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抗認知症薬の副作用
2015年08月12日(水)
4種類の抗認知症薬には、易怒性、歩行障害、胃腸障害などの副作用がある。
易怒性を主作用と言い張り、増量を主張する専門医がいるが買収されている。
そして歩行障害を引き起こして寝たきりになってもまだ気がつかない医師も。
易怒性を主作用と言い張り、増量を主張する専門医がいるが買収されている。
そして歩行障害を引き起こして寝たきりになってもまだ気がつかない医師も。
抗認知症薬の相談や苦情がとても多い。
毎日、かなりの時間を費やしている。
一度も怒ったことが無かった穏やかなレビー小体型認知症にドネペジル10mgを
投与されたらその人は無茶苦茶興奮して、攻撃的になり歩行できなくなったという。
それでもその専門医は、23mgへの増量を提案して家族に承諾書を迫った。
家族は、「人体実験だ」と感じて断ったという。
通院ができなくなったので、ドネペジルを止めたら、怒らなくなり穏やかになったと。
しかし寝たきりが半年続いたので、私が在宅で診るようになっても寝たきりのままだ。
抗認知症薬の効果がある人は、せいぜい3~4割にすぎない。
裏を返せば半分以上の方には効かないので、中止を考えるべきだ。
しかし現実には、反対に増量されている。
それが保険診療で義務づけられているからだ。
私の周囲だけでも、100人を超える「被害者」がいる。
気がつけばまだいいが、抗認知症薬の被害者だと気がついていない人も相当数いるだろう。
抗認知症薬が効く人にも、サジ加減が大切だ。
河野医師が教えてくれた。
抗認知症薬の適正使用に興味のある人へ。
1 河野医師の尼崎講演会が決定した。9月30日(水)の夜、尼崎。
2 抗認知症薬の適量処方を実現する会 11月23日(祝)の午後、東京。
欧米でも同様に、副作用が問題になっている。→こちら
英国のNICEという研究機関は、抗認知症薬の適正使用のガイドラインを
出しているが、日本もおおいに見習うべきだろう。
いずれにせよ、抗認知症薬が合わない、と感じたら、
減量ないし中止を考慮することがなにより大切だ。
これは、専門医のほとんどが知らない。
河野医師は、家族がその日の調子にあわせてやってもいいよ、と教えてくれる。
待望の尼崎講演の詳細は、近日中に公開するが、9月30日夜だけは記しておく。
毎日、かなりの時間を費やしている。
一度も怒ったことが無かった穏やかなレビー小体型認知症にドネペジル10mgを
投与されたらその人は無茶苦茶興奮して、攻撃的になり歩行できなくなったという。
それでもその専門医は、23mgへの増量を提案して家族に承諾書を迫った。
家族は、「人体実験だ」と感じて断ったという。
通院ができなくなったので、ドネペジルを止めたら、怒らなくなり穏やかになったと。
しかし寝たきりが半年続いたので、私が在宅で診るようになっても寝たきりのままだ。
抗認知症薬の効果がある人は、せいぜい3~4割にすぎない。
裏を返せば半分以上の方には効かないので、中止を考えるべきだ。
しかし現実には、反対に増量されている。
それが保険診療で義務づけられているからだ。
私の周囲だけでも、100人を超える「被害者」がいる。
気がつけばまだいいが、抗認知症薬の被害者だと気がついていない人も相当数いるだろう。
抗認知症薬が効く人にも、サジ加減が大切だ。
河野医師が教えてくれた。
抗認知症薬の適正使用に興味のある人へ。
1 河野医師の尼崎講演会が決定した。9月30日(水)の夜、尼崎。
2 抗認知症薬の適量処方を実現する会 11月23日(祝)の午後、東京。
欧米でも同様に、副作用が問題になっている。→こちら
英国のNICEという研究機関は、抗認知症薬の適正使用のガイドラインを
出しているが、日本もおおいに見習うべきだろう。
いずれにせよ、抗認知症薬が合わない、と感じたら、
減量ないし中止を考慮することがなにより大切だ。
これは、専門医のほとんどが知らない。
河野医師は、家族がその日の調子にあわせてやってもいいよ、と教えてくれる。
待望の尼崎講演の詳細は、近日中に公開するが、9月30日夜だけは記しておく。
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この記事へのコメント
抗認知症薬の副作用 ・・・・・ を読んで
抗認知症薬と向精神薬が同じ種類の薬を指して
いるのか? 私は分っていませんが、私の親友
がかつて、“軽いうつ病?”を患い神経内科医院
で診て貰った際、向精神薬を処方され服用した
ところみるみる症状が悪化し、元気がなくなり
精神にも異常を来たした〔言動がおかしくなっ
た〕。
幸運にも彼の連れ合いが薬剤の知識を持ってい
たため、医師に処方を変えてくれるように申し
入れ、埒があかなかったため、独自の判断で
服用を中断した結果、なんとか事なきを得た!
ように感じている。そのまま服用を続けていた
ら、廃人になっていたかも知れない。
( ↑ これは感想であり、本当のところはどう
なって行ったか分りませんが・・・・)
長尾先生のブログに“いずれにせよ、抗認知
症薬が合わない、と感じたら、減量ないし中止
を考慮することがなにより大切だ。 これは、
専門医のほとんどが知らない。”との記述が
ありますが、医師の診断と処方に対して、素人
である患者側が出来ることは限られていると
思います。
素人判断で薬を減量したり中止したりして、
症状がどんどんと悪化して、取り返しのつか
ない結果に結びつく不安もあります。
“家族がその日の調子にあわせてやってもいい
よ、と教えてくれる。”・・・・・ との記述もあり
ますが、結果オーライであればハッピーですが、
思わぬ結末に繋がれば、家族の苦悩(後悔)は
図り知れません。
医師や医療を信じることから全てが始まると思っ
ています。 患者や家族が強くなれ! 賢くな
れ! と言われても現実は厳しいと思います。
◎ 河野先生の尼崎講演会が、9/30【水】に計画
されたとのことですので、理解を進めるため
是非聴講したいと思います。
Posted by 小林 文夫 at 2015年08月12日 07:12 | 返信
2014年 第22回日本ホスピス・在宅ケア研究会in神戸において 長尾医師と河野医師が 公の場で出会うシーンに 立ち合いました。
神戸に『認知症治療の夜明け』が 来たことを 確信しました。
2007年から アリセプトの副作用を警告されていた河野医師を 信じ込んでいましたので、レビーの夫(69歳)は 近在の実践医に護られ 穏やかに自宅生活を継続中です。 お医者様と介護チームに支えられて、在宅で全うしたいが、妻の目標です。
Posted by 松本眞弓 at 2015年08月12日 09:43 | 返信
9月30日の尼崎には、是非参加致したく存じます。
でも、河野教信者さんみたいには勉強してないので、怖いです。
Posted by 大谷佳子 at 2015年08月12日 12:46 | 返信
人生の半ばは過ぎたと自覚してはいますし、心情的に今が第二の人生なのか第三の人生というのかは
分かりませんが、語らなければいけない世代であると自負しています。我々が社会人一年生の時代には
「新人類」と称されていた不可思議な記憶があります。ですが、後に気が付いた時には我々にも理解
し難い、掴み切れない範疇の新人類世代がすぐに現れて、また"空白の○○年代"という社会的に後任を
育てることを怠った代償、つけを問われるような社会的損失の時代を見てきています。
我々は昭和の残像を知る世代でありながら、青春時代には情緒や人を大切にする事を主軸として考えながらも、ある面では自由に生きる事ができた最後の世代であるような気がしています。
ご年配な読者もたくさんいらっしゃるであろう長尾ブログ内で、不遜な発言、と捉えられて
しまいますと不本意なのですが、人を人為的に何かを施すこと=薬物により生命を操作する事への
畏怖を感じる必要性があることと、生命の本質を冷静に顧みる事ができる落ち着いた時間が、今の時代
には必要な気がします。
Posted by もも at 2015年08月12日 09:16 | 返信
ホントに…
認知症の方も 認知症のお薬だけを服用しているわけじゃないんです
総合病院で 消化器内科 泌尿器科 呼吸器内科 内分泌科 外科に整形外科とそれぞれ 受診して受診するたびに 新たな症状を訴えると 薬を出してくださって…
どんどん 薬が増えるんです
何が 副作用なのかわかんないですよね
胃が痛くなれば 胃薬が 増えるでしょう
下痢になれば 整腸剤
便秘になれば 緩下剤…
わたしも ドクターになれるかな〜?(笑)
先生に 物を申せば
「オマエは 医者かぁ〜」って 言われちゃいますよね
Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2015年08月13日 07:48 | 返信
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