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二十歳の禁煙

2015年10月21日(水)

20歳以下でもニコチン依存症の治療が健康保険でできるようになるという朗報。
たとえば15歳の子供でも、ブリンクマン指数が400を超えている子供がいる。
禁煙を望む子供たちに治療の枠組が広がると聞き、とても嬉しい。
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厚労省、禁煙治療の保険適用拡大を検討 20代の喫煙者減狙う
 2015.10.5
 http://www.sankei.com/life/news/151005/lif1510050003-n1.html

 厚生労働省は4日、たばこのニコチンが切れるとイライラし、たばこを吸いたくなる喫煙者の「ニコチン依存症」を対象とした「禁煙治療」の公的医療保険の適用を拡大する方向で検討に入った。喫煙歴など保険の適用条件を緩和し、20代の若年層も、自己負担が少なくて済む保険適用による禁煙治療を受けやすくする方向だ。若い世代の喫煙を減らし、将来の医療費を抑制する狙い。

 禁煙治療は平成18年から保険が適用されるようになった。患者はニコチンを含んだ貼り薬などを処方される。保険適用の対象患者と認められる条件の一つに、1日の喫煙本数に喫煙年数をかけた数値が200以上という基準がある。たばこを1日1箱(20本)吸っても、喫煙年数が10年を経過していなければ対象にならない計算だ。

 長年、喫煙しているヘビースモーカーの中高年は対象になりやすいが、20代は喫煙年数などが足らず、保険適用の対象外になるケースが少なくない。日本は海外に比べて禁煙治療の受診率が低い上、「1日5~6本でも依存症になる喫煙者には受診しづらい」(厚労省健康局)制度となっていることから、厚労省は200以上という条件の撤廃を検討している。

 保険適用拡大の是非は今後、中央社会保険医療協議会(中医協、厚労相の諮問機関)で議論され、実現は早くても来年度以降の見通しだ。禁煙する若い世代が増えれば、喫煙が引き起こすとされる肺がんや脳卒中などの病気予防になる。将来の医療費抑制につながるとの見方がある一方、適用拡大で医療費が一時的に膨らむとの懸念もある。

 成人の喫煙率は25年度で19・3%と緩やかな減少傾向にあるが、政府は34年度に12・0%に引き下げる目標を掲げている。

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この記事へのコメント

最近、防災に関する講演会をして頂いた、市役所の方も、タバコを止められないと言っていながら、腕の関節が痛い、膝の関節が痛いと言っていました。タバコの吸っていると、Caの吸収量が減ると聞きました。
私の父が、尻もち転倒をした途端、脊椎圧迫骨折をしたのも、タバコを吸っていたからだと思います。
ある人が、「タバコを吸っていたら、パーキンソン病にならない」と言っていましたけど、本当でしょうか?

Posted by 匿名 at 2015年10月22日 02:05 | 返信

>「タバコを吸っていたら、パーキンソン病にならない」どういう根拠か知りませんが ネットですがこちらに詳しく書かれています>http://www.srf.or.jp/histoly/papers/11.html#title

  ■タバコ販売を辞めさせない限り いつまでも喫煙者は減らないと思います せめて医院や小学校のそばでは販売禁止くらいはして欲しいです タバコを吸える場所が減ったので歩きたばこや公園が町中で吸う方が増えたような気がします とても迷惑です。日本ではタバコ販売規制はアメリカの銃規制と同様骨抜きです。

Posted by 薬剤師 井澤康夫 at 2015年11月24日 03:41 | 返信

井沢康夫様、丁寧なコメントをありがとうございます。
お教え頂いた「喫煙と神経疾患;石川厚、辻省次」は驚くべき内容でした。
「ニコチンによって、ドーパミン神経が賦活かする」という現象から、パーキンソン症状の改善が認められたと書いてありますね。
パーキンソンだけではなく、ドーパミンが不足して、アセチルコリンがふえる病には症状が改善される可能性があるようですね。
こういう事があるから、なかなかタバコが止められないのでしょう。
煙を吸わなくても、ニコチン含有ガムや、湿布薬でも効果があるかもしれません。
小脳性運動失調には症状が、憎悪するともかいてありますし、若年からの多量の喫煙は、パーキンソン病の発症を早めるとも指摘もあり、タバコの有利な面だけを書いてあるわけではないようです。
悪い頭でさっと読まして頂いただけですので、もう一度じっくり読んで見たいと思います。
貴重な資料を、ご紹介頂きまして、ありがとうございました。

Posted by 匿名 at 2015年11月25日 10:45 | 返信

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