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意思決定支援、それぞれの役割

2015年11月16日(月)

「医療と介護Next」という専門誌の今月号の特集は「意思決定支援」である。
私は認知症の人の意思決定支援について書いたが、この雑誌は多くの記事が
載っていて読んでいて飽きない。私の項は、→こちら
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この雑誌は、地域包括ケアの専門誌。
メデイカ出版から出ている。

メデイカ出版といえば、拙書、医療介護職のための平穏死の本
も出ていて、なにかとお世話になっている。

何度か会社にお邪魔したことがあるが、オフィスの素晴らしさ、
そして社長さんのオーラに圧倒された。

今回の特集号は、いい本。
意思決定支援は奥が深い。

当院の職員にも読んでもらう。



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この記事へのコメント

私の母の場合は、意志はハッキリしていました。
正常圧水頭症の検査で受診した病院で、生年月日が言えたので「アルツハイマーではないな。でも痛い思いしてシャント手術しても、すっきり治らない場合もあるから、覚悟しておいてください」と、医師が仰ったので、つんぼの筈の母の耳に入って「あのね、私はもう直ぐ死ぬから、痛い手術はいいわ、しなくて」と言いだしたので、その決定を尊重しました。
それから事態はつるべ落としに悪くなって、今ではトイレにも行けず、2階のギャッジアップベッドで寝たきり状態です。朝ごはんを作ってその後は、紙おむつの交換で明け暮れる毎日です。
「この状態は、お母さんが選んだ道なのよ」と言っています。
へルパーさんが「家族虐待だ」と言いますけど、言葉狩りだと思います。
母は自分の意志を選択したのです。

Posted by 匿名 at 2015年11月17日 01:07 | 返信

長尾先生
いつも、判りやすい解説や情報発信
ありがとうございます

尊厳死・安楽死について、
本日の日経メディカル記事内で、
人工呼吸器の停止は、消極的安楽死
(だから、倫理的な問題は慎重に解決することが必要だが)
法律上は経緯の事後確認が出来れば問題になり難い。と記載。

積極的安楽死で依頼されても断らないと・・・
というか、付ける時に想定して判断して頂く。と理解してます。
誤解でしょうか?
誤解がひろまるでしょうか?

Posted by みとり at 2015年11月17日 05:03 | 返信

去年の9月、厚生省からケアマネジャーに対して「家族虐待があれば、通報するように」と言う通達がありました。「家族虐待」とは、何かの定義はありません。
私は高齢者家族を殴るとかネグレクトの対象にすることかと思っていましたので他人ごとと思っていました。
ヘルパー資格は10年前に取りましたが、現在のヘルパーの世界で、何を欲求されているのかは知りません。
でも我が家にくる訪問介護事業に、従事する方達がなかなか厳しいです。
母が勝手に転倒してたんこぶを作っていても「これは何故できたのですか?」と聞かれますし、ちょっとした冗談でも「家族虐待だ」と言われますし、「被差別発言だ」と言われたこともあります。
二人介護従事者が来て一人が「パリのテロ事件があった」と話題提供して、うっかりその話題に乗ってしまうと「あなたはフランスとどういう関係があるのですか?」ともう一人に詰問されます。驚きましたけど、もう一人の方が話題提供しただけなのです。
又うっかり「私はお料理が下手で」と謙遜すると「お料理が下手って、一体何の料理を作っているのですか?」と聞かれます。「マーボー豆腐とかピーマンの肉詰めとか」と答えると、「ピーマンの肉詰めが作れるなんて大したものじゃない」等と褒められます。
考えて見ますと血液検査では「老人性の不明貧血」があるだけでたんぱく質量も正常で腎臓の正常で悪いところは全くないのですから、家族が問題にされるはずは、無いのです。
へるぱーさんや飲み屋のおかみさんだったら、料理が上手か、下手かが問題になるでしょうけど。
なかなか最近の介護保険をつかった家族介護は息苦しいと思います。介護を楽しくしない要素があります。

Posted by 匿名 at 2015年11月19日 09:19 | 返信

お医者様や看護師様やケアマネージャー様やヘルパー様は、介護している側の家族を評価するのを当然と考えていると思います。
お医者様や看護師様やケアマネージャー様やヘルパー様が、「患者の介護のやりかた」を「介護する側の家族」に「指導してあげる」ことを「仕事」だと考えていると思います。

「介護する側の家族」は、エライ方たち、つまり、お医者様や看護師様やケアマネージャー様やヘルパー様の「ご指導を賜りながら」、無料で無休で24時間365日気を抜けない介護業務に追いまくられています。
介護する側の家族は、お医者様や看護師様やケアマネージャー様やヘルパー様にとがめられないような行動をしないと虐待で訴えられます。
本人の症状が悪化するとすべて「介護家族の責任」にされます。ちょっと風邪をひいただけでも「ご高齢ですからお気をつけて差し上げてください。」と、言葉は丁寧なのですが、これ以上どのように「気を付けて差し上げろ」とおっしゃるのでしょうか?
お医者様や看護師様やケアマネージャー様やヘルパー様は、なんでそんなにおエライのでしょうか?
私たちはどこまで自分の人生をあなたたちに捧げれば許されるのでしょうか?

Posted by とくめい at 2015年11月20日 03:18 | 返信

家族を介護している家族を攻撃する介護従事者の方達は、若くて美人ぞろいです。
若いから、ご自分の家族を介護したことがない、介護する気も無い。
他人をすぐさま、攻撃する人は、何か宗教化か、政治政党に入って、ご自分の常識を頑固に持っている方が多いです。
それがいけない事ではありませんが、もう少し、穏やかに、理論的に「あなたはこういう傾向があるのではないですか?こうしたらどうですか」と説得して、相手も「そういえば、そうだなあ」と納得できたらいいとおもうのですけど、どうでしょうか?
ちなみに私とフランスの関係は、中学校時代に呼んだ「チボー家の人々」のジャック.チボーに共感したことです。ジャック.チボーは私の友達です。
高校時代は、マルセル.プルーストの「失われた時を求めて」を読んで、「マルセル」の友達になりました。
現実にはフランスには、行ったこともありません。フランス語も、「パードン」しか知りません。

Posted by 匿名 at 2015年11月20日 01:14 | 返信

安倍総理大臣の「一億総活躍社会」ってどうなるのでしょうね。
「介護離職0作戦」というものも何だろうと心配です。
今日のテレビでは、施設(サ高住や、高専チン)に安く土地を貸すように地主や国、県、市に、呼びかけるらしいです。
やっぱり、「姥捨て山」のことなんですね。お金持ちは「サンシティ」や高級老人ホームに親を預けるのでしょうけど、貧乏人は、子供が介護しても、助成制度は全く出さないし、早く姥捨て山(サ高住、高専チン)に親を捨てて、一億総働きなさいと言うわけなんでしょう。
こんなことを言うとしかられますけど、カンボジアのポルポトも、全国民に「働け働け!」と言いましたけど、なんと毛沢東や、レーニンも「大躍進時代だ」と命名して全国民を働かせたのは、そっくり似ていると、NHKのドキュメンタリー「20世紀の社会主義」の中で書いて有ります。
自治会活動をしていても、「私は、親の介護なんて言って遊んでないわよ。私は外に出てパートでお金を貰ってるから働いてるのよ!」と、言われて驚きました。
私の家は、母の年金があるので、長生きしてくれたら助かりますけど、家庭の事情は違いますから、夫々に工夫するしかないですね。
「私は正しい、あの人は、間違っている」とは、決して言えない、diversity(多様性)の世界だと思います。

Posted by 匿名 at 2015年11月21日 09:47 | 返信

東北大震災で福島県の原発事故があって、本屋さんのベストセラーコーナーに「原発事故」とか「原発の危険性」とかいう題名の本がいっぱい並んでいました。
私の友達も福島市内に家を新築していたので、つい心配で、購入しました。
すると、訪問介護従事者の方が「原発事故の本を持っているなんておかしい!よほど先見の明があるのだ」と言って怒るので、驚いて「いや、本屋のベストセラーのコーナーに、置いて有ったので購入しただけ」と言っても「いや、先見の明がある!」と言いつのるです。
もう50~60歳代の方で、これまでピアノの先生をしていた方なんでそうです。
何かご事情があって、私の購入した「原発事故」の本で、お気を悪くなさったのかもしれませんけど、訪問介護従事者に来て貰うのは氣を使います。
家の中の何に機嫌を悪くされるか分かったもんじゃないからです。
母の介護だけでも、寝不足でクタクタなのに、ホントに怖いです。
ご自分のプライバシーは守るか、嘘をつくのに、こちらのプライバシーは、関係ない事まで根掘り葉掘り聞きただすか、何処かに調べて来るので気味が悪くなります。

Posted by 匿名 at 2015年11月22日 02:44 | 返信

私は、どなたにもお世話を受けるのは嫌です。ひっそり死んで、白骨化してから発見されたいです。

訪問看護・介護業務従事者は、自分の家へ踏み込まれていないから、「自分のプライバシーは守るか、嘘をつく」ことができるわけです。
被介護者と同居家族は、自分の家へ他人に踏み込まれるわけですから、プライバシーを守りたくても守れないし嘘をつくのも困難です。

私の母は介護施設で亡くなりました。
私の母は、ヘルパーさんに自宅へ来てもらって世話をしてもらうのは絶対に嫌だと言っていました。
自分が他所へ行って、つまり介護施設へ入居して、そこで世話になる方がマシだと。

私自身が介護が必要になった場合を考えても、エラそうな方々に自分の家を我が物顔で仕切られるのは嫌です。長い間、私のやり方で私が守ってきた私の家なのです。

私は、誰の世話も受けずに、誰にも看取られることなく一人でひっそり自分の家で死にたいです。
死後、白骨化してから発見されたいです。それが私の心底からの願いです。

Posted by とくめい at 2015年11月23日 03:16 | 返信

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