もしかしたらこのブログを読まれている熊本のみなさまがおられるかもしれない。
心からお見舞い申し上げます。

以下、阪神大震災の経験から。

外部からの救援隊が初めて入ったのは震災発生２４時間後だった。
まだまだ取り残されている人がたくさんいる。

７日目まで倒壊家屋の下に生存者がいるので諦めてはいけない。
飲まず食わずで７日目に救出された人が運ばれてきたことを覚えている。

テレビ映像では現地でマスクをしていない人が多いのが気になった。
阪神の時に飛散したアスベストが、今頃、悪性中皮腫を作っている。

必ず防塵マスクをして欲しい。
これはアスベスト中皮腫で亡くなられた藤本義一さんの娘さんがらのメッセージ。

陸の孤島ではなさそうなので、救援物資は届くだろうから焦らずに待ってほしい。
余震はとても不安なので、避難書にいるしかないが、これも待つしかない。

２１年前、私は被災者でありながら、助ける方に回ったが、
その判断は間違っていなかった。

医療・介護スタッフは、自分の持ち場を離れずそこを守って欲しい。
大変なことではあるが、頑張れば、後で必ず納得するはずだ。

生き埋めになっている人がまだたくさんいるだろう。
一刻でも早く救出されることをお祈り申し上げる。

亡くなられた方がたのご冥福をお祈り申しあげます。