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言霊はこわい

2015年12月14日(月)

心で思っていても口に出してはいけないことがある。
口に出すとそれは呪いに変わり、自分に返って来る。
そんな経験を何度もすることが、歳を重ねるという事。
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昨日、自分はなぜか自分が通りかかる時に旅立たれる
みたいなことを、酔っぱらった勢いで、つい呟いた。

しかしそれが良くなかった・・・

やっと眠りに入った2時間後の早朝にパニック状態の家族からの電話で起こされた。
ほとんど金縛り状態で、なんとか起きだして、ズボンをはき、シャツを着た。

まるで拷問のような仕打ち。

やっぱりな。
あんなこと書かんかったら良かった・・・

看取らた家族と話込んでしまった。
今日は、親父の命日なので、まるで親父を見送るような気持ちになった。

もうろう状態での帰り道。
少しずつ空が白み始めていることに、焦り出す。

お陰さまで、午前中の約束に寝過してしまった。
また朝一番の電話に起こされ、ご迷惑をかけた。


午後6時からは、日本ホスピス在宅ケア研究会の
来年のプレ大会の実行委員会だった。

自分が大会長になった。
エライ大役が回ってきた。

これも、タタリなのかもしれない。
いや、そんなこと言ったらバチが当たるので、天命としておこう。

来年の9月24、25日は、神戸でプレ全国大会をやることになった。
とりあえず、それまでは頑張って生き延びないと、なんて思いながら最終で帰宅。

言霊はこわい。

でもこうして書いているのも、言霊。
だから、もうこの辺にしておこう。



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この記事へのコメント

言霊、についてを読みながら、瀬戸内寂聴さんの講話を思い出しました。
寂庵での講話の様子がTV放送されていて、質問者の悩みを受け止めた寂聴さんが、
杞憂な事柄を指し「そう思っては、いけません。そのようになってしまうから。」と
力説なさる様子が印象強く残っています。言霊、の理解に至りました。

今日のブログを読み、(私信のような返信かも知れませんが)言霊、というよりも
主には、お酒が災いしているような印象を受けましたが、お酒が多いのではないでしょうか。
そして、日ホス神戸大会の大役の件、始まる以前に気が重い時は「今年は無理がある」と
早めに手助けを求めた体制で臨まれた方が、懸命ではありませんか?
何かと背負い込んでしまう長尾先生が心配です。

Posted by もも at 2015年12月14日 11:21 | 返信

長尾先生こんばんは。
お父様の命日の日もお忙しかった様ですね。
おつかれさまでした。
でも旅立ちについては言霊の事も関係しているかもしれませんが、
きっとその患者さんに長尾先生がみこまれたんではないでしょうか。
最期は先生にいてほしいってきっと選ばれたんだと思います。
(先生は大変でしょうけど)元患者家族のカンですが。
そして、その命日の日に大会長になられるなんてきっと神様とお父様が
毎日よく頑張っていますねというサインの様な気がします。
とはいえ。。あまり無理されません様に。
天国のお父様の事、お祈りしています。

Posted by 匿名 at 2015年12月14日 06:15 | 返信

はじめまして、1と言います。
長尾先生の事は、御本も持っていてお名前も聞いたことがありましたが今日パソコンで検索していて 趣味が同じことを知りました。
ちょっとびっくりしています。
毎日津波の様な仕事をされているかと思います。本当にお疲れ様であります。
羽生君ではありませんが、生き急がれませんよう御体大切にしてくださいませ。
ポチットさせていただきます。

Posted by 1 at 2015年12月14日 06:59 | 返信

ホントですね。皆さんの仰るように、長尾先生、ちょっとお疲れ気味みたいです。
在宅医をなさっているのですから、夜中に電話が掛かってくるでしょうし、通りかかったら、旅立たれたということも、多いのでは。
お医者様として頼られているのでしょう。
でも何とかならないのでしょうか。死亡診断書を書くのはお医者さんでないといけなのでしょうけど。
他のお医者様に行って貰って、昼からご挨拶に行くとか何とか工夫できないのでしょうか。
夜中に行かなければいけないのなら、朝からの診療は休むとか。
素人考えですけど。

Posted by 匿名 at 2015年12月15日 02:31 | 返信

鍼灸の世界の話なんですけど、鍼灸専門学校の研究科へ行って、ある先生に弟子入りししました。
3年間弟子入りしたら、30歳前後になったので、開業したのですけど、暫くしたらその先生が学校の理事長になったと風の噂で聞きました。それから2~3年してから今度は同じ学校の校長になったと聞きました。
先生のお父さんが校長だったったし、現代医学に基づいた鍼灸教育をしたいと同じ目標を持っていたので、校長にはなりたかったのでしょうけど、他の鍼灸学校が、必ず柔道整復科を併設して生徒を集めていたのに、理想主義からあえて柔道科を持っていなかったので、「学校経営が大変だろうな」と弟子たちや学生は思いました。
最後に会った時は鍼灸の勉強会でしたけど、校長と理事長と兼務していると言うので、私も他の生徒も何となく近づきにくく、他の教師と喋っていました。先生は、何となく皆から浮いているように見えました。
次の勉強会のお知らせが来ないなあと思っていると、突然はがき1枚で「先生が亡くなられましたので、この度、学校葬を執り行います」というお報せが来て、心臓が咽喉から飛び出るのではないかと思うほど驚きました。突然死だったそうで、考えてみれば激務だったんだろうなと思いました。
校長になれたのは本望だったにしても、始めに理事長に指名された時、辞退すればよかったのに、クリスチャンで世間知らずだったし疑うことを知らない先生だったからつい、毒饅頭を食べさされたのかなと個人的には思いました。
「土方殺すには刃物は要らぬ。雨の三日も降れば良い」と言いますが、「医者を殺すには刃物は要らぬ。仕事の三つも与えればよい」との思いが頭を過ぎります。
八方美人になって何でも引き受けると殺されます。
「私は○○をやりたいので、この仕事はおことわりします」と言って逃げる勇気が必要だと思います。
それでないとクリニックの人々や、その他の団体の長尾先生に頼っている人達が路頭に迷うことになります。

Posted by 大谷佳子 at 2015年12月16日 01:40 | 返信

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