日々、実に多くの人、それも濃い人と出会い濃い会話をしている。

知識人であったり、そうでなかったり、
元気な人であったり、あと２時間で死にゆく人であったり。

映画のような、いや、映画より神々しい看取りの場面。
もうそれが日常なので、わざわざブログに書くことも無くなった。

新人看護師は泣いて喜んでくれる。
病院看護では、当たり前のことが当たり前ではない。

ザイタクでは、なんでもあり。
職員には、常に「病院と反対のことをしなさい」と言っている。

病院が食べたらダメと言えば、しっかり食べさせろ。
動いたらダメと言ったら、そろっと動かせ。

責任は自分が持つ。
とにかく患者さんの笑顔だけが目標だ。


昨夜は、九州大学名誉教授と宇宙の仕組みで盛り上がった。
プラズマローゲンを飲んでいるからか、私よりずっと若々しい。

死後の世界は無いと思うが、魂はあると思う。
それは先祖からのＤＮＡのことか。

アドラーの話で盛り上がった。
このブームは本物ではないか。


今日は、脳腫瘍で意識不明から見事に回復した患者さんと会話した。
面白すぎて、ここにはとても書けない。

末期がんや神経難病や認知症の人達との会話が続いている。
それぞれが真珠の首飾りのように透明な存在感に溢れている。

医者になって、良かった。
こんな仕事ができる自分は幸せもの。

なにより、濃すぎる日々に感謝。
生きることとは楽しむこと。

でも嬉しそうにブログなんか書いている暇は無い。

・診療報酬改訂
・ＤＲがひとり休暇中。
・今週末の在宅患者さんとの花見の準備。
・４月９日にはタイのお坊さんが来る。
・大規模歓送迎会、
などで息つく暇も無いのだが。

そうそう、明日は、たかがい恵美子議員が当院に来る。
その前に、１時間の講演がある。

明日、本当にこのへんの桜も開花するはず。
花見の一週間が始まる。