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機能していない「お薬手帳」
2016年04月13日(水)
毎日、何人かの新患さんを診るがお薬手帳を持っていない人が多い。
多重受診、多剤投与の人に限って肝腎なものを持たずに受診される。
3~4冊まとめて持って来るひともいて、本当に疲れる。
多重受診、多剤投与の人に限って肝腎なものを持たずに受診される。
3~4冊まとめて持って来るひともいて、本当に疲れる。
初診では問診だけでなく、服薬歴も重要だ。
しかし肝腎のお薬手帳を持っていない。
それでいて、「同じ薬を」とか「減らして」とか「変更して」と言う。
こちらは、何枚かの薬剤説明書のお薬をカルテに映していく。
この作業が結構、時間がかかる。
「遅い!」という罵声が飛んで来るのでこちらも焦る。
ただ、「お薬手帳」を持ってくればいいだけなのに、
それをしないので、手間ばかりかかって肝腎な診察がおろそかになる。
4月から紹介状なしの大病院受診は、最低5000円の一見さん料金が必要になった。
それと同様に、お薬手帳なしの患者さんは一旦、薬代を全額自費にしてはどうなのか。
それくらいしないと、名ばかりの「お薬手帳」だらけだ。
それを活用するには、少し権威付けが必要なのでは。
台湾では、銀行のキャッシュカードのような診察券を差し込むと、
画面上に、服薬履歴が詳しく見られた。
ICT時代の日本なら、やろうと思えば簡単にできるのだが・・・
いずれにせよ、多剤投与対策として開発されたであろう「お薬手帳」に関して
もう少し厳しく義務づけられてもいいのではないかなあ。
しかし肝腎のお薬手帳を持っていない。
それでいて、「同じ薬を」とか「減らして」とか「変更して」と言う。
こちらは、何枚かの薬剤説明書のお薬をカルテに映していく。
この作業が結構、時間がかかる。
「遅い!」という罵声が飛んで来るのでこちらも焦る。
ただ、「お薬手帳」を持ってくればいいだけなのに、
それをしないので、手間ばかりかかって肝腎な診察がおろそかになる。
4月から紹介状なしの大病院受診は、最低5000円の一見さん料金が必要になった。
それと同様に、お薬手帳なしの患者さんは一旦、薬代を全額自費にしてはどうなのか。
それくらいしないと、名ばかりの「お薬手帳」だらけだ。
それを活用するには、少し権威付けが必要なのでは。
台湾では、銀行のキャッシュカードのような診察券を差し込むと、
画面上に、服薬履歴が詳しく見られた。
ICT時代の日本なら、やろうと思えば簡単にできるのだが・・・
いずれにせよ、多剤投与対策として開発されたであろう「お薬手帳」に関して
もう少し厳しく義務づけられてもいいのではないかなあ。
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この記事へのコメント
診察券のICカード化 賛成です。たくさんの診察券を持ち歩くのも大変ですし、カード一枚で、診察履歴も投薬履歴もわかればすばらしい。
Posted by 榎本 博 at 2016年04月13日 01:43 | 返信
趣旨はわかります!
でも全員強制ではなくて、「拒否権」は国民にあるような制度であるべき!
=マイナンバーの強制紐づけは嫌です!
・拒否の意志表示をしなければ、IC管理される、
・拒否かどうか意向の確認は徹底する(騙し討ちはなし)、
・いつでも拒否はできる(一度やられたら一生そのまま、とかはなし)
ならいいです。
プライバシーを管理されるのが嫌な人(=自律と尊厳を大事にする人)の自由は守られるべき!
一部の人のせいで、一緒くたに巻き込まれて強制管理されるのは勘弁してほしい。
医者にかかるとか治療、服薬とか、べつに義務ではないのに、
自己申告してもいない病歴が全部筒抜けなんて、嫌すぎる。
人に知られたくない病気は、保険使わないか、治療しなくなる、、
これ、死んだ方がマシってことか?
そこまでして生きても楽しくないし。
最近の薬剤師の”ご親切”でさえ、相当鬱陶しいのに、
「アナタ以前もこのお薬出されたことあるから、飲み方はもうわかってますね!」とか、大きなお世話じゃ!
監視社会は息苦しい。
Posted by ありが at 2016年04月13日 11:46 | 返信
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