私の下手な本より、きっと説得力があるのでは。
転院先の病院から自宅へ帰るシーンが印象的だ。

中心静脈栄養を止めるシーン（Ｐ３２）が参考になる。
「平穏死」と頭で知っていても、いざその時になると迷いが出る。

Ｐ３７には、私も登場する。
私が、１０２歳のお父様に影響を与えていたことを知った。

医者と家族はまったく視点が違う。
私自身にも参考になることが一杯。


今夜も看とり往診から、今、帰宅したばかり。
肺がんでも、酸素も無ければ、吸引器も呼吸苦も無い最期。

でも千回講演してもあまり伝わらない。
そんな時、家族が書かれた本を読むといいだろう。