秋田から帰った足で、日本尊厳死協会関西支部の理事会に直行。

１１月１日（日）に京都で開催するカールベッカー先生の講演会→こちら
の打ち合わせを４時間やった。

タクシーで大阪国際会議場に着くと、ちょうど二人の楽しい講演の最中。
講演終了後、主催者の指示で私も１５分の飛び入りでスピーチを行った。


最近、
・愛媛代表の近藤＆中矢
・阪神代表の長尾＆丸尾、
がセットになって漫才（？）をすることが増えた。

中矢さんの話を聞いていると、ホント笑ってしまう。
これだけ肝が座った女性はいない。

日本の介護界で、いちばん肝の座った女性というと、

中矢暁美、丸尾多重子、そして鳥海房江の３人　ではないか。

実は、この３人組みが揃い、炸裂するイベントがある。

１月１０日（日）の「かいご楽快（ガッカイ）イン西宮」だ。

是非、多くの人に、日本最強の３人の話を聞きに来てほしい。
不肖、私も昼休みにワンマンショーをすることになった。



近藤＆中矢漫才の打ち上げは、昔の阪大病院の横にある料理屋だった。
しかしそこに、先輩の在宅医から電話が・・・

「遠方に旅行に行かれているが、在宅患者さんが息を引き取ったので
代わりに看とりに行ってくれないか」、という依頼だった。

看とりのピンチヒッターのため、美味しい宴席を中座してそちらに向かう。
言われるままに知らない家に行き、知らない人を診て、死亡診断書を書く。

もちろん、平穏死。

子供さんがＴＶで私のことを知っていたので、助かった。
いい家族との会話は、短時間でも心が温まる。

帰宅して、ＮＨＫの「老衰」を観る。
感想ブログを書いていると、深夜の往診に呼び出される。

結局、一晩に同じ場所を何度も通ることになる。
ＮＨＫの番組のような絵になる現場ではなく、私の現場は常にドタバタ。


深夜（早朝）、眠りに入るとまた電話。
早朝にも電話。。

チト、みじめな気分。

こうした連休こそ、在宅は手薄になっているので、電話番は要注意だ。
今日もこれから深夜まで仕事に没頭。

そんななか、昨日出たばかりの「平穏死を支える医療と看護」が、
ベストセラー１位になったと編集者から連絡があり、嬉しい気分。

買ってくれたみなさんに、ありがとうございます！