素敵なお話をされる先生ですね。やはり長尾先生のようにコツコツとご自分の思いを発信し続けて、お休みも取らず活動し続けておられるからこそ、素晴らしい人格の方々とご縁が紡がれてゆくのでしょうね・・・。私はここしばらく在宅ケアに対する思いがかなり違う医師との連携に悩み疲れていましたので、お陰様で元気が出ました。頑張ります！

「人間を支える…」
そうですよね〜

先日 利用者さまが「病院に行って 一時間も 二時間も待って 診てもらっても 先生と目が合わないんですよね… 聴診器も当てない時もある パソコンに向き合って レントゲンと 血液検査の結果を見て 1分で終わっちゃうんです 今は … 病棟でも看護婦さんは パソコンだもんね〜 たいへんだ！」とおっしゃられました

ごめんなさいって 感じでした

在宅看取りをしようとする時 戦いなんですよね
哲学を持って 接しなきゃ 伝わらない…
どんな死生観で接するのか…

本当に 大事です

昨夜、このブログを拝見してから、何気なくテレビを見て居ましたら、北海道のお話で、確か萩原先生と仰るお医者さんが、中野先生と同じ趣旨の事を、仰っていたので、驚きました。
患者さんを、人間として観る(こちらから説明することも大事だが)患者さんの話をよく聞いて、どうすれば、その患者さんにとって幸せなのか、お互いに、話し合ってよりよい道を歩いていくことが大事だと仰っていました。
北海道の萩原先生の患者さんは、高齢の少し鬱傾向のあるご婦人で、お嬢さんが付き添っていました。
始めは、その高齢のご婦人は、叫んだり、落ち着きのない症状だったのですけど、萩原先生が、彼女の昔の若かった頃からのお話を聞いて、何に感動したのか、何がしたかったのかとかじっくり聞いているうちに、患者さん自身が、自分のしたかった事や若い頃の思いに気が付いて、落ち着くと同時に、はっきりと自分のしたい事や病気に立ち向かう気力が出て来て、今は見違えるように元気でお若くなって、お嬢さんも驚くと同時に大変喜んでいました。
再度、中野先生のドキュメントを拝見致しますと、「人工透析などのエビデンスより患者さんの話をよく聞く事ですよ」と仰っていることが北海道のお医者さんと同じだと言うことに驚きました。
お医者さんとか、他の職業でも状況は大変厳しいでしょうけど、心あるお医者さんは、いらっしゃるのだなあと思いました。教師とか弁護士とか警官でも、どんな職業でも、心ある人はいるのだと思います。