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「非道とグローバリズム」

2016年02月05日(金)

「非道とグローバリズム」という新刊を読んだ。
和田秀樹氏と中田考氏の対談集である。
2人は灘高校の同級生だという。
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分かり易くてとても面白い本だった。

イスラム教のことなど何も知らない私。
ましてISやテロに関しては知識が無い。

そんな教養の無い私にもピッタリの本。
最後には、死がテーマになっていた。

本書には、宗教と戦争の真実が書かれている。
しかしメデイアは絶対に取りあげない本でもあろう。

もし取りあげるメデイアがあるなら、日本はまだ大丈夫かもしれない。
そんな本だ。

理由は読めば分かるだろうが、本書は
日本国にとって不都合な真実だらけだ。

しかし本書のような「出版文化」がまだあるので、怪しいとされる
グローバリズムの正体を知ることができるのは、光明でもある。

今、日本が置かれている状況と、世界の動静が
イスラム教というフィルターを通して語られている。

後藤健二さんが亡くなって1年になる。
彼の供養でもあるような本。

中田考氏は、何故か1年前逮捕されている。
中田考ルートが閉ざされて、救出できなかったのかが残念だ。→こちら

もし日本国民の3%が本書を読めば、何百万人という戦争で犠牲になるだろう
世界の人々の命を救うことができるはずだ。

その意味で多くの人に読んで欲しい。
和田秀樹氏は精神科医だが、せめて医師には読んで欲しい。


以下、本書のプロフィールをコピペさせて頂く。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

内容紹介

なぜ、宗教は戦争を止められないのか?
ISは、日本にテロを仕掛けてくるのか?
そして第三次世界大戦は本当に起こるのか?

この世で一番巨大な宗教はイスラーム教でもキリスト教でもなく、資本主義が作りだした「拝金教」だった!?
異端のイスラーム政治学者・中田考と、気鋭の精神科医・和田秀樹とともに、
希望が目減りし、非道さを増していくこの国での生き方を考えよう!

日本のテレビ局は後藤健二さんが殺害される直前から、彼が以前にシリアで自分を撮影したときの動画を持ち出し、
「何が起こっても責任は私自身にあります」という彼のメッセージを何度も放送しました。
一方、日本政府は「テロには屈しない」と言い続け、身代金請求に一切応じようとはせず、彼らは無残にも殺害されました。
そして国民が怒りを募らせたところで、「ISのような非道国家と闘うために、我々は軍事力を持った普通の国家にならなければならない」と、
安倍政権は安保法案可決への道へ進むきっかけをつかんだように感じます。 ----和田秀樹


出版社からのコメント

Q【ISによる次の標的は日本だという危惧が高まっていますが、どうすればいいですか?】

中田「安倍政権が集団的自衛権を通してしまったことで実際に狙われるようにはなったと思いますが、優先順位は低いでしょう。
危ないのはヨーロッパ、アメリカですよ。そこに中国とロシアも入ってきた。これらの国は実際にISと戦っていますから。
日本はテロが国内のどこで起きるかなんていう無意味な予想をして国民の恐怖を煽るよりも、
むしろ年間3万人も自殺者がいる国であることをもっと危機に感じるべきです。
イスラーム教には自殺者も餓死者もいません。
資本主義がもたらした拝金教は短期的に見ると成功したように見えるけど、いずれ全体が滅ぼされることになるのです。
通帳に記された数字上のお金なんて持っていたって、何の役にも立たないわけです。全部幻想だし、麻薬のようなものです。」


和田「日本の方がはるかに若者が未来に希望を持っていない国なんです。小泉政権時の構造改革きっかけに、
経済的に勝てなかったヤツは人生の敗北者であり、それは自己責任だという風潮が蔓延しています。
その上、生活保護叩きもあり、飢え死にもかなりの数が出ている。もはや、テロを心配している場合ではないでしょう。
人間というのは自由であればあるほど欲望が膨らみ続けます。とめどもなく金を欲しがるし、力を欲しがります。
国家の権力者が力を持った途端に暴走し始めるのもそのためです。共産主義が実質上機能しなくなっ た現代に、
何が「欲望の制御装置」として最も機能しているかと言えば、それはイスラーム教じゃないかと思うんです。
キリスト教も仏教も、資本主義の渦の中で、拝金教に巻き込まれてしまったので。」 

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この記事へのコメント

 自らシリアに行った後藤さんの件は騒いでも、日本や安全な第三国で拉致された北朝鮮による拉致被害者救出の声が上がらないことに非常に違和感を感じています。
 ジャーナリストが現地で何があっても自己責任ですが、北朝鮮による拉致被害者は自己責任は全くありません。拉致被害者の件に触れず、ダーイッシュの人質の件ばかり声を上げる人は信頼できない人物です。

Posted by とくめいさん at 2016年02月05日 12:36 | 返信

クルド人女性は、拉致された同胞のあらゆる情報を集め、さまざまな方法で救出している。
家族会の方々が訴えられているように、なぜ、事態がこれほど長引くのか。
歴史上、なぜ、日本人と政府は、交渉力を駆使できないのか。
後藤さんの問題は、「自己責任」云々の問題ではない。
シリアの実際を世界に知らしめることは、地球の「極東」で呻吟している、すべての人々の解放にも繋がっている。
日本では、「後藤さんの件」は、前年から政府に知られていたにもかかわらず、歯牙にもかけられず、ヨルダン王に丸投げされたうえ、米母艦救援の問題にすりかえられた。

匿名でごめんからとくめいさんへの返信 at 2016年02月06日 12:54 | 返信

多くの日本人観光客・留学生が訪れ、平和な社会・国家であることを確認しているシリアに、米国陣営が、「サウジの宗派である首切り過激イスラム」を送り込み、今生きている人々のささやかな幸せはもちろん、過去5千年の文化・遺跡を、国土の隅々に至るまで破壊し尽くしました。

中田考は、その「サウジ系首切り過激イスラム」の直系学徒 兼 活動家です。シリアで首切りが広まり始めたころ、中田考は自らのツイッター冒頭に「ようやく我々の時代が来た」と明記しました。日々の書き込みでは、シリア政府軍が国民を守る行為をありとあらゆる表現技法を凝らして非難する反面、サウジ系首切り過激イスラムによる首切り行為が、いかにイスラムの教えに反していないかを、得々と説明していました。

中田考は、NHK教育のアラブ・イスラム番組で必ず登場する関西のD大学教授と懇意にしています。

米国ではもちろんですが、日本においても、政治の勉強をするときには、誰からお金をもらって生活・活動しているのか不明な、怪しい人物多数に巡り会います。こちらが近づかなくても、あちらから近づいてきます。危ない人を上手に避けながら勉強する必要がある。

中田考が、イスラムの難解な理論を、日本語で紹介した業績をもって、余人に代えがたいと評価する一部の人々がいますが、本当にそうでしょうか?大学院レベルの勉強は外国語で行うのが通常であり、個人としての自分が勉強することが目的であれば、既に豊富な勉強材料がある英語またはアラビア語で学ぶ環境が、日本の国境の外側に、いくらでもあります。実際にそれを実行した日本人は何人もいます。

あなたの大事なお子さんが、国連安保理決議違反容疑で家宅捜索されるような人物と巡り会っていいのか・悪いのか、よくよく熟考してください。安保理決議は、米英仏露中の5カ国すべてが合意しなければ採択されません。つまり、安保理決議違反容疑ということは、政治的立場を超越して、世の中のあらゆる方向から非難される行為をした(疑いがある)、ということです。

長尾先生ほどの影響力のおありになる方が、安易に中田考を紹介したことに驚愕し、注意喚起をさせていただきました。

Posted by 通行人 at 2016年02月06日 03:59 | 返信

中田考なる、人と思想については、よく分からない。
昨年、旅券剥奪となった男性カメラマンがいた。
今年もシリアの戦場に向かった女性カメラマンがいた。
「なぜ戦場にいくのか?」と問はれて、みな応えは、いろいろだ。
だが、事実は、現場抜きでは、語れない。
「民族浄化」や「宗派浄化」の勢いは、一向に治まらない。
「冷戦」崩壊後も、インドとパキスタンは核でにらみ合い、イスラエルにつづき、サウジとイランもいずれ核でにらみ合うだろう。
北につづき、ウクライナやゴルドバが核を手にするかもしれない。
イエメン両派の男性は、「首切り」のための斧を、ヤマトのもののふのごとく、常時腰にさしている。
「天皇の軍隊」初年兵は、訓練と称して、捕虜の首切りをやらされた。
ロシアとイランがアサドを支援し、アメリカとサウジがISを支援して始まった、現代ペルシャ戦争。いったい、どこへ向かうのか。
シリア難民は、いまやヨーロッパ各地の排外主義の大嵐に見舞われ、暗黒のヨーロッパの漂流民となってきた。
ヒトラーの「100年後の予言」が、あたらなければいいのだが。
中田考は、あやうい。
だが、もっともっと、あやうい倭王もいる。

匿名でごめんから通行人への返信 at 2016年02月08日 03:10 | 返信

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