今日は、朝から深夜まで様々な緊急コールがあり
あちこち往ったり来たりで普段にまして、忙しい1日だった。

2人の方の命を命を救えた。
まさに雪が救った命。

どうしてこんな巡り合わせになるのだろう。
行く先々に、思いがけない出会いが待っていた。

ハッピーな出会いばかりだった。
数年ぶりの再会もあった。

雑用に明けくれたマイ休日。
やっと自分の時間に戻った。

ふと気つけば、自分また歳を取っていく・・・

国保連合会からの冊子が届いた。
昨年の終末期医療の講演録だった。→こちら

日々、医師の人生の最終章の医療に関する関心の低さと
知識の無さには、ただただ呆れるばかりだ。

医学教育の中に、死に関する教育が皆無であることが
不思議でしょうがない。

6年間の教育の中に、少しくらいは死生観の教育も入れて欲しい。
そうでないと患者さんが可哀そうだ。

尊厳死と安楽死の区別が分らない医者。
尊厳死と殺人の区別が分らない医者。
緩和医療と殺人の区別が分らない医者。
尊厳死に反対し、殺人を肯定する医者。
尊厳死議論を邪魔している超本人がマスコミで尊厳死を語る愚・・・

おかしなことだらけ。

後藤健二さんが見たら一笑にふすような枝葉末節の議論。
そんな後藤さんを助けられないのに、生を語る可笑しさも。


今日は、言いたいことが１００ほどあるが、とても書けない。
要はヘンなことが多いなー、で終わった1日。

黒田裕子さんのことを思っている。
後藤健二さんのことを思っている。

今日、確かに命を救えた患者さんのお顔を
思い浮かべながら、よく寝よう。