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報道特集で「つどい場さくらちゃん」が紹介されました

2015年05月10日(日)

昨夕の、報道特集でNPO法人「つどい場さくらちゃん」の活動が紹介された。
代表の丸尾多重子氏が、どんな経緯で認知症家族の支援活動をされてきたのか、
99歳の有岡富子氏が人生の最終章をどのように過されたのかが良く分かった。
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たくさんのメールやFB上に感想をお寄せ頂き
この場をお借りして深く感謝申し上げます。

私はパンツ一丁で化粧をしているシーンや下手なカラオケシーン
が使われていて本当にお恥ずかしい限りだ。

長い間、カメラが入っていたのでどの部分を使うのか分らない。
しかし、つどい場の活動に関わらせて頂いているので、嬉しい。

実は、私も放送をリアルタイムでは見られなかった。
しかしYou Tubeにアップされた。

約25分間の特集番組、
つどい場に興味のある方はご覧になって欲しい。→こちら

昨夜は、夜遅くつどい場にお邪魔していろな人と、
深夜までおしゃべりをしていた。

以下、頂いた感想の一部を貼りつけさせて頂く。

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今日の報道特集拝見しましたー!
 
 現在84歳の父が2年前から認知症の施設でお世話になっているので、色んな事が手に取る様に理解できました。
 
 『住み込みで働くとこ見つかったけど行く?』って聞いたら喜んで『行く!』と返事がきたので、今も楽しく施設で
 働いて(笑)います。
 
 先日、その父を連れて○○に2泊3日で帰省してきました。○○からは弟夫婦や父の妹夫婦等と7人で。
 ○○では叔父・叔母・いとこ達5人と合流して12人の貸し切りバス旅行でした。  
 父は初日の夜に調子に乗って飲み過ぎ、2日目からは車椅子がないと足がもつれて歩けない状態になりました。
 
 それでも連れて行って本当に良かったです!直ぐに忘れてしまうので一瞬ではあるけれど父は嬉しそうでしたし、
 何より、私達全員も幸せなひと時でした。
 
 父が元気な姿で皆と会えるのは本当に最後かも知れないと思うと余計に行って良かったです。
 途中、救急車要るかなー?と思う様な場面もありましたが、何が起きてもそれが父の人生!と思うと
 何も怖くなかったです。そして何より親戚の皆が一緒に居るから、今ここで父に何が起こっても怖くない!と
 思えた事が心強かったです。
 
 あのおばあちゃんの様に、家のベッドで最後を迎えさせてあげたい気持ちはありますが、何かあったら多分
 施設から病院へ移されるでしょうが、余計な手術や薬は止める様先生に言おうね!と云う事は今から弟と決めています。
 
 今日の報道特集を見て、認知症でも皆と同じように旅行に行ったり、店に食事に行ってもいいんですよー!
 と云う事だけでもが伝わればいいですね!別に認知症は怖くないですから…。同じ人間ですから…。(^0^)/
 
 -追伸ー
  先生、妙にあのブルーの衣装とカツラと化粧が似合ってましたね!キムタクにはちょっと負けてましたが…(笑)

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素晴らしかったです!大変感動しました!ありがとうございます!

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センセー!カッコ良かったあ〜!♡ 中居クンの番組の全国ネットな先生も素敵ですが、
今日の放送も普段の診療場面がうかがえて、感激しました!♡

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長尾先生の特技を拝見したら、カラオケ大事と思いました!
外せませんよ。きっと(笑)

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富子さんの看取り感動的でした。長尾先生の歌謡ショウもなかなかで。

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先生!!やっぱ最高です!! まだまだ、足元にも及んでいなかかったことを 改めて痛感しました。\(^o^)/
まずはカラオケに通います(・・;) そこと違いましたっけ??(^^♪

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長尾さんも、役者、ですね。
 つどいの場、すばらしい、です。

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長尾先生、テレビでしゃべるよりも、
このドキュメンタリーの方が数段先生らしかったですね!

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一杯やりながら、やっぱりロシアのプーチンはKGBだと思っていたら、認知症の
テーマに代わっていました。
 昨年まで4年間、医師として認知症担当だったので、興味を持って見てい
たら長尾先生が現れたので驚きました。
 実は一昨年ぐらいより病床不足・養護老人施設の不足(国の政策ミスだと僕は思っ
ていますが・・)を理由に厚労省は、終末を在宅見守りへと方針転換しました。
 いろいろややこしい話はありますがそんな事はどうでもいいので、実際、
長尾先生には驚くとともに感動しました。

 私は、30年ほど前、医師を始めましたが当時は大学病院でも再発癌患者を
普通に受け入れていました。その方々の主治医を受け持つのが主に、卒後
1・2年目の医者でした。私も多くのことを学びながら担当させていただき、その後の
医師活動の基礎となるものを多々得させてもらいました。
 その中で、痛切に感じたのは人の死でした。死亡宣告をし、死亡診断書を書けるの
は、医師だけだとゆうことです。

 その後も、医師として10年以上過ごしましたが、医師として充実した日々を送る
とともに、死と向き合うのに疲れてきました。(今日の番組のような穏やかなもので
はなく、ほとんどが、様々な苦痛に満ちたものでした)

 その後、父の跡を継ぎ、開業医となりましたが理由の1つとして人の死からの逃避
あったようにも感じていました。
 昨年、父が老衰(私が経験したことのない穏やかな死でした)で逝き、今日の長尾
先生の活躍を見て表現できない感情が湧いてきました。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

録画で再度見ました。
コメンテータでTVに出演している長尾先生はとてもぎこちないですけど、
この番組では自然体で彼らしく映っていたと思います。
彼の素晴らしいところは重篤な話題でも患者さんやご家族と冗談が言える
までに人間関係を築いているところじゃないでしょうか。
もちろんそれ自体を是としないお医者さんもいるでしょうけどね。

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この記事へのコメント

はじめまして。

昨日の報道特集、拝見させて頂きました。
今年に入って脳血管性の認知症(軽度と中度の間でしょうか?)の母に降りかかるさまざまの中で
最近、お二人の存在を知りブログ、「ばあちゃん 介護施設を間違えたらもっとボケるで」
を拝読いたしました。
母親はバツイチ弟と同居しておりますが、遠くに嫁いだ私と同様、何の役にも立っていません。
同じ屋根の下にいるだけでも介護かもしれませんが・・・
どう母親に接していいのかがわからないといってます。
くも膜下出血、硬膜下血腫などから何度も命拾いをした母の生は
私たち姉弟に「まなびと気づきを持て」とのメッセージなのだと
今になって痛切に感じています。

今週、老健入所のために帰省します。
各方面のお力を借りれば在宅でも可能な気もしますが、弟自身が自分のことに手一杯で
「母親の面倒は見られない」といいます。
今回の帰省では弟とはもっと深く話し合いをしてまいります。
選択肢として反対意見の多い「呼び寄せ」を夫や義母と相談し、
母親の気持ちを一番に大事に今後をと考えております。
「田舎の親を都会へ呼び寄せるはいかがなものか」
が前提(何故に都会と限定?)の記事が多いのには笑えます。
母の場合は中都市から関東圏の田舎へとなります。
何ごともやってみないことにはわかりません。

私にはやりたいことがあります。
「からだとこころにやさしいごはんやさん」です。
福祉系の資格は何もありませんが、赤ちゃんからお年寄りまでが
あったかいごはんを食べに来て頂ける、そんなちいさいちいさい
「つどい場さくらちゃん」実現させます。

おふたりとのご縁に感謝いたします。ありがとうございます。

Posted by さと at 2015年05月10日 01:59 | 返信

つどい場さくらちゃん♪ 本当にすごいです
最期まで 笑顔で…最期まで食べて…本当に幸せですね
看取りまで やっちゃう丸尾さんと 仲間たちがすごいです

いろんな施設があって お城みたい?ホテルみたい?…なとこもあって…
見かけに 騙されるな!ですよね

やっぱり どこまでも 人間です
人間が作るんですよね…丸尾さんの人柄に みなさんが 吸い寄せらせるんですよね

長尾先生の オン ステージ…
最高です

Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2015年05月10日 07:05 | 返信

報道特集をリアルタイムで見られず YouTubeで拝見しました
ただただ涙が止まりませんでした
毎日 看護師として働いていますが いろいろなことに追われて本当に「生きる」ことと向き合えていない自分がいます
ふつふつと何かが湧いてきました
それが何か じっくり向き合っていきます

Posted by なほ at 2015年05月10日 07:58 | 返信

私は、見逃さないように、机にメモを書いて・・。

長尾先生の「尊厳死」の番組が往々にして中途半端なのに、こちらは、たっぷりと正面から取り組んでいて、まず良かった。メディアがシッカリ取り上げて下さったのは、それだけニーズと関心が高いと考えて良いのでしょうね。

丸ちゃんのお話は、吹田の公開講座にお見えいただいたり、書物も読ませていただいたりで、かなりは承知していたつもりでしたが、流石に映像は説得力がありますね。

こうしたマスコミの発信が大きな力になっていけば良いと願うばかりです。以上

Posted by 小澤 和夫 at 2015年05月10日 09:41 | 返信

皆がいつでも集まれる場、ほしいと思っていました。
今、介護の仕事をしています。
つどい場さくらちゃんの様な場を私の島でもつくりたいです。
ありがとうございます!!

Posted by ヨナハ at 2015年05月11日 01:10 | 返信

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