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満月の夜に

2015年10月27日(火)

今夜は見事な満月の夜。
スーパームーンの夜も感動したが、今夜はしみじみ。
この100年間の人類の歴史を考えたら、幸せな時代を生きている。

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今日は、外来も在宅も往診も多くバタバタ。
寒くなり風邪で受診される人が増えている。

しかしその合間にふと、空を眺めると、なんと美しい満月か。
もう太陽は見られないが、月はじっくり、しみじみ味わえる。

昨夜のNHKスペシャルの感動がまだ残っている。
「100年の悲劇はここから始まった」は自分には衝撃だった。

世界史、近代史を知らない私には知らないことばかり。
「日本」という視点を離れて、欧州という視点での世界史を見た。

ため息が出た・・・

今、なんと幸せな時代を生きているのだろう。
まさに奇跡とも言える言える偶然。

医療史も大切だが、なんといっても歴史の中にある。
この歳になって、恥ずかしながら「歴史」を学ぶ意味が分かった気がする。

この100年間は、戦争の歴史。
まあその前もそうなのだろうが。

イギリスの元首相が今夜、過ちを認めた。
「湾岸戦争に参加したのは誤りだった」と。

しかし我が国は、間違った方向に向かっている。
誰も止めることができないもどかしさは、国会前でのシールズと私も同じ。

しかし、ビートたけしはいいことを言っている。

反米なのに、シールズやラップなど横文字だらけとは何事だ。
やるなら、純和風でやらないと。

そして、己らが選んだ議員の前でデモをやってどうする。
やるのであれば、そんな議員を選んだ国民に向かってデモをやらないと筋が違う。

新橋の酔っ払いに向けてやれ!
投票日にゴルフ場に向かう高速の料金所で、「真剣に考えろ!」とデモをやれと。

殿の言うとうりだ。
この1年間は、次世代の政治家選びで、日本の運命が大きく変わる。

変節が著しい目立ちたがり屋さんは、論外だ。
どこかに五郎丸選手のような清潔で頼れる男はいないのか。

ー   -   -   -  -



神戸にお蕎麦とワインの店がある。
ママから、旨い卵が入ったとのメールが来た。

旨い月見蕎麦が食べたい。
いや、今週は、食べるぞ。


この幸せが、せめてしばらくは続きますように。

この1週間に旅立たれた人の顔を思い出し祈る。



PS)
NHKスペシャルは、オンデイマンド放送でも観られる。
次回第二回の放映は、11月29日。→こちら

私たちの未来は、この2本の番組の中にある。



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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

昨日は「下町ロケット」と「映像の20世紀」と重なっていたので、始め下町ロケットを見て、途中でアラビアのロレンスのところからNHKに変えましたので、あぶはち取らずになりました。
映画「アラビアのロレンス」を見たので、T.E.ロレンスはアラブの人達をだますつもりは無かったとおもっていました。真相はどうなんでしょうね。
現代人の弱みというか優柔不断な人間の典型なのか。
アラブ側に立って、祖国を裏切るとこはできなかったんでしょうね。大英帝国のの軍人ですから。
オートバイで自殺したと言われています。

Posted by 匿名 at 2015年10月27日 04:10 | 返信

国会デモの件、議員を選んだ有権者に訴えないと意味ないです。私もそう感じてました。
やる時期も昨年12月の選挙前にやるべきだったのでは?当事者はそういう自覚がなくても、ただの目立ちたがりのパフォーマンスと違和感を感じた国民も少なくないのではないかと思います。
先生の真摯な医療への取り組みと休みない啓発活動には本当に頭が下がります。医療者の理想です。

Posted by ある実践医 at 2015年10月27日 09:44 | 返信

満月の夜に ・・・・・ というロマンチックなタイトル
のブログを読んで


ブログの中で紹介されている、“NHKスペシャル:
100年の悲劇はここから始まった”を私も見て・・・・・
私は感動よりも、絶望感に苛まされています。


オーストリア・ハンガリー帝国で起きた出来事が、英国
とドイツのいざこざに発展し、軍事協定を結んでいた、
直接関係もない欧州各国を巻き込んだ世界大戦に繋がっ
て行く様子が克明に描がかれていました。


直接的に関係のない諸国は、戦争に加担したくない!
と思っていたにも拘わらず、軍事協定の縛りを受けて
嫌々戦争に巻き込まれて行く。


そんな巻き添え参戦の国の一つに日本帝国も含まれて
いて、青島〔中国山東省〕に出兵し、独逸の権益を
横取りしていた。


翻って、現在の日本を見てみると ・・・・・・、“集団的
自衛権”とか、“積極的な平和主義”などという言葉
が横行しています。


映像で見る第一次世界大戦:どちらの陣営に “大義
があり ” “正義” があったんでしょうか?


“積極的な平和主義”を標榜しても、軍事力を発動
すれば ・・・・・・、まさか演習でもないのに、人の住ん
でいない荒野に向けて銃撃する訳ではないでしょう
から、“正義” であろうと “悪意” であろうと、多く
の人命が失われて、多くの “難民” が発生するであ
ろうことは、容易に想像がつくことと思います。


日本は、第二次世界大戦の戦禍を踏まえて大きな教訓
を得た筈なのに、何故今の日本で“集団的自衛権”や
“積極的な平和主義”と言った、過去の歴史に何も
学ばないようなことが粛々と進んで行くのでしょうか?


“NHKスペシャル:100年の悲劇はここから始まった”
の番組は、11月29日にも再放送されるようですから、
改めてじっくりと番組を見て、集団的自衛権”・“積極的
な平和主義”・“大義”や“正義”と言った言葉の意味
するところを考えてみたいと思っています。

Posted by 小林 文夫 at 2015年10月27日 01:27 | 返信

月と太陽は、寓話や言い伝えの中に必ずと言っていい程、引用される対象です。そして、朝に晩に
天気を想う時には誰もが目を向ける対象物。それでいて誰も手の届かない、宇宙にある光源であり、
ロマンの対象物。大人になってからは必ずといっていい程、共通の話題として登場する主であります。
お蔭様で毎日、太陽も月も仰いでいます。どちらも生命力を頂きます。

Posted by もも at 2015年10月27日 07:27 | 返信

おつかれさまです

Posted by 尾崎 友宏 at 2015年10月27日 09:20 | 返信

ビートたけしの雄たけびは知らないが、大竹しのぶは楽屋で書いている。
「私は、母と一緒にテレビの中継を見ていた。93歳になる母が一言言った。『日本がなくなってしまうわね』」「私も数日前の夕方、国会前での集会に参加し、何人かの人のお話を聞いた。」「個人個人として、意見を持って、集まっている。」
選挙前にやるべきだった、と言うご仁もいるようだが、「一人ひとりが今こそきちんと意思を持ち、声にしてゆかなければ、と強く思う」との、大竹しのぶのつぶやきに勇気づけられる。

一方、ある書店では、安保コーナーが「偏向してる」「反日的だ」「キムチ臭い」との指摘を受け、コーナーの撤去に追い込まれたという。
また、公立の会館や公園での使用が取り消されたり、はたまた、立教大学が、学者の集会を拒否、法政大学に変更を余儀なくされたという。
この「空気」は、なんだ!

辺野古沖埋立てをめぐる自公政権の強権ぶりは、なんだ!
沖縄の「地政学的位置」だって。新辺野古基地は「日本の公益」だって。
日米安保条約が結ばれたとき、沖縄は、日本の外だった。そんなに日米同盟が大事なら、東京湾を埋め立てたらどうだ。
「沖縄差別、植民地主義の継続」「日米安保体制は、沖縄を犠牲としてのみ成り立つ犠牲のシステム」「日本人よ!今こそ沖縄の基地を引き取れ。沖縄の人びとと、平等な人間同志として関係を結び直すために。」(高橋哲哉)
「琉球国はアメリカ、フランス、オランダと修好条約を結んだ独立国家であった。」「琉球独立論は、日本政府に対する怒りのあらわれであるが、決して机上の空論ではない。」(松島泰勝)
ヤマトの琉球処分のちょっと前に、アメリカはイギリスから独立したのではなかったか。スコットランドも数年前、挑戦した。クルド人も、トルコ、シリア、イラン、イラクからの独立のために戦っている。
台湾、香港の人びとに、隣人としての「倭人」は、いかなる態度をとるのか。何年かのちには、迫まれることになる。

Posted by 匿名でごめん at 2015年10月28日 03:14 | 返信

3日、ヤマト政権は警視庁機動隊100名を投入。
きょう4日、辺野古の反対派住民を暴力的に排除。
少なくとも年内常駐とか。事実上の戒厳支配ではないか。

Posted by 匿名でごめん at 2015年11月04日 07:21 | 返信

今朝、ヤマト自公政権は、「著しく公益を害する」として、強制代執行の提訴に踏み切った。
IS顔負けの国家テロリズムではないか。

Posted by 匿名でごめん at 2015年11月17日 05:21 | 返信

私も、沖縄の人々が置き去りにされているように感じます。
でも「普天間から辺野古へ、米軍基地を移転したい」と言っている主体は、米軍であって、日本政府では、ないのでしょう。
「何故、米軍が普天間から辺野古へ移転したいのか?」が分かりません。
①;普天間が汚なくなった。
②;普天間に飽きたから辺野古の珍しい食べ物が食べたくなった。
③;普天間が古くなったから中国にサイバー攻撃される。
米軍に聞いてみるしかないです。

Posted by 匿名 at 2015年11月17日 10:57 | 返信

4日、菅・ケネディ共同記者会見があり、「目に見える成果」として、沖縄基地の一部「7ヘクタール」を2017年度中に返還することをめざすという。
なんのことはない。在沖米軍専用施設面積、2万2370ヘクタールの1万分の3だという。
ヤマト人の眼には、これを「目に見える成果」と見えるのだろうか?

Posted by 匿名でごめん at 2015年12月11日 06:35 | 返信

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