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20代、30代の末期がんの医療費支援

2015年02月07日(土)

20代、30代の末期がんの在宅患者さんを何人か診ている。
彼らは収入が無いうえに、医療費が3割負担だし、負担上限も高い。
さらに介護保険の対象外なので、無い無いずくしの在宅医療となる。

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わが兵庫県では、そのような状況に少し配慮が始まるようだ。
若者にも高齢者同様に、お金の心配をしなくていい制度が必要だ。

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末期がん(余命6カ月以内)と診断された20~39歳の患者の在宅療養を支援するため、
兵庫県が訪問介護の費用負担に乗り出す方針を固めたことが31日、分かった。

都道府県では初の制度。20~39歳は介護保険の適用外で、適用対象の40歳以上と比較すると、
同じ介助サービスを週3回受けた場合、自己負担が7倍以上になっていた。

住み慣れた自宅で最後の時間を過ごしたいと望む人は多く、
自己負担額を40歳以上と同程度まで軽減する。

助成の負担は市町と折半する方針で、
協力を得られた市町に住む患者を対象に2015年度から始める。

県によると、末期がんは厚生労働省の「特定16疾病」に指定されており、
40歳以上は訪問介護サービスの自己負担が1割となっている。

また、20歳未満も小児慢性特定疾患の対象で、介護ベッドなどの日常生活用具購入に
対する支援がある。

40歳以上が入浴や食事、タオルで体を拭くなどの介助サービスを週3回受けた場合、
介護保険の適用により自己負担は1割の月約6千円。

しかし20~39歳が同じサービスを受ける場合、医療保険の適用となって割高になる上、
自己負担は3割で、月約4万4千円を支払う必要がある。

県によると、県内でがんが原因で亡くなる人のうち20~39歳は1%程度。
2010年の全国調査によると、約8割が自宅療養を希望しているという。

県は年齢にかかわらずターミナルケア(終末期医療)の充実を図るため、
40歳以上との差額を埋める新制度を創設。訪問介護への助成は週3回を上限に検討するという。

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この記事へのコメント

素晴らしいです
愛知も 取り組んで欲しいです

全く お金がなければ 生活保護が受けれるけど
中途半端な小金持ちが 一番 苦しいです

特定疾患 難病疾患に指定されている病気ならば 医療費が 無料なんですが
原因不明で 同じように 寝たきりに なっているのに 医療費は 無料になりません
こちらの方の方が 支援を 多く必要と考えられるのに…

実に 不平等で 歯がゆいです

Posted by 宮ちゃん at 2015年02月07日 07:37 | 返信

今回介護報酬が見直され施設に入るお金は減るがサービスの基本料金が下がり、現場で働く職員の賃金が上がる(常勤職員で月12000円程度引き上げを狙う)
質向上を図る事業者には様々な報酬が加算される。
介護の内容も見直され介護の必要度によって料金が変わるがその分手厚い介護が受けられる。(不正のないよう監督もしてもらいたいですが・・)
介護保険料の値上げも月¥5800から¥5550に抑えられる。
所得に応じた軽減措置も拡大される。(読売新聞2/7朝刊)

それに加え「末期がん(余命6カ月以内)と診断された20~39歳の患者の在宅療養を支援するため、兵庫県が訪問介護の費用負担に乗り出す方針を固めた」ことは県の意識の高さがうかがえると思います。

「声をあげた人がいた」としか思えません。
民主国家である以上声を上げなければ損をする。
その声が届く政治が更に強化されることを願うのみです。
(その努力が世界をも変える・・と信じてやみません・・)

Posted by 桜 at 2015年02月07日 12:09 | 返信

各地
で 違いますね。
医療

格差
とても
かなわん?
おぎようこ

Posted by おこらんど at 2015年02月07日 01:48 | 返信

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