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抗認知症薬の保険審査に地域差あり

2015年11月22日(日)

抗認知症薬の保険審査に地域差があることが
共同通信社の調査で分かり公表された。→こちら
適量処方の実現に一歩近づいた気がする。
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なんでこんなことをしているのか。
アホじゃないか。

自分でも思うし、人からも言われる。

しかしこれ以上、犠牲者を増やさないために誰かがやらないといけない。

しかし製薬会社がスポンサーになっている専門家は絶対にやらない。
ちなみに、そんな専門家が国営放送のお抱えで毎回出ているので罪が深い。

誰もやらない。
誰もできない。

でも誰かがやらないといけない。

だからやる。
ただそれだけ。

もちろん、多くの仲間と一緒だ。

河野和彦先生もいる。
山東昭子議員もいる。もいる。

会のホームページを見て欲しい。→こちら

抗認知症薬の副作用について、医療関係者や市民のみなさんに教えて欲しい。→こちら
これがこの会の具体的な目的だ。

本当は製薬会社の責任でやるべきこと。
彼らのやらかした後始末をボランテイアたちがやっているだけ。

製薬会社のトップに23日に来て下さいね、と声をかけたが音沙汰なし。
旭建材ではないが、間違いは早めに正したほうが傷が浅いと思うのだが。


なんのことかよく分からない、という人は来週発売予定の
「認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?」
という長ったらしいタイトルの本を読んでみてください。

明日は朝から鹿児島へ。
今日こそよく寝て、頑張ろう。


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


「保険診療の問題点」

大規模エビデンスから高名な医師が最大容量まで増量する啓発を行い、診療報酬支払い機関の審査員も同調する中、実地臨床で少量投与の効果を確認しているドクターが評価されない問題があります。

>>>
『認知症薬、審査に地域差 9県で少量投与認めず』
 2015年11月21日
 http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=142613

 認知症の進行を遅らせる抗認知症薬を規定の有効量を下回って少量投与した場合、過去3年間で全国の国民健康保険団体連合会(国保連)のうち9県が医療機関からの診療報酬支払い請求を認めない査定をしたことが、共同通信の調査で21日、分かった。26都県では、認めない査定はなかったとし、12県が少量投与を認めるべきだとするなど、抗認知症薬の扱いに地域差があった。

 興奮などの副作用を避けるため少量投与した医師側が不利益を受けたとの指摘がある。個々の患者に適した認知症医療に向けた審査の在り方が課題となりそうだ。(共同通信)
認知症薬、審査に地域差 9県で少量投与認めず  | 沖縄タイムス+プラス
www.okinawatimes.co.jp
認知症の進行を遅らせる抗認知症薬を規定の有効量を下回って少量投与した場合、過去3年間で全国の国民健康保険団体連合会(国保連)のうち9県が医療機関からの診療報酬支払い請求を認めない査定をしたことが、共....




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この記事へのコメント

抗認知症薬の保険審査に地域差あり ・・・・・・ を読んで


共同通信社は、メディアの裏方の役割を担っている
と思っていましたが、実は自身強力な取材力を持った
会社であることを今回の記事で認識を新たにしました。


個別のメディアではなく、全国区のメジャーなメディア
である “共同通信社” が、 “抗認知症薬の保険審査の地
域差” を取材対象としたと言うことは、抗認知症薬の
増量規定に疑問を持ち、適量処方や少量処方の合理性に
気づき始めたと言うことなのでしょう。


長尾先生達が、11/23【月】に立ちあげられる “一般
社団法人抗認知症薬の適量処方を実現する会” の問題
意識と同じ考えを、 “共同通信社” のデスクが既に持っ
ていることが期待されます。


今回の “共同通信社” の記事は、力強い援軍と言える
と思います。


幸先の良い、設立総会になることが期待されます。


このチャンスを活かして、是非々々 “抗認知症薬の
適量処方” の実現に向けて、潮目を変えて戴きます
よう、よろしくお願いいたします。

Posted by 小林 文夫 at 2015年11月22日 08:06 | 返信

♪あし~たがんばろう ♪って朝ちゃんのテーマソングそのものですね。
製薬会社や、おエライさんに来て貰うより、患者さんや、その家族、介護従事者、看護従事者に来て貰う方が手っ取り早いのでは?

Posted by 匿名 at 2015年11月22日 02:52 | 返信

先生。皆さんこんばんは。
いよいよ明日ですね。
お祈りしています。

Posted by 匿名 at 2015年11月22日 08:42 | 返信

たしかに当事者である患者(その保護者、家族)こそが立ち上がるべきですね。
今の強制増量規定が続けられるかぎり、いっそ認知症の薬など全部やめてしまったほうがいい。
「物忘れ外来」というのは現状を検証したかぎり、認知症患者に不必要で有毒な薬を画一的に処方するだけの害悪そのもの。「物忘れ外来」?認知症サポーター?のウラに製薬会社の巨大利権による圧力が存在する
安易に有名病院のブランドを有り難がって大学病院に参集しては裏切られる患者家族らには、長尾先生の
「大病院信仰」どこまで続けますか?を読んでほしいですね。製薬会社や学会の都合で作られたルールに疑義を考えず黙々と従うだけの医師会、開業医も患者に対する責任感が欠如しているとしか思えないですね。
患者側には拒否権があります。もっとクレバーになりましょう。

Posted by マッドネス at 2015年11月22日 10:05 | 返信

「薬害」がテーマに上る時には、いつも頭の片隅に 川田龍平氏 HIV訴訟を連想していました。
(血液製剤の問題と、処方や薬の質の問題は異なるのかも知れませんが、国と製薬会社が絡む)
(和解=実質勝訴した、かつての時の人)
川田悦子氏が先に国会議員となり、今はどうしておられるのか。後に龍平氏も当選なさり、現職で
いらっしゃるかと思いますが、お二人方とも、山本太郎氏のようにとまでは言いいませんが、てっきり
もっと市民寄りな活動をなさるのかと、当選当時には思っていましたけど、とても静かに議員職を
こなしていらっしゃる御様子。
この際、党派を超えて力を貸して下さったらよいのにと、唐突かも知れませんが思ったりしました。

Posted by もも at 2015年11月22日 10:38 | 返信

長尾先生 いつも応援しています!沢山の長尾先生の親衛隊がいますので、必ず志は実現するものと信じます。

Posted by CAREDR at 2015年11月23日 11:22 | 返信

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