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今こそ、日本は和の精神を世界にアピールできないものか

2015年11月20日(金)

毎日、心が晴れないまま過ごしている。
パリでのテロ、そしてフランス、ロシアなどによるテロ組織に対する報復攻撃。
今日もロシアによるシリア空爆にて、1300人以上が亡くなっているという。
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民間人が400人以上含まれているという。
今こうして書いている日々だが、何百人単位での殺戮戦争が行われている。

地球の裏側で戦争が行われている現実に心が痛む。
日本人でも外人でも命は命。

元気な若者たちが命を奪いあっている現実を考えると何もやる気が出ない。
日々、これだけひとつひとつの命に魂を削っているのはなんなのか、という気になる。

一方、人間の命だけが大切だというのか。
魚や牛や鶏の命はどうでもいいのか、という声が聞こえてきそうだ。

とりあえず、人間のエゴだろうが、人間と動物は区別して考えたい。
本当は区別してはいけないし、この辺が自分自身でも怪しいのだが。


いずれにせよ、戦争が始まり、殺し合いが続いている。
何百年にもにもわたる戦争が、火山の噴火のように再び火をふいている。

日本は、安保条約以降、アメリカの命令に基本的により従わなくてはならなくなった。
より殺し合いに近づき、当事者に近づきつつある、なしし巻き込まれつつある。


やられたらやり返すか、
反対の頬を差しだすのか。

やられっぱなしにすると国が無くなるという人がいる。
いや、そうではない、という人は、どうすればいいのか具体策を示せない。

結局、やられたらやり返す。
お互いが正義を振りかざして、終わりが見えない闘いに突入した。

9.11の教訓は、活かされているのか、いないのかの検証させされぬまま。
名も無い若者たち、まだ何十年も生きられる若者たちの命が奪われていく。

自爆テロは、特攻隊を思い出させる。
自分が犠牲になって仲間を護る。


日本は70年前に何を学んだのか。
世界は、殺戮の連鎖のこの100年の近代史に何を学んだのか。

歴史はなんのためにあるのか。
今、ここ、で役に立たなかったら、それを学ぶ意味は何なのか。


昨夜は、「和 ・・・・」という店で食事をごちそうになった。
「和」がついている店にいるだけで子供のように嬉しかった。

日本にしかない言葉の代表が
・和
・阿吽
・おもてなし・・・

和の精神を今こそ、世界の安定のために活かせないのか。
せっかくの命がもったいなくてもったいなくて、仕方が無い。

北の海理事長が亡くなられた。
昨日まで、白鳳の猫だましに苦言を呈していたのに、がんで逝かれた。

往年の無敵の強さが蘇るが、もうこの世にいない。
しかし人生を生き切ったし、病死なので仕方がない。

しかしテロや空爆で元気な市民が殺し合う現実は、とても辛い。
日本の政治家や宗教家は、今こそ、いいメッセージを発する時だろう。

日本人にしかできない「和」のメッセージを、届けてほしい。
少なくとも戦争に加担する事態は、なんとしても避けたいと願っている。

テロの犠牲者、空爆の犠牲者、多数の名も無い市民の犠牲者に
たたただ祈りをささげるだけの夜。








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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

今こそ、日本は和の精神を世界にアピールできないものか・・・・・を読んで


恐怖・テロ・憎しみ ・・・・・ !

本当にこれほど不毛な連鎖はないと思います。


私ごとで恐縮ですが ・・・・・ 昨日〔11/20【金】〕
秋晴れに恵まれた中、大阪天王寺に行き、秋色
を存分に楽しんで来ました。

折から、大阪芸術大学スカイキャンパス:あべの
ハルカス24Fで、 “いま、蘇る125年前の記憶
「エルトゥールル展」” が開催されていたので、
吸い込まれるように入場してきました。 “入場無料”


映画“海難1890:日本人が知らない、奇跡の実話”
が、12/5【土】に封切りとなりますが、それとタイ
アップした企画のようでした。


そこで、125年前の日本人の示した、優しさと信頼
正に長尾先生の言っている“和”の心が存在した奇跡。


そして、このような渋いテーマの映画が、奇跡的な
偶然の積み重ねで、日本・トルコの合作映画として
完成したこと。 ・・・・・ を知りました。


長尾先生が推奨して居られた“風に立つライオン!”
も素晴らしい映画でしたが、今回の“海難1890”も
必見の映画では ?  と感じました。


戦争やテロが“負の連鎖”であるとしたら、“1890年
のエルトゥールル号海難事故”と“1985年のイラン
からの邦人の脱出劇(トルコ救援機のフライト)”は、
正に“正の連鎖〔信頼と友情・互助精神の連鎖〕”と
言うに相応しい〔奇跡の〕史実と思います。


長尾先生は、“日本は70年前に何を学んだのか。

歴史はなんのためにあるのか。”とブログで問い掛けて
居られますが、125年間に育んだ “トルコと日本の
友情と信頼” は、その1つの解になるのではないか?
と私は感じています。


出来れば ・・・・・、影響力の大きな長尾先生に、 “映画:
海難1890 ~日本人が知らない、奇跡の実話”
〔1890年に発生した、和歌山県串本沖のトルコ海軍
のエルトゥールル海難事故〕を薦める情報発信をして
戴ければ ・・・・・・ と思っています。


◎“一般社団法人抗認知症薬の適量処方を実現する会”
の設立総会が目前に迫ってきました。〔11/23【月】〕


この会が初期の目標を達成して、国・医療界・製薬界
介護/福祉界が、利権や金銭よりも、全ての人の幸福
の最大公約数を優先して考える社会:長尾先生が言わ
れている “和の精神” に立ち帰ってくれるきっかけを
作ってくれることを、大いに期待したいと思います。


頑張ってください!!

Posted by 小林 文夫 at 2015年11月21日 11:02 | 返信

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