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食道がん放置療法
2015年05月23日(土)
2年以上がん治療放置=リンパ節に転移―新潟県立中央病院
時事通信 5月22日(金)16時19分配信
男性は2012年10月、下咽頭がん治療のため同病院耳鼻咽喉科に入院。同月、内科で内視鏡検査し食道でもがんが発見された。下咽頭がんの治療を受け同年12月に退院したが、食道がんについては耳鼻咽喉科、内科いずれの医師も他科で治療が行われると思い込み放置していたという。
今年3月下旬に下咽頭がんの経過観察でコンピューター断層撮影(CT)検査を行った際、食道がんが未治療であると発覚。同病院は原因について「内科医による主治医(耳鼻咽喉科)への内視鏡検査結果の報告が不十分だった」としている。
膵臓癌の診断の遅れでも、4000万円の賠償命令が出ている。→こちら
これも弁護側証人として放置療法の提唱者を呼べばよかったのに。
悪性なのに良性と誤診…がん性腹膜炎で死亡 患者側と国立病院機構が4千万円で和解
国立病院機構大阪南医療センター(大阪府河内長野市)に入通院し、平成22年にがん10+ 件性腹膜炎で死亡した当時50代の府内の女性の遺族らが「担当医の誤診で死亡した」として、機構と担当医に計4千万円の損害賠償を求めた訴訟があり、機構と担当医が請求額と同額の解決金4千万円を支払う内容で大阪地裁(野田恵司裁判長)で和解が成立したことが21日、分かった。4月20日付。
訴状などによると、女性は17年7~8月、センターで検査を受け、膵臓(すいぞう)にできた嚢胞(のうほう)(液体がたまる袋)について、担当医から良性の「膵仮性(すいかせい)嚢胞」と診断された。女性は経過観察のため、その後も数カ月ごとに血液検査などを繰り返したが、22年3月の検査でがんであることが判明した。
しかし、女性が摘出手術を決意した直後に嚢胞が破裂し、腹部にがん10+ 件が拡散。同年4月に府内の別の病院で手術を受けたものの、余命半年と宣告され、10月に死亡した。
訴訟10+ 件で遺族側は、17年当時の検査結果から、嚢胞を良性と判断したのは担当医の誤診だったと主張。漫然と経過観察するのでなく、悪性の可能性を考慮して嚢胞を切除するなどの適切な医療行為をしていれば、死亡は回避できたと訴えていた。
一方、機構側は「当時の医学的知見からすれば担当医の診断は妥当だった」と反論。誤診を否定し、争う姿勢を示していた。
大阪南医療センターは取材に「コメントすることはない」としている。
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食道がんや膵臓がんは、厳しいがんだ。
なのに、厳しい判決が出ている。
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