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役人の近藤誠氏とダブル講演
2015年02月09日(月)
昨日は、愛媛県西条市の近藤誠氏とタブル講演した。
愛媛県大洲市の会場には、300人も集まってくれた。
近藤氏との共著本も大いに売れた。
愛媛県大洲市の会場には、300人も集まってくれた。
近藤氏との共著本も大いに売れた。
2月9日(月) 近藤誠氏とダブル講演しました
昨日は、愛媛県で近藤誠氏とダブル講演しました。
近藤氏は、愛媛県西条市のお役人さん。
認知症ケアに大変造詣の深い友人です。
実は、昨年末に発売された近藤誠氏との共著
「家族よ、ボケと闘うな!誤診、誤処方だけけの認知症医療」
という本が1ケ月で5刷りになり多くの支持を頂いています。
内容は、タイトルに書いてあるとうり。
表紙の「ハシビロコウ」という鳥は、動かない鳥として有名です。
しかし肝腎な時には動く見た目よりずっと考えている哲学的な鳥。
実はハシビロコウのような認知症の方が多いのです。
しかし家族に無理やり病院に連れていかれて薬を飲まされ、
転倒して骨折して入院を契機に、寝たきり、胃ろうへ・・・
家族が下手に闘ったために平和な本人の人生の最終章が
本人のかつての希望と正反対になった人を沢山診てきました。
そうした想いから近藤誠さんと往復書簡を記した本ができた。
昨日のダブル講演はいわば出版記念講演のようなものでした。
なんと300人もの方が会場に来られて、ビックリしました。
これは大洲市にしては大変な人数だそうです。
認知症について、がんについて、尊厳死についていろいろな
お話をして最後にみなさんんでグループワークもしました。
愛媛県には何度も来ていますが一番賑わった会になりました。
もちろん現場と掛け持ちの身なので日帰り。
毎度のことですが、不思議なことが起こりました。
2件のお看取りがありました。
1件は午前6時台で、2件目は午後7時台。
飛行機に乗る前に看取り、飛行機から降りたらまた看取りへ。
どうしてこんなになってしまうのでしょうか?
私はすべての在宅患者さんのファーストコールを持っています。
24時間、365日携帯電話から離れることは一切ありません。
たとえ海外出張中でも、携帯電話には出ます。
昨年11月にはアメリカのシカゴに1週間、学会出張しました。
ファーストコールは私ですが、もちろんセカンドコールの医師にも
お願いして万全のバックアップ体制を整えて海外に出ました。
週に2例くらいの割合で在宅お看取りがあるのですが、出張中の
1週間はたいへん珍しいことに、看取りはゼロでした。
しかし帰国した途端に本当に携帯電話が鳴り始めました。
尼崎に着いた瞬間からその晩に3人の旅立ちがあったのです。
なんだか私を待ってくれていたようで、不思議な気分でした。
しかも時差ボケもあったので、眠らなくても平気な夜でした。
昨日も、まったく同じで、2人とも私を待っていたかのようでした。
「平穏死・10の条件」も2012年元旦のお看取りから話が始まる。
本当にどうしてかまったく分りませんが、不思議なことが続きます。
昨日は、愛媛県で近藤誠氏とダブル講演しました。
近藤氏は、愛媛県西条市のお役人さん。
認知症ケアに大変造詣の深い友人です。
実は、昨年末に発売された近藤誠氏との共著
「家族よ、ボケと闘うな!誤診、誤処方だけけの認知症医療」
という本が1ケ月で5刷りになり多くの支持を頂いています。
内容は、タイトルに書いてあるとうり。
表紙の「ハシビロコウ」という鳥は、動かない鳥として有名です。
しかし肝腎な時には動く見た目よりずっと考えている哲学的な鳥。
実はハシビロコウのような認知症の方が多いのです。
しかし家族に無理やり病院に連れていかれて薬を飲まされ、
転倒して骨折して入院を契機に、寝たきり、胃ろうへ・・・
家族が下手に闘ったために平和な本人の人生の最終章が
本人のかつての希望と正反対になった人を沢山診てきました。
そうした想いから近藤誠さんと往復書簡を記した本ができた。
昨日のダブル講演はいわば出版記念講演のようなものでした。
なんと300人もの方が会場に来られて、ビックリしました。
これは大洲市にしては大変な人数だそうです。
認知症について、がんについて、尊厳死についていろいろな
お話をして最後にみなさんんでグループワークもしました。
愛媛県には何度も来ていますが一番賑わった会になりました。
もちろん現場と掛け持ちの身なので日帰り。
毎度のことですが、不思議なことが起こりました。
2件のお看取りがありました。
1件は午前6時台で、2件目は午後7時台。
飛行機に乗る前に看取り、飛行機から降りたらまた看取りへ。
どうしてこんなになってしまうのでしょうか?
私はすべての在宅患者さんのファーストコールを持っています。
24時間、365日携帯電話から離れることは一切ありません。
たとえ海外出張中でも、携帯電話には出ます。
昨年11月にはアメリカのシカゴに1週間、学会出張しました。
ファーストコールは私ですが、もちろんセカンドコールの医師にも
お願いして万全のバックアップ体制を整えて海外に出ました。
週に2例くらいの割合で在宅お看取りがあるのですが、出張中の
1週間はたいへん珍しいことに、看取りはゼロでした。
しかし帰国した途端に本当に携帯電話が鳴り始めました。
尼崎に着いた瞬間からその晩に3人の旅立ちがあったのです。
なんだか私を待ってくれていたようで、不思議な気分でした。
しかも時差ボケもあったので、眠らなくても平気な夜でした。
昨日も、まったく同じで、2人とも私を待っていたかのようでした。
「平穏死・10の条件」も2012年元旦のお看取りから話が始まる。
本当にどうしてかまったく分りませんが、不思議なことが続きます。
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この記事へのコメント
患者さんは長尾先生を心から信頼されて命を預けていると思います。あの世への旅立ちは長尾先生に立ち会っていただきたいと思います。いち訪問看護師の私にも、不思議なことは度々ありますね。死は敗北ではないと日々思いながら目の前の方に接するようにしています。しかしやはり、医者が患者の命をむやみやたらと引き延ばしているような気がしてなりません。最近、よくわからなくなっています。例え100歳で寝たきりの方でも生きたい!という方もいます。いつ死んでもいいんや〜〜という方でも、いざとなればやっぱり生きたい!助けてくれ。と言う…。療養型病床で食べられないからレビンや胃瘻。誤嚥性肺炎を起こしたり、尿路感染、脱水…。そうなると、抗生剤投与点滴…。本人の意思など全く関係ありません…。分をわきまえず、上司の院長に「虚しくありませんか…?」と言ってしまいました…。先生は、「俺を責めるな。俺にどうせ〜と言うんや!ほっとけと言うんか?見殺しにせよとお前は言うのか?虚しくても目の前に患者がいたら何とか最低限のことをするのが医者じゃ!虚しいなどと言う感情は区別しろ!」
長々と…。失礼いたしました。分をわきまえず生意気なことを言ってしまったことは謝りましたが、モヤモヤしています。
Posted by 轡見 英子 at 2015年02月11日 11:21 | 返信
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