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老人病院化する大学病院

2015年08月20日(木)

大学病院に要介護5の高齢者が介護タクシーで通院している。
大学病院が90歳の風邪ひきやめまいを受け入れて入院させる。
それで悪くなって、脱北して、自宅で元気にする。

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大学病院や大病院が、老人病院化している。
あるいは個人病院化していると言ってもいい。

大学病院が受けるべきでない患者や
大学病院でなくても受けれる患者を平気で受け入れている実態。

そこで造られるのは廃用症候群。

今日も介護認定審査会で調査員の書いた内容を読んでいると、明らかに
入院中に認知症と幻覚が出て病院で介護認定調査がなされる場合がある。

病院では要介護4判定なのに
家に帰って3ケ月後には自立、という症例が時にある。

明らかに、入院が病気を造っているのだが、平穏死と同じで
病院スタッフにその自覚がまったく無いことが悲劇か喜劇だ。

たいへんな時代。

患者はもっと賢くならないと、医療で損をする。
超後期高齢者には、近藤誠氏の「医者に殺される」「病院に殺される」が似会う。

もし彼の著書の帯に、すべて「後期高齢者限定!!」と書いていたら、
医療界に誉められたのに彼はホント惜しいことをした。

いずれにせよ医療が患者に悪いことをしないように監視するのも医者の役割。
こうしておんなじような警告を発することも医者の仕事であると思っている。

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この記事へのコメント

私も去年病院から訪問看護に転職して感じたのは、自宅に帰った方が元気に活き活きとされていることです。早く退院することで元気になる方もいる現実を病院スタッフにも経験していただきたいですね。
少しでも医原性の廃用症候群が減るよう考えていきたいです。

Posted by さぬきんぐ at 2015年08月20日 06:13 | 返信

ホントに…

すべての病院が そうだとは言いませんが…
病院看護師は 看護ができないんです
「業務が忙しい」と平気でカンファで発言しています
医療を提供することが看護だと思っているし…
ホントに業務に追われて 看護をしたくてもできないんですよね

訪問看護師は ひとりひとりに合わせた看護ができます
利用者さま…
ホントに元気になります

Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2015年08月20日 06:24 | 返信

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