もも at 2014年12月06日 11:36 | 返信

医事新報社からメールが来たので、注文しました。
理解できるかどうかわかりませんけど。
でもメインテーマを、長尾先生が執筆なさっているなんて、凄い時代になりましたね。

Posted by にゃんにゃん at 2014年12月07日 12:15 | 返信

≫日本医事新報 特別篇
 こちらを読み終えた直後の印象は、これは終末期医療や看取りに限った話ではなく、
『医師』という概念に当てはまるような、患者の立場から医師とは『こうあって頂きたい』と切に希む姿
勢のように思いました。

・・・漠然とした羅列スタイルで失礼致します・・・
≫(冒頭)目的ではなく、あくまで結果、『よりよい関係性を構築できれば』
 患者とて「医師も人間、100%や完全は無い」と分かっています。真正面で受け止めて頂きたいのです。大半の人が、関係性の中で理解し、納得していくことができると思います。(上からでも、斜に構えてでもなく、ましてや警戒なんてあり得ないと思いますが。)
≫(一節後半)スピリチュアルペイン、病気が治らないことに対する『魂の痛みをケア』する修練が必要
 実際の肉体的な痛みに限った話ではありません。病気になってしまった時点で、患者は心の痛みを抱えています。『日にち薬』という言葉があるように、処方や治療を施さない時に『日にち薬』の効力を生かすも殺すも、また、効果を倍増させるのも医師次第、と思ったことがあります。
≫(三節最後)医者も患者も皆いつかは死ぬ、ピエロ役を買って出ています。
 長尾先生という方は凄いなァと思った事の筆頭、いつも『上から』ではないこと、偉そうではないこと。絶対に肩書きではない、ということ。入棺のお姿もそうですが、入浴介助シーン、仮装での歌唱。講演会、映画「大病人」映像からの流れで、長尾先生御自身が臨終シーンを演じておられる場面を見た時には「ここまでやるの?」と心底驚きました。先生が伝えたい思いの『本気』度を確信しました。

 
 数年前の、ある新聞の医療記事の中で、記憶に残る言葉がありました。(私は単なる読者ですが、ずっと指摘したいと心にあったエピソード、言葉です。) かかりつけ医の『見落とし』を経験した患者さんからの叫び(問いかけ)に対して、医師のコメント(回答者として)の中で、「医者は患者の人生、全てを見ているのではない。」と紙面上で、実名で、断言されていました。全文を書けないので説得力に欠けますが、感じの良い、優しい回答文ではありましたが、唯一残念に思った箇所でした。
 『見落とし』を云々したい訳ではありません。患者が医師と向き合う時は、人生を賭けて臨んでいると思います。病気とは人生そのもの、という気がします。

≫「延命」と「縮命」の分水嶺
 治療に限らず、物事の様々な場面で『分水嶺』があると思います。分水嶺を見分けるという、繊細な作業を共有できる関係性の構築が望まれます。たとえ否定的な内容であっても、会話の中で受け止める事ができる自分でありたいと、これからも勉強していきたいと思っています。
 とりとめないですが、以上が感想です。

Posted by もも at 2014年12月07日 08:15 | 返信

"医師には、多職種連携を主導する役割もある” 
”ですから、(医師は)多職種連携チームのリーダーとなり、看取りの方針や患者さんの死生感を共有する事が必要です”
と書いていらっしゃるので、これは大変な任務だなあと思いました。
私なんかはただの鍼灸師なので、医学知識も中途半端だし、ただの社会学部を中退していますので、社会福祉の知識も(面白いとは思いますけど)なかなか難しいなあと思います。
特に「自己確知」等と言う概念は難解であるように思います。
日本はお医者さんを頂点にピラミッド体制であるのに、横から「多職種連携」というアメリカ流の民主主義の概念が入って来ても、定着するのは時間がかかるのではないでしょうか?
「アメリカでは社長が現場に降りてきて、現場の技術者と一緒に作業して、ランチも一緒に食べるけど、韓国は、インテリのエリートは決して現場に降りないから、技術が世界的に劣っている」と呉孫華さんと言う韓国出身の評論家が仰っていました。
日本も儒教社会で、韓国と似た所がありますからね。
p10に「2014年衆院選に、医師候補21人が選挙戦に」のページがあり、面白いなあと思いました。
自民党が9名、民主党が6名、維新の党が3名、次世代の党が2名、無所属が1名。
お医者さんは政治的には多様だなあと思いました。それに、お医者さん自身が政治家になれる力量があるのが凄いです。
鍼灸師は、ゼネコン関係の政治家を顧問にして、わけの分からない方針を打ち出していました。
ホントに、情けない状態です。それで介護保険にも入れて貰えないのが現実です。
ケアマネジャーも政治連盟を作っていますけど、どんな活動をしてるのでしょうか。私は全く知りません。
私はいかなる党にも入る気持ちはありませんし、介護や医学や社会福祉の勉強をするのが本筋だと思います。
もちろん選挙には行きますけど。

Posted by 大谷佳子 at 2014年12月11日 03:28 | 返信

長尾先生の仰っている「多職種連携」とは、多分社会福祉士の先生の講義で、丸いドーナッツの輪の上に小さい○が幾つか乗っていて、その中に、医師や看護師やヘルパーさんや歯科衛生士や、最近は、利用者自身もそのドーナッツを形成している一構成員だと言われるようになり、目標は「利用者さんの自立」だと思います。
でも、もう一つの考え方もあると気が付きました。
すでにあるお医者さんを頂点とする医療のピラミッドの中に、「医療類似行為者」を組み込むと言う考えです。
現に、介護保険法の中に、「柔道整復師、あん摩.マッサージ師等は、理学療法士の指導の下に、機能回復訓練士の資格で、看護保険に参入できる」と言う法律があります。
この中に鍼灸師も入っていたのですが、太古の昔からいる鍼灸師が、戦前から、石川秀鶴丸博士や石川太刀雄博士や、豊中の刀根山結核病院院長の渡辺三郎博士の指導のもとで研究してきた鍼灸師が、戦後の最近できた理学療法士の指導を受けるというのが、理解できなかったので、鍼灸師会の理事が、介護保険に参入する事を拒否したらしいです。

それにアマネジャーの受験は鍼灸師もあん摩さんも医療で受験できるので、そうすると(ケアマネジャーの資格を持った、鍼灸師やあん摩さん)が、場合に依っては(ケアマネジャーの資格を持たない理学療法士)の指導でも受けなければ介護保険に参入できないと言うことになります。
しかも機能回復訓練士だけというと内科疾患はダメで、あくまで整形外科のリハビリ分野のみの参入に限られると言う意味にとれます。
柔道整復師会は、医師会の推薦する政治家を顧問にしていたので、現在は入浴介助業務などで参入しているようです。
鍼灸師会は、兵庫県に限ってはゼネコン業界の自民党政治家を顧問にいていたので理解できなかったのでしょう
いずれにせよ、多職種連携と言っても、多様な形があるのであって、必ずしも同等の民主的なチームケアとは限らないのではないかと思いました。

Posted by 大谷佳子 at 2014年12月13日 02:56 | 返信

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