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やよい会で「蛍」を歌う
2015年03月08日(日)
昨日は、「やよい会」という当院のイベントもありました。
とっても大切な時間を、とっても大切な人たちと過ごしました。
最後に、心をこめて「蛍」を歌いました。
とっても大切な時間を、とっても大切な人たちと過ごしました。
最後に、心をこめて「蛍」を歌いました。
3月8日(日) 今日だけは泣いてもいいですか?
昨日は、長尾クリニック主催の「やよい会」でした。
この会は在宅医療で関わって旅立たれた方を介護された家族
と当院のスタッフの交流会で毎年3月(弥生)にしています。
この2年間に旅立たれた方のご家族に連絡を差し上げたら
40名位の方から「出席」とのお返事を頂きました。
そして、昨日当院のスタッフが自由に語り合いました。
グループワークの中、私は参加者全員を回りました。
顔を思い出すのに少し時間がかかる家族もいますが、
いったん思い出せば、あとは走馬灯のように蘇ります。
冗談交りですが、お叱りの声も受けました。
もっとこうすればよかった、なんて反省もできました。
家族の声を直接聞くことで、私たちも成長できます。
100人いれば100とうりの物語があります。
ひとつひとつの物語、そしてその後の物語を語り合って
いるうちに自然に涙が溢れてきました。
自分でも不思議ですが、スタッフはもっと泣いていました。
今日だけは泣いてもいいですか?という感じでしょうか。
私たちも、本当は辛いのです。
私たちスタッフは全参加者を知ってますが、参加者同士は
もちろん初対面なので私たちが紹介するという場面もありました。
なんやかんやで語り合っていたらあっと言う間に2時間が過ぎた。
死んだら終わり、では無い。
死んでからがご縁の始まり。
いつもスタッフにそう言いきかせています。
しかし忙しさにかまけて普段はグリーフケアが十分にできていない。
そんな中、「やよい会」と命名しておくと、自然にその時期が来ます。
季節が巡ることに感謝しています。
旅立たれた方の魂が、会場中に飛び回っていたはずです。
まるでホタルのように。
というわけで最期にサザンの「蛍」を歌いました。
司会者も泣いてしまいました。
ご家族に癒されたのは私たちのほうかもしれません。
振り返りは、家族にとっても私たちにとっても緩和ケアなのです。
泣いて、笑っているうちに、また1年経ったのだ、と思いました。
正確には、1年歳を取ったのですね。
「みんな、長生きして来年もお会いしましょうね!」と別れました。
今朝も、早朝からまた、新たなお看取りです。
来年の「やよい会」でまた会えるのでしょうか。
今日も1日、走り回っていたのでこれを書くのが夜になってしまいました。
昨日は、長尾クリニック主催の「やよい会」でした。
この会は在宅医療で関わって旅立たれた方を介護された家族
と当院のスタッフの交流会で毎年3月(弥生)にしています。
この2年間に旅立たれた方のご家族に連絡を差し上げたら
40名位の方から「出席」とのお返事を頂きました。
そして、昨日当院のスタッフが自由に語り合いました。
グループワークの中、私は参加者全員を回りました。
顔を思い出すのに少し時間がかかる家族もいますが、
いったん思い出せば、あとは走馬灯のように蘇ります。
冗談交りですが、お叱りの声も受けました。
もっとこうすればよかった、なんて反省もできました。
家族の声を直接聞くことで、私たちも成長できます。
100人いれば100とうりの物語があります。
ひとつひとつの物語、そしてその後の物語を語り合って
いるうちに自然に涙が溢れてきました。
自分でも不思議ですが、スタッフはもっと泣いていました。
今日だけは泣いてもいいですか?という感じでしょうか。
私たちも、本当は辛いのです。
私たちスタッフは全参加者を知ってますが、参加者同士は
もちろん初対面なので私たちが紹介するという場面もありました。
なんやかんやで語り合っていたらあっと言う間に2時間が過ぎた。
死んだら終わり、では無い。
死んでからがご縁の始まり。
いつもスタッフにそう言いきかせています。
しかし忙しさにかまけて普段はグリーフケアが十分にできていない。
そんな中、「やよい会」と命名しておくと、自然にその時期が来ます。
季節が巡ることに感謝しています。
旅立たれた方の魂が、会場中に飛び回っていたはずです。
まるでホタルのように。
というわけで最期にサザンの「蛍」を歌いました。
司会者も泣いてしまいました。
ご家族に癒されたのは私たちのほうかもしれません。
振り返りは、家族にとっても私たちにとっても緩和ケアなのです。
泣いて、笑っているうちに、また1年経ったのだ、と思いました。
正確には、1年歳を取ったのですね。
「みんな、長生きして来年もお会いしましょうね!」と別れました。
今朝も、早朝からまた、新たなお看取りです。
来年の「やよい会」でまた会えるのでしょうか。
今日も1日、走り回っていたのでこれを書くのが夜になってしまいました。
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この記事へのコメント
逝かれてから
の
ご縁
いいですね。
おぎようこ
おこらんど
墨あそび詩あそびついあそび
Posted by おぎようこ at 2015年03月09日 07:49 | 返信
apital 1999号(2015.10.11)を読みました。
日付けが異なってしまいますが、プレ最終号への書き込みに相応しいページをどちらにしようか
と、私が選ぶ相応しいページは、こちらにしました。
映画"永遠のゼロ"テーマ曲でもある、サザンの「蛍」を歌われたという、「やよい会」は仏教で説く
供養の場でもある、と感じました。
医療者として、その時にBestだと思い行ってきた行為や診断が、死者にとっては果たして、
どうだったのかを聞く術もなく、数学のように明確に割り切れる答えが出る、というものでもなく、
やはり残るのは、人が亡くなった、という事実。「誠意を尽くしましたよ」と自他ともに認める中身
の日々であったとしても、どこか憂いを帯びた気持ちが残る。平穏死を説き実践し、社会にも認知
された立場であっても、一抹の寂しさが蓄積されているように読み受けました。
今日の1999号Dr.和.Nagao'sメッセージ
『後悔しない満足できる医療を受けて欲しい』
私の心の芯の部分には、しかと届きました。
そして、お別れメッセージのようで寂しくなりました。
なんだか泣きそうです。
「蛍」歌詞 : 抜粋
涙見せぬように
笑顔でサヨナラを
また逢うと約束したね
Posted by もも at 2015年10月11日 11:04 | 返信
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