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寂聴さんのリビングウイル

2015年08月10日(月)

女性自身の今週号に、瀬戸内寂聴さんの青空説法が載っているが
その中で、寂聴さんがリビングウイルについて語っておられる。→こちら
日本尊厳死協会ののことを詳しく語って頂き、驚いた。
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とても分かり易い記事。

今週は、日本尊厳死協会の電話が鳴りやまない。
寂聴さんの影響力は強い。

103歳の方が、そんなもん考えてもしょうがない、という本を書かれていた。
たしかに。

しかし全く考えないとエライことになるので、ちょっとくらいは考えておくべきだ。
せめて、リビングウイルくらいは持っておきたいもの。

たった2000円で作成できるのに、知らない人が99.9%。
一人でも多くの人が自分の最期のためにリビングウイルを表明してほしい。

実は、家族のためにもなる。
親の考えを表明することで、子供間の争いを防ぎ、トラウマも無くせる。

寂聴さんに御礼に行きたい。

寂庵。

行ったことがあるが、素敵なところだった。

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この記事へのコメント

寂庵は行ってみたい処なのです。
そして感激と期待でワクワクしてます! 是非とも対談をお願い致します!!
死生観とかリビングウィルとかも、ですが、長尾先生ご自身についても何かを語り合って
頂けたらと思います。僭越ですけれど、奔放な一部分を共にお持ちでいらっしゃるお二人ですもの
気の合うトークが繰り広げられる、と想像します。

Posted by もも at 2015年08月11日 12:29 | 返信

寂聴さんのリビングウイル ・・・・・ を読んで

今年94歳になられる瀬戸内寂聴さんの記事を
拝読して、その分り易さと力強い説得力に畏敬
の念を抱きました。

書かれた文章ではなく、どこかでされた講演会
の様子をテープ起こししたもののようですが、
その内容の正確さに驚かされました。 なんと
いう記憶力と理解力なのでしょう。


日野原さんにも匹敵するような怪物? がここに
も居られたんですね。

記事の中で寂聴さんは良いことをいくつも述べ
られていますが、その中でも“リビングウィル
:個人の意志表示の効力(法的根拠)が法制化
されていない〔法律で認められていない!〕”こ
とに触れられています。 このことは極めて重要
な指摘と思います。


私は常々高齢期の身体の不調、その多くは老化や
終末期における避けては通れないプロセスに、医療
が過剰に介入して、徒に延命措置を行い多くの人を
不必要に苦しめているのではないか? と疑問を
感じています。


医師にそのことを問うと、判で押したように“訴
えられることが怖いので、延命措置をしないとい
う選択肢はない!”という返事が返ってきます。


病院の儲け主義? 、或いは医師の訴えられること
への恐怖から、延命措置が蔓延しているように感じ
られますが、患者本人の長引く苦しみを考える時、
また、終末期医療費の増大が日本の財政に大きな
影響を及ぼしていることを考える時、寂聴さんの
指摘されている“法制化”の早期の実現を望みたい
と強く思っています。


私は“安楽死”には反対ですが、“尊厳死”は認め
られても良いと思っています。 避けえない死で
あれば、自分の意志で“死を受け容れても”許さ
れると思っています。 法律がそれを許さない状況
を早い段階で是正して欲しいと願っています。


今回の長尾先生のブログ ・・・・・・ 時宜を得た情報
発信と思います。 


長尾先生は“女性自身”までも愛読されているん
ですね。 アンテナの感度と併せて、アンテナの
大きさ? にも驚かされています。

凄いことですね。

Posted by 小林 文夫 at 2015年08月11日 02:33 | 返信

「何もしないことをやるんだ」と 残され者が思って欲しいですね

Posted by 匿名 at 2015年08月12日 12:11 | 返信

私は「美は乱調にあり」という大杉栄のことを書いた小説と、「余白の春」という金子とか言う日本人女性と戦争中の朝鮮人青年の活動家小説を読みました。どちらも政治的で、革命的な青年の伝記で、面白かったです。
寂聴さんは不幸なご結婚をなさって、ご主人の書生さんと駆け落ちしてしまった過去や、小説家になってからも、ある事無い事男女の愛情を扱った小説を書いて、世間ではそういう小説しか書けない女流小説家と言われたり、何か行き詰まって、今東光先生のお寺に救いを求めて、駆け込んで出家の得度を、お願いしたと仰っていました。出家なさってからは、心の平安を得て、庵では人気の講話をなさっているとお伺いしました。その寂聴庵には、私はお伺いしたことはありませんが、生きていることに絶望して出家するお気持ちは、なんとなくわかるようになりました。

Posted by 匿名 at 2015年08月14日 01:34 | 返信

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