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コウノメソッドがスーパーJチャンネルでも紹介

2015年06月10日(水)

先週は、河野ウイークであった。
週刊誌やTVでコウノメソッドが紹介された。
実践医が300人を超えたという。
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スーパーJチャンネルの報道内容
以下、河野先生のブログから転載

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スーパーJチャンネル報道内容掲載
キャスター:物忘れがひどくなったと思ったら要注意。でも認知症は早期発見すれば予防できるのです。年間2500人の患者が駆け込む診療所の治療とは。
 
ナレーター:もはや他人ごとではない。現在認知症高齢者の数は、およそ500万人。
患者の娘(NFCL待合室で):お母さんどこ行くの?こっちだよ。患者:デイサービスなんて絶対いきませんよ! 娘:行くって言ったじゃないの、この間。
 
ナレーター:(朝田先生画像)こんな中、注目されているのが軽度認知障害。4年以内におよそ半数以上が発症すると言われている認知症予備軍。その数も400万人を超えているのだ。
 
(コグニサイズ画像)しかしこの軽度認知障害患者のおよそ6割が正常値まで回復したと言う驚きの認知症予防法がある。
 
(畑下先生画像)さらに最先端医療が認知症の未来を変える? 畑下:認知症は治らない病気ではなくなると思います。
 
(NFCL待合室)そして全国から年間2500人以上の患者が訪れる診療所。娘:烈火のごとく怒りだして物を投げるんですよ。(河野診察画像)ここは認知症高齢者を介護する家族の駆け込み寺。認知症の介護が劇的に変化するというのだ。
 
河野:周辺症状と言われる怒りっぽいとか、そういう状態は非常によく治せますので。
 
(患者と息子の笑顔画像)もはや認知症は怖くない。今日は、いまや大きく変化を遂げる認知症対策の大特集。
CM
① 元週刊朝日編集者(63)へのインタビュー。3年前から記憶障害、2年前に受診。(朝田)軽度認知機能障害という診断をしております。(以下略)
 
② 横浜YMCA学院でのコグニサイズ 軽度認知障害者が1と6のときだけ枠の外へ足を出す足踏み運動。有酸素運動と計算・しりとりをなど頭を使う作業を組み合わせたもの。国立長寿医療研究センターが発案し、去年神奈川県が半年間行ったプログラムで軽度認知障害18人中11人が正常レベルに回復。
 
③ 湘南厚木病院でのアミロイドPET:アルツハイマー型認知症を早期発見できる機械。モニターにアミロイドが映る。発症15年前から兆候がわかる。βアミロイドを除去する新薬:(畑下)あと5年もあれば、もし効果があればこれも市場に出回ってきます。治らない病気ではなくなると思います。
 
ナレーター ここで認知症の今にもう一度目を向ける。もっとも困難な問題とされるのが、介護での苦しみだ。3年ほど前に認知症を発症したと言う79歳の女性。いっしょに暮らす娘は。
 
娘:最近ちょっと錯乱すると自分がどこにいるかわからないから。飼っている犬が(わからなくて)野良犬がいるとか、昼間(私は)仕事しているので、こっちも精神的に落ち着きたいなっていうのが。
 
ナレーター:暴力や幻覚、さらに徘徊。それらが認知症高齢者といっしょに暮らす家族を苦しめるのだ。そんな中多くの認知症患者の家族が最後の頼みの綱として尋ねてくる診療所が、名古屋市にある。全国から患者と家族が殺到。最新の認知症治療とは。
この診療所に足を運ぶ認知症患者とその家族は、年間2500人以上。予約は2か月先まで埋まっている。
 
デイレクター:今日どちらからいらっしゃった? 家族:東京の足立区です。ナレーター:新幹線で東京から通ってきていると言う認知症の母親とその娘。娘:100%治るということはないのですが、困ることというか周辺症状は緩和される。
 
ナレーター:認知症の症状は大きく2つに分けられる。記憶力や判断力などが低下する中核症状と暴力や幻覚、徘徊という行動を引き起こしてしまう周辺症状だ。院長は、およそ3万5000人の認知症患者を診察してきた河野和彦医師。
 
河野:中核症状っていうのは、なかなか治せないです。ところが怒りっぽいとかそういう言う状態は非常によく治せますので。
 
ナレーター:認知症を発症した79歳の母親といっしょに暮らす娘は。
 
河野:一日中機嫌が悪いのか、スイッチが入ったように怒るのか? 娘:スイッチですね。完全に。冷蔵庫のものが、おととい冷凍庫のものを投げられて(私は)腫れて血が出ました。
(CTでミッキーマウスや海馬萎縮の左右差を示している画像)ナレーター:これまで別の病院で処方されていたのが、記憶力の低下を防ぐための薬。だが、それでは暴力、幻覚、徘徊などの周辺症状を抑さえることはできない。
 
河野:怒りっぽさを抑える薬を出すね(娘にムンテラ表を渡す)。はい、がんばってね。(患者の肩を抱いて)もう叱られないようにしてあげるからね。患者:お願いします。娘:すいません。ありがとうございます。
 
ナレーター:河野院長が処方したのは、怒りっぽさを抑えるための薬。この薬でしばらく様子を見ることにした。娘:とりあえず怒りっぽくなくなってくれればね。穏やかに生活してもらえればね。それで昼時の錯覚がなくなってくれれば、なんとかなるかなと。
 
ナレーター:河野院長は、認知症の治療でまず優先させるべきなのは、家族や社会にも影響を与える周辺症状だと考えている。
河野:徘徊したら社会が困る。怒りっぽかったり介護に抵抗する場合は、家庭がガタガタになる。やはり認知症の処方を決めてゆく上では、24時間一緒におられる家族の情報は、これはもう絶対重視だと。
 
ナレーター:現在認知症の治療薬として、厚労省が承認している薬は4種類。だが、それは記憶力、判断力の低下などの中核症状を軽減させるもの、しかし怒りっぽさなどの周辺症状は、一般的な薬で抑えられるため、河野院長はおよそ50種類もの薬を使いわけている。この日、訪れていたのは83歳の女性。いつも怒った顔で暴力や暴言が日常的だったというのだが、2年前からこの診療所に通うようになって周辺症状が治まってくれたと息子は話す。

息子:こんな顔はなかったですもん。河野:穏やかな優しい目をしているからいいよね。
 
ナレーター:こうした河野院長の治療法は全国に広がっている。いまさまざまな形で実践している医師は280人以上。脳神経外科の増田院長も6年前からこの治療法を採用。多くの認知症患者の家族を救ってきた。
 
増田:本当に認知症が進むとそういう(本人は)不安さえもなくなってくることが多いんですよね。ところが、もっと不安を感じておられるのが、家族の方ですよ。
 
ナレーター:現在国内の認知症高齢者は、およそ500万人、さらに認知症予備軍と呼ばれる軽度認知障害はおよそ400万人。もはや他人ごとではすまされない今、認知症とどう向き合ってゆくのか。医療の真価が問われている。
 

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この記事へのコメント

私の母は、80歳で「アルツハイマー」と診断されましたけれど、「尿漏れ、足元のふらつき、物忘れが少し」の症状なので、91歳の今年に、やっと西宮協立病院脳神経外科を受診しました。三宅先生に「貴方のお誕生日はいつですか?」と聞かれて「5月12日です」と答えて、「良く憶えてるね!」と褒められました。「今日は何日?」と聞かれると「5月12日」と答えてしまいました。本当は5月11日だったのです。でも三宅先生は「まあ、当たらずと言えども、遠からずや」と仰って下さいました。それで25日のCT写真と、MRI写真を取りに行く予定だったのですけど、お腹の調子が悪くてキャンセルしたことがきっかけで、「私はもうすぐ死ぬのだから、もうしんどい検査は受けたくない。そっとしておいてほしい」と言いだしたので、それっきりです。本人が「行きたくない」と言うので無理に行くわけにもいかず、暗澹たる思いです。10年前に西宮協立病院脳神経外科の三宅先生を受診できたら、母は今頃元気に自分の足で立って、旅行にも行っていたでしょうに、残念です。
近所のお年寄りにも、この話をしたら早速西宮協立病院を見に行ったと言っていました。
皆、良い先生を探して口コミで探しています。お年寄りは必至です。
最近、ちょっと物忘れが出て来ただけの奥さんが、見かけないと思ったら「病院に強制入院」させられました。そのことで皆、震え上がっています。

Posted by 大谷佳子 at 2015年06月10日 03:43 | 返信

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