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抗認知症薬の論点

2016年01月03日(日)

抗認知症薬の問題提起をするとこんな意見が飛んで来る。
「そんな問題は存在しない。もう解決済みだ」
製薬会社も医学会も口を揃えてそう言うが本気だろうか。
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今夜も認知症の人の深夜往診から帰ったところ。
しかし、また別の看取りと、命は正月も関係無い。

年末に亡くなられた方の葬儀は、1月2日だった。
多死社会なので、もう正月も関係無い。




抗認知症薬の課題はたくさんある。

その中でも以下の2つを論点としたい。

1) 増量規定なんてものはない、という意見
  →ありますよー という新聞報道   → こちら


2)少量投与のエビデンスなんて無い、という意見
  →これもありますよー  

  ・1mg投与で7%、2mg投与で21%に有効という論文 →こちら

  ・研究グループのグループの報告 →こちら

  ・平川先生の多数の自例験 →こちら


要は、みんな無かったことにしているのがこの問題。


1月17日(日)に新宿ブックファーストで出版記念講演会がある。→こちら
少しは上手に話せるだろう。


こんな私でも多くの人を薬害から救えるのならば存在価値がある。
なにより、多くの仲間がいる。→こちら

よろしければ現場からさらに情報を提供ください。 →こちら




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この記事へのコメント

" 抗認知症薬の適量処方を実現する会 " のサイトを開き、山東昭子議員の訴えが掲載されている
という " FACTA ONLINE "を開いてみましたら、

厚労省が恫喝「亀田病院」大変
この見出しの方に目がいってしまい ..なんだか凄いことに.. TVドラマを地で行くような、
こんなことが堂々とまかり通ってしまうのか、と正月早々ショックな気分です。

Posted by もも at 2016年01月04日 12:20 | 返信

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