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初の医療者向け"平穏死"書籍
2015年09月19日(土)
タイトルに”平穏死”がつく書籍を何冊か書いてきたが、9月20日に、
初の医療者向け”平穏死”書籍が、明日出版される。
多くの看護師さん、介護士さんに読んで欲しい。
初の医療者向け”平穏死”書籍が、明日出版される。
多くの看護師さん、介護士さんに読んで欲しい。
『高齢者の望む平穏死を支える医療と看護』(メデイカ出版)→こちら
延べ全国1万人の看護師さんに衛星通信で”平穏死”の講演をしてきたが、
その中で紹介した故・小川香代子看護師の「白衣をもう一度」も収載されている。
初のプロ向けの”平穏死”の書籍。
もちろん市民が読んでも構わない。
患者さんや利用者さんの願いを叶えたい、看護師さん、介護士さん。
是非読んでください。
明日には書店に並び,アマゾンでも20日(日)から発送が始まるらしい。
PS)
”平穏死”という造語の生みの親である石飛幸三先生が
この日曜日のNHKスペシャルに登場される。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
9月20日(日)夜9時、NHK総合テレビ「NHKスペシャル」で芦花ホームでの自然な人生の看取りの模様が放映されます。
振り返ってみますと、1998年1月26日にNHK教育テレビで、北海道の特別養護老人ホーム「とよころ荘」での看取りの模様が放映されました。
するとこれに対して、医療を受けさせれば助かった者を助けなかった「みなし末期」だとの批判が起こり、衆議院の厚生委員会でも取り上げられました。その背景には高齢社会の到来を受けて、「死は医療のものか」と主張する社会学者に対して、延命治療に固執する人達の反論がありました。「とよころ荘」の相談員は、挫折感に見舞われ現場を去りました。
あれから20年の歳月が流れました。
今や世間の空気は大きく変わりつつあります。いずれ来る老衰そして死を受容し、一回しかない自分の人生を真剣に生きる考えが国民の間に広がっています。
この変わり様を見る時、隔世の感を禁じえません。
このNHKスペシャルの放映は、人生途上で訪れる病気というピンチの危機管理をする病院とは一線を画して、介護老人福祉施設が、超高齢社会にとって生活の延長線上で自然な最期を迎える、今やなくてはならない場所であることを明確に示しております。
是非この放映を御覧頂きたく、お知らせする次第です。
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延べ全国1万人の看護師さんに衛星通信で”平穏死”の講演をしてきたが、
その中で紹介した故・小川香代子看護師の「白衣をもう一度」も収載されている。
初のプロ向けの”平穏死”の書籍。
もちろん市民が読んでも構わない。
患者さんや利用者さんの願いを叶えたい、看護師さん、介護士さん。
是非読んでください。
明日には書店に並び,アマゾンでも20日(日)から発送が始まるらしい。
PS)
”平穏死”という造語の生みの親である石飛幸三先生が
この日曜日のNHKスペシャルに登場される。
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9月20日(日)夜9時、NHK総合テレビ「NHKスペシャル」で芦花ホームでの自然な人生の看取りの模様が放映されます。
振り返ってみますと、1998年1月26日にNHK教育テレビで、北海道の特別養護老人ホーム「とよころ荘」での看取りの模様が放映されました。
するとこれに対して、医療を受けさせれば助かった者を助けなかった「みなし末期」だとの批判が起こり、衆議院の厚生委員会でも取り上げられました。その背景には高齢社会の到来を受けて、「死は医療のものか」と主張する社会学者に対して、延命治療に固執する人達の反論がありました。「とよころ荘」の相談員は、挫折感に見舞われ現場を去りました。
あれから20年の歳月が流れました。
今や世間の空気は大きく変わりつつあります。いずれ来る老衰そして死を受容し、一回しかない自分の人生を真剣に生きる考えが国民の間に広がっています。
この変わり様を見る時、隔世の感を禁じえません。
このNHKスペシャルの放映は、人生途上で訪れる病気というピンチの危機管理をする病院とは一線を画して、介護老人福祉施設が、超高齢社会にとって生活の延長線上で自然な最期を迎える、今やなくてはならない場所であることを明確に示しております。
是非この放映を御覧頂きたく、お知らせする次第です。
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この記事へのコメント
93歳のおばあちゃまを 「在宅では 看れん…入院させないのが おかしい」と 某ステーション側の社長が 主治医に言い、口論になって うちのステーションに変更するという依頼がきたんです
もちろん 口論になっていたことなんて知らず 指示書をいただきに 主治医に面談に行ったら 話されました
ご家族は在宅看取りを望み、在宅看取りをしてくださる先生です
なんで 訪問看護ステーションが 看取りができないと放り出しのか 理解できないです
しかも このシルバーウイークにですよ
トップが 看護師じゃない方に 終末期を おうちで看ようとするのは 理解できないですね
…というより 看取りという学問を学ばなきゃいかんです
わたしも この本を注文しました
うちのスタッフも 勉強会を重ね 意識改革しないと この某ステーションと同じことが起こりうる可能性もありますよね
Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2015年09月20日 01:37 | 返信
一昨年、末期の大腸癌の父を自宅で看取りました。88歳でした。昨年は末期の肺癌の母を看取りました。90歳でした。知らぬが仏とは言いますが、余計な検査は控えていたので、二人とも末期まで気付きませんでした。二人ともずっと元気でした。私自身、仕事で末期の方々を見ています。末期の治療には疑問がありました。私は全ての治療を断り、父には大好きだったお酒を飲ませながら、母には鎮痛剤のみを使用し、二人を見送りました。少しずつ食欲が落ち、飲むだけになり、飲めなくなり、呼吸が荒くなり、ゆっくりと枯れるように亡くなりました。両親とも最後の言葉は「ありがとう」でした。人の最期はどうあるべきか、両親が私に身体で教えてくれたように思います。
Posted by 臨床検査技師 at 2015年09月20日 12:51 | 返信
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