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老健協会で講演

2015年06月26日(金)

昨日は、兵庫県介護老人保健施設協会の社員総会で講演させて頂いた。
普段、老健に出入りすることはほとんどないが、老健はいい場所だ。
医師と看護師がいるが、医療はほとんどないので平穏死できる場所。
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特養は嘱託医だし、夜間に看護師もいない。
イザとなったら、救急搬送となりやすい。

しかし老健は、看取りもできる環境にある。
本来は、在宅復帰までの中間施設だったのが最近変わった。

老健は、在宅復帰、療養継続、看取りの3つの機能を持つ。
なにより過剰医療がないけど、医師がいるのがいい。

たくさんの偉い医師が聞いていた。
知事はじめ、県の医療行政のかたも沢山来られていた。

懇親会では、、こちらのほうが沢山勉強させて頂いた。

今日の講演を頼まれたのも、おそらくこの文章がきかっけ。
「老健は、平穏死に適した場所」



講演前に、会場近くにあるポー愛という特養を見学。
とても素敵な場所で、私が住みたいと思った。

また講演後は、会場近くの病院に在宅患者さんをお見舞いした。
まだ若いのだが、全介助でお話もできない状態になったが笑顔は出た。


講演の前と後も、尼崎の往診。
夜も往診。
深夜も往診。
家に帰っても10分で呼びだしなので、家の意味が無い。
早朝も施設の胃ろうトラブルなどで、ほとんど寝る暇がない。

ザイタクと町医者は、体力勝負だ。


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この記事へのコメント

「老健は、平穏死に適した場所」拝読しました。
私の仕事先の姉妹施設(隣の事業所)の、老健施設長(医師)と、最近就任した副施設長(理学療法士)へコピーを啓上したいと思います。既読されていたら余計なおせっかいですが。
「『待つ』ということこそが最大の緩和ケアであること」「タッチケアをしながら落ち着いて『待つ』こと」。同感です。「認知症」のお年寄りとのやり取りにも通じるものがあります。

Posted by 平穏CM at 2015年06月27日 09:02 | 返信

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