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山東昭子議員の訴え

2015年12月22日(火)

FACTA1月号に山東昭子議員の
「抗認知症薬適量処方」の訴え、という記事が載っている。→こちら
山東議員の覚悟がよく伝わってくる記事。

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私たちがなぜ、「一般社団法人 抗認知症薬の適量処方を実現する会」
なるものを立ち上げたのか、立ち上げざるを得ないのか、が分かる記事。

山東議員も三浦老健局長も応援してくれている。
なぜ彼らがそこまでするのかは、記事に書いてある。


不都合な真実は、経済癒着という圧力で封印されてきた。
しかし誰かが風穴を開けなければ、犠牲者は増えるばかり。

私は、今日も新たに被害者3人の相談にのっていた。
路頭に迷う家族は、書店で河野和彦医師の著書に出会い、救われている。

しかし、もっと社会運動としてやらないと、犠牲者は増えるばかりだ。
そう思って、現場の人間たちが立ち上がった。


医療職、介護職、そして介護家族は、被害の実態を書きこんで欲しい。→こちら


詳しくは、近著
「認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって、本当ですか?」に書いた。

何人かの医師から、「初めて知った、とてもいい本である」とのメールを頂き嬉しかった。
認知症の世界にも、そんな良心的な医師もいることを知って欲しい。


年が明けたら、本格的に活動を開始する。

しかし突然消えたら、巨大利権に消された、と思って欲しい。

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この記事へのコメント

山東昭子議員の訴え ・・・・・・ を読んで


山東女史の曇りのない眼と親族を守る! という強い
思いが、薬害?! から母親を救い、そして今回新た
な被害者の拡大を防ごうとして立ち上がられてたこと
に清涼感を感じています。


山東女史は真の “信念の人!” と呼ぶに相応しい
人なんですね。


山東女史が、抗認知症薬の投与が過剰な興奮性を
引き起こしていることを見抜かれたというのに、
何故日常的に患者さんに接しているお医者さんや
看護師さん、介護師さんが“薬害?!”に気がつ
かないのか? 不思議に思っています。


(医師が)自分の親だったら行わないという、最終末
期の患者さんの延命処置〔心臓マッサージなど〕や
過剰な検査・治療〔スパゲティ処置〕同様、医療界・
看護・介護界には、独特の常識が支配しているという
ことなのでしょうか???

河野医師や長尾先生の活動と、山東女史の想いが交錯
して、今回「抗認知症薬の適量処方を実現する会」の
活動を後押ししてくれることはとても心強いことと思
います。

それでも ・・・・・、山東女史が抗認知症薬の“薬害?!”
に気がつかれてからでも、既に7年歳月が流れています。

これ以上、失われた歳月が徒に流れてしまうことは何と
しても防いで欲しいと希望しています。


FACTA 1月号の特集に記載されている、抗認知症薬の
増量規定撤廃に、製薬会社が強い抵抗を示すであろうこ
とは理解出来ますが、何故医学会が同調して強い抵抗
をするのか? が理解出来ません。


長尾先生が本ブログで、“年が明けたら、本格的に活動
を開始する!”と宣言されたことを、大変嬉しく思って
います。
 
それに続けて ・・・・・“もし、突然消えたら、巨大利権に
消された、と思って欲しい。”と記述されていますが ・・・・・・、
これだけ露出度を高く、表立って活動されている限り、
不測の事態は起こらないと思います。

もし ・・・・・ もし ・・・・・、このタイミングで、長尾先生が
突然消えるようなことが起これば、“巨大利権”が自らの
罪を認めたこと〔自爆行為〕に他ならないと思います。

衆人環視の中で行われている今回の活動は、案外安全な
ものでは、と思っています。


何故、このような当たり前のことが当たり前のことと
して行われないのか? 不思議に思っていましたが、
今回の“FACTA 1月号”の表紙に “三歩先を読むオン
リーワン情報誌 〔ザ・ファクタ〕 ”と書かれている
のを読んで、 “そうか! 長尾先生は常に三歩先を歩ま
れているから、なかなか世間に受け容れられないのか!”
と合点が行きました。


もう少しで年が明けます。 そうしたら“二歩先”となり
実現に一歩近づきますね。 

応援しています。 頑張ってください。

Posted by 小林 文夫 at 2015年12月23日 09:18 | 返信

日本にも、良いところがあるんですね。
良い時代になって来たなあと思います。
訪問看護師さんも、「薬のことは、家族が一番よく知っています。アリセプトについても、家族がお年寄り家族の一番良い状態の薬の量を、飲ませて上げて下さい」と仰っています。
こんな時代が来たんだと驚いて喜んでいます。

Posted by 匿名 at 2015年12月24日 02:24 | 返信

一度決めた事(臨床治験とエビデンス(苦笑))を必死で死守しようとする製薬会社と専門学会(苦笑)
死守しているのは治療方法ではなく製薬会社の利益・既得権益ですかね。
あとはマスコミと患者団体や家族が動けばすべてはひっくり返るはずなのですが、
日本人は巨大権力に絶対に抗わない国民性なので、革命はいつまでたっても起きないのでしょうね。
そして日本中で薬害地獄の阿鼻叫喚は止まらない。残念です。

Posted by ある実践医 at 2015年12月24日 06:56 | 返信

長尾先生および「ある実践医」先生 へ

私は無料でネットで読める読売新聞のヨミドクター(yomiDr.)のコラムを読んでいます。
99%医療不信に傾いている私のような者でもわずかな光明を感じることがあります。
最近では、「心療眼科医・若倉雅登のひとりごと」から
(12/24)「軽い薬だから」安心させるため方便? 準麻薬乱用の危険も
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=128105
(12/17) 視力検査「正常」なのに目がぼやける、服薬歴を聞いてみると…
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=127989
(12/10) 目に強い痛みと眩しさ…安定剤、睡眠導入薬で副作用
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=127157&from=popin
若倉医師は、読売新聞に連載されているご自分のコラムで、3週続けてベンゾジアゼピン系やその類似薬の乱処方について、医師の立場から明確に批判および警告を発しておられます。

かすかな光明を感じます。

長尾先生が奮闘しておられるのは理解しているつもりですが、どこか「同業医師としての保身」を嗅ぎ取ってしまうのは私がゆがんでいるせいでしょうか?
ある実践医さんは、ほんとの医師であらせられるのなら、堂々とご自分の主張を実名で発信していただきたい。

医師として同業者の敵を作りたくないと考えている限り、真の変革者とはなり得ないと思います。

Posted by komachi at 2015年12月25日 03:10 | 返信

komachi様へ
薬害に関する情報、いつもありがとうございます。
関心があるテーマには、時にひらかせてもらっています。
ただ、「同業者の敵を作りたくないのでは」とか、「実名で発信していただきたい」は、komachiさんらしくないのでは、と思います。
送年を省みるときにあたり、左右の胸鎖乳突筋の裏をさすっております。

鍵山いさおからkomachiへの返信 at 2015年12月25日 12:39 | 返信

私も、komachiさんに、本当に、感謝しています。
でも、ここは長尾先生のブログですし、長尾先生が「ペンネームでいいから、コメント下さい」と仰ったので、皆さん、ペンネームにしています。
実名でコメントしますと、何処の誰か分からないペンネームの方から、どうして良いのか分からないくらいの攻撃をされます。
ペンネームで、のびのびとコメントしても良いのでは。
実名を知りたければ、長尾先生も方から連絡なさるのではないでしょうか。
komachiさんも、面白い攻撃をなさるのですね(笑)。

Posted by 匿名 at 2015年12月26日 12:02 | 返信

抗認知症薬の用量については国立長寿医療センター主導の研究で、減量が好ましい例が一定の割合で存在することが示され、ドネペジルの反応性に個人差がある事もPETなどを用いて検証されています。H21-22の研究で今さら目新しいものではなく、ネットに公開されてどなたでも制限なく閲覧する事ができます。長尾先生はじめ、同様の主張をされる皆様はなぜこの先行研究を紹介されないのでしょうか。担当研究者の一覧も是非注意深くご覧下さい。
http://www.ncgg.go.jp/ncgg-kenkyu/documents/22/21si-12.pdf

Posted by 楢林洋介 at 2015年12月26日 11:48 | 返信

同業者から除名されるのは、辛い事です。
私は、兵庫県鍼灸師会から除名されました。
除名されるつもりはありませんでしたけど、ひとり20数万円を、ローンで払って、兵庫県鍼灸会館を鴻池参議院の土建会社で建てて貰ったら、「鍼灸医師になれる」と会長が言ったので、疑問を表明したら、除名されたのです。
除名されたら医療事故保険にも入れません。それで、必死になって、ケアマネジャーの資格を取りました。
長尾先生は、本名で活動して、著作も多数出版しているし、同業者として保身しているとは思えません。
ただ、未だお若いので、在宅医療をしている医師、患者に寄り添う意志、患者の家族に寄り添う医師ではあっても、未だお母様もお若いし、患者の家族ではありません。
それで、過去に家族介護をした方の意見や、現に家族介護をしている人の意見や、事情があって施設に家族を預けている方達の意見を聞いて著作に書いていらっしゃるのが現実だと思います。
komachiさんは、その長尾先生の意見が、まだまだご自分の意見としっくり合わないので、歯がゆく思っていらっしゃるのかなあと推察致しました。
ちがっているのならごめんなさい。

Posted by 匿名 at 2015年12月27日 09:33 | 返信

長尾先生達が、「こう認知症の適量処方を、実現する会」を、超党派で立ち上げたのは、素晴らしいことだと思います。
問題が、大きくて国家的な規模になったり、或いは外交的な問題の時は、超党派で政治運動をすることがあります。
戦後暫くして、「中国人孤児の帰還問題」とか日中友好運動等が、超党派で展開されました。
その他の事では党に依って、夫々見解の相違があっても、或る一点における政治問題では、各党派が一致して政治運動をすることは物凄く力強い運動が展開されます。

Posted by 匿名 at 2015年12月29日 02:56 | 返信

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