このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
GWが終わる
2015年05月06日(水)
GWが終わる。
普段できないことに取り組めた。
天候に恵まれたことに感謝する。
普段できないことに取り組めた。
天候に恵まれたことに感謝する。
いくつかの命題について考えた。
1 医学の歴史
医聖ヒポクラテスは「患者に決定権を与えてはいけない」と医師を戒めた。
それから2400年後、医学は殺戮の時代から治療成績が格段に向上して
インフォームドコンセントが謳われるようになった。
自己決定と治療成績は相反することは医学史が証明している。
2 老荘と親鸞と禅について
老荘は、親鸞と禅にかなり影響を及ぼしていることが分かった。
小乗仏教の素晴らしさと、一方、親鸞の思想も。
親鸞は釈迦の死後を、正法、像法、末法(2000年以降)に分類した。
現在、釈迦の入滅後、約2400年が経過しているので末法の時代にある。
末法とは「教えはあるが、行じる者もいない」時代で1万年も続くという。
多剤投与もか過剰医療も末法の中での出来事と理解すれば納得できる。
地域包括ケアは、末法の中の「光明」になる得るか?時代が楽しみ。
3 医療否定本について
近藤誠に続き内海聡の「薬が人を殺している」を読む。
いいことも言っているのだが、完全な間違いもあり、実にモッタイナイ。
一例をあげるならば胃薬の項目は完全に間違っているが素人には分らない。
抗がん剤に関しても、ALK融合遺伝子異常に対するザーコリ以降の
現実を知らないようで勉強不足。近藤誠氏と同様、思考停止していた。
近藤氏は乳がんに特化して、内海氏は精神科に特化すれば良かったのに
それができないのが「業」なのか。
たしかに末法医療の観点からは、何でもあり、の時代である。
医療否定本は過剰医療に対する「極」の形成で、時代の要請ではあろう。
4 がん医療について
EGFR遺伝子とイレッサ、そしてALK融合遺伝子とザーコリの発見は、
がん医療において革命的なイベントである。
今後、臓器別がん治療から、遺伝子別がん治療に確実に移行する。
拙書「抗がん剤が効く人、効かない人」(PHP社)に書いたことに間違いない。
ただし、分子標的薬もいつかは二次無効となり、”やめどき”が来る。
従って拙書「抗がん剤10のやめどき」で述べた内容は、一切変わらない。
5 世間の動向につて
戦後70年の節目にこれからも敗戦国であることを米国議会で改めて誓わされた。
一強多弱はさらに加速して、言論統制の果実を得て、もはや操縦不能の域にある。
極めて危険な状態。
既に戦争は始まっていると認識すべき。テロの確率が高まったので、覚悟が必要。
野党に期待するのではなく、与党内の良識派に期待するほうが現実的である。
箱根火山の3000年ぶりの動向は、政局を暗示している。
神様の国はキリスト対イスラムの争いから完全に距離を置き、「空」であるべき。
6 そんな中で、「ビリギャル」をどう位置づければいいのか?
お受験に何の意味があるのか?
有村もいいが、彼女の友人3人の動向(映画の中)のほうが気になる。
7 賢者と長寿
ブッダ 80歳。
親鸞 90歳。
あの時代に、なんて長生きなんだろう。
現在に換算すれば、120から130歳まで生きたことになる。
8 答えはすべて「荘子」の中にある!
NHKテレビテキスト5月号「荘子」(500円)にすべての答えがある。
それを実行する法として、ブッダの原始仏教がある。
救急医療の大切さを学んだGWでもあった。
医療の原点は、救急にある。
救命(延命ではない)と調和が、医療が求める「道」。
1 医学の歴史
医聖ヒポクラテスは「患者に決定権を与えてはいけない」と医師を戒めた。
それから2400年後、医学は殺戮の時代から治療成績が格段に向上して
インフォームドコンセントが謳われるようになった。
自己決定と治療成績は相反することは医学史が証明している。
2 老荘と親鸞と禅について
老荘は、親鸞と禅にかなり影響を及ぼしていることが分かった。
小乗仏教の素晴らしさと、一方、親鸞の思想も。
親鸞は釈迦の死後を、正法、像法、末法(2000年以降)に分類した。
現在、釈迦の入滅後、約2400年が経過しているので末法の時代にある。
末法とは「教えはあるが、行じる者もいない」時代で1万年も続くという。
多剤投与もか過剰医療も末法の中での出来事と理解すれば納得できる。
地域包括ケアは、末法の中の「光明」になる得るか?時代が楽しみ。
3 医療否定本について
近藤誠に続き内海聡の「薬が人を殺している」を読む。
いいことも言っているのだが、完全な間違いもあり、実にモッタイナイ。
一例をあげるならば胃薬の項目は完全に間違っているが素人には分らない。
抗がん剤に関しても、ALK融合遺伝子異常に対するザーコリ以降の
現実を知らないようで勉強不足。近藤誠氏と同様、思考停止していた。
近藤氏は乳がんに特化して、内海氏は精神科に特化すれば良かったのに
それができないのが「業」なのか。
たしかに末法医療の観点からは、何でもあり、の時代である。
医療否定本は過剰医療に対する「極」の形成で、時代の要請ではあろう。
4 がん医療について
EGFR遺伝子とイレッサ、そしてALK融合遺伝子とザーコリの発見は、
がん医療において革命的なイベントである。
今後、臓器別がん治療から、遺伝子別がん治療に確実に移行する。
拙書「抗がん剤が効く人、効かない人」(PHP社)に書いたことに間違いない。
ただし、分子標的薬もいつかは二次無効となり、”やめどき”が来る。
従って拙書「抗がん剤10のやめどき」で述べた内容は、一切変わらない。
5 世間の動向につて
戦後70年の節目にこれからも敗戦国であることを米国議会で改めて誓わされた。
一強多弱はさらに加速して、言論統制の果実を得て、もはや操縦不能の域にある。
極めて危険な状態。
既に戦争は始まっていると認識すべき。テロの確率が高まったので、覚悟が必要。
野党に期待するのではなく、与党内の良識派に期待するほうが現実的である。
箱根火山の3000年ぶりの動向は、政局を暗示している。
神様の国はキリスト対イスラムの争いから完全に距離を置き、「空」であるべき。
6 そんな中で、「ビリギャル」をどう位置づければいいのか?
お受験に何の意味があるのか?
有村もいいが、彼女の友人3人の動向(映画の中)のほうが気になる。
7 賢者と長寿
ブッダ 80歳。
親鸞 90歳。
あの時代に、なんて長生きなんだろう。
現在に換算すれば、120から130歳まで生きたことになる。
8 答えはすべて「荘子」の中にある!
NHKテレビテキスト5月号「荘子」(500円)にすべての答えがある。
それを実行する法として、ブッダの原始仏教がある。
救急医療の大切さを学んだGWでもあった。
医療の原点は、救急にある。
救命(延命ではない)と調和が、医療が求める「道」。
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
この記事へのコメント
ゴールデンウイークって、介護職にとっては何?あるの?いるの?誰のためのもの?
Posted by 社会福祉士河本健二 at 2015年05月07日 09:43 | 返信
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: