『健康な間に介護施設を見学』

介護施設や医療機関が、健康な時に見学体験や予防啓発への協力が出来れば、健康長寿への行動変容に繋がります。

　　　百聞は一見（一体験）にしかず

＞＞＞
健康な間に介護施設を見学　明石の高齢者大学受講生
2015/5/20
http://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/201505/0008041368.shtml

　兵庫県の明石市立野々池コミュニティ・センター（沢野１）を拠点に活動する「高齢者大学マスターカレッジ野々池」の受講生らが１９日、大久保町大窪の介護老人保健施設「恵泉」などを見学した。高齢者の生活を支える施設を元気なうちに訪ね、特徴などを学ぼうと初めて企画され、６０～８０代の約３０人が参加。メモを取りながら話を聞く人の姿も見られた。

　同カレッジで昨年、認知症や介護をテーマにした講座を開いた際に、講師から「健康な間に高齢者施設を見学してみては」との提案を受けたことがきっかけ。受講生の意向を聞いたところ、希望が多かったため実施した。

　参加者は、リハビリに重点を置き自宅に戻ることを目指す「介護老人保健施設」、介護が必要でない状態でも入居できる「ケアハウス」、終身利用が可能な「特別養護老人ホーム」を、３班に分かれて見学。職員から各施設の特徴や費用などの説明を受け、居室やリハビリ室などを回った。

　中には、市街地へのアクセスや家族が宿泊できるのかなど、詳しく質問する人も。女性（６７）は「ケアハウス（という形態）は知らなかった。いい勉強になりました」と話していた。