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30回目のギックリ腰
2016年04月22日(金)
3日前からギックリ腰で重体である。
しかし人生30回目なので慣れてはいる。
私の持病を治すのは、「時間」と「睡眠」であることを知っている。
しかし人生30回目なので慣れてはいる。
私の持病を治すのは、「時間」と「睡眠」であることを知っている。
生まれて以来、57年間、病気や怪我をしたことが一回も無い。
病気で学校や仕事を休んだことは1日もない。
もちろん、医師になってからも、開業してからも病欠はゼロ。
しかし今回のような重症のギックリ腰は、30回くらいある。
1年間に2~3度、激しい腰痛で歩いたり、起き上がりができなくなる。
寝返りをうつこともできない酷いギックリ腰に定期的になる。
私の最大の弱点は、腰が悪いこと。
育ちが悪いので、小さい頃から姿勢が悪かったこともある。
ギックリ腰が襲ってくるには2パターンある。
・文字どうり、一瞬にして動けなくなるなり方、と
・今回のように、半日かけてジワジワと動けなくなるタイプ。
今回も重症。
車に乗れても、出ることができない。
トイレに立ちあがることができない。
動くたびに激しい痛さで雄たけびをあげる・・・・
今日、要介護認定調査を行えば、たぶん、要介護3くらい。
普通の人なら、病院に行って、全介助だろうか。
普通の痛み止めや湿布は痛すぎて、意味が無い。
やるなら、氷で冷やすか、モルヒネくらいを飲む(飲んでいないが)か。
昨日は、もの凄く遅いスピードで上にピョンピョン跳ねながら移動できた。
90歳のお婆ちゃんや末期がんの人達に「お大事に」と励ましてもらった。
今日は、かなり腰が曲がっているが、ゆっくりならば少し歩ける状態に。
しかし階段を一歩上がると「痛い!!」と激痛が走る。
一番楽なのは、歩くことと寝ること。
一番辛いのは、じっと立つことと座ること。
しかし歩いてばかりいることはできず、必ずどこかで立ち止まる。
あるいは座るのだが、その後の動き始めに腰に激痛が走る。
「歩く本」を書いておきながら、街一番のヘッピリ腰で脂汗を流して歩いている。
ああ、普通に歩ける人が羨ましい。
ああ、車椅子に乗って移動したい。
仕事を休んで横になっていたい・・・
プチ障害者になったブルーな気分。
でも熊本の車中泊の人のことを考えるとまだ幸せ。
今日締め切りの原稿を3本書いた。
書くのは書けるが、その後、椅子から立ち上がることはできない。
職員はだれも同情しない。
笑っているだけ。
こんな時、誰か同情してほしいな、と思うが無理な話。
こんなことくらいでは病院にも行かず、薬も飲まず、ただただ「待つ」だけ。
1週間もlすれば治ることを豊富な経験で知っているので慌てない。
名医なので、「もしかしらがんの骨転移では?」なんても思わない。
ただただ、「時間」と「睡眠」が薬であることを知っている。
9割の病気は歩くことで治る。
実際、こうしたギックリ腰も3日目くらいからは歩いたほうが早く治る。
では、身動きできない最初の1~2日は、「時間」と「睡眠」しかない。
実は、9割の病気は「時間」と「睡眠」で良くなる。
病院に入院するということはそういうことなのだ。
幸運だったのは、5月19日の東京六本木での歩くイベントの直前で無かったこと。
腰が曲がったままステージをヨチヨチ歩きしたら、みんな凍りついたであろう。
まあ、そんなこんなで。
でも、今日は医師会の代議員会にも出席して
夜は、緩和医療で「突中痛」の勉強会に出ていた。
珍しいことに今夜の講演は素晴らしいもので、とてもちても勉強になった。
独協医大麻酔科の山口重樹先生による
「理解していそうで、理解できていない突出痛」
最近、ずっと疑問に思っていたことがたくさん解決してスーとした。
しかし、我が腰のほうは、まったくスーッとしていない。
トホホ・・・・(泣)
病気で学校や仕事を休んだことは1日もない。
もちろん、医師になってからも、開業してからも病欠はゼロ。
しかし今回のような重症のギックリ腰は、30回くらいある。
1年間に2~3度、激しい腰痛で歩いたり、起き上がりができなくなる。
寝返りをうつこともできない酷いギックリ腰に定期的になる。
私の最大の弱点は、腰が悪いこと。
育ちが悪いので、小さい頃から姿勢が悪かったこともある。
ギックリ腰が襲ってくるには2パターンある。
・文字どうり、一瞬にして動けなくなるなり方、と
・今回のように、半日かけてジワジワと動けなくなるタイプ。
今回も重症。
車に乗れても、出ることができない。
トイレに立ちあがることができない。
動くたびに激しい痛さで雄たけびをあげる・・・・
今日、要介護認定調査を行えば、たぶん、要介護3くらい。
普通の人なら、病院に行って、全介助だろうか。
普通の痛み止めや湿布は痛すぎて、意味が無い。
やるなら、氷で冷やすか、モルヒネくらいを飲む(飲んでいないが)か。
昨日は、もの凄く遅いスピードで上にピョンピョン跳ねながら移動できた。
90歳のお婆ちゃんや末期がんの人達に「お大事に」と励ましてもらった。
今日は、かなり腰が曲がっているが、ゆっくりならば少し歩ける状態に。
しかし階段を一歩上がると「痛い!!」と激痛が走る。
一番楽なのは、歩くことと寝ること。
一番辛いのは、じっと立つことと座ること。
しかし歩いてばかりいることはできず、必ずどこかで立ち止まる。
あるいは座るのだが、その後の動き始めに腰に激痛が走る。
「歩く本」を書いておきながら、街一番のヘッピリ腰で脂汗を流して歩いている。
ああ、普通に歩ける人が羨ましい。
ああ、車椅子に乗って移動したい。
仕事を休んで横になっていたい・・・
プチ障害者になったブルーな気分。
でも熊本の車中泊の人のことを考えるとまだ幸せ。
今日締め切りの原稿を3本書いた。
書くのは書けるが、その後、椅子から立ち上がることはできない。
職員はだれも同情しない。
笑っているだけ。
こんな時、誰か同情してほしいな、と思うが無理な話。
こんなことくらいでは病院にも行かず、薬も飲まず、ただただ「待つ」だけ。
1週間もlすれば治ることを豊富な経験で知っているので慌てない。
名医なので、「もしかしらがんの骨転移では?」なんても思わない。
ただただ、「時間」と「睡眠」が薬であることを知っている。
9割の病気は歩くことで治る。
実際、こうしたギックリ腰も3日目くらいからは歩いたほうが早く治る。
では、身動きできない最初の1~2日は、「時間」と「睡眠」しかない。
実は、9割の病気は「時間」と「睡眠」で良くなる。
病院に入院するということはそういうことなのだ。
幸運だったのは、5月19日の東京六本木での歩くイベントの直前で無かったこと。
腰が曲がったままステージをヨチヨチ歩きしたら、みんな凍りついたであろう。
まあ、そんなこんなで。
でも、今日は医師会の代議員会にも出席して
夜は、緩和医療で「突中痛」の勉強会に出ていた。
珍しいことに今夜の講演は素晴らしいもので、とてもちても勉強になった。
独協医大麻酔科の山口重樹先生による
「理解していそうで、理解できていない突出痛」
最近、ずっと疑問に思っていたことがたくさん解決してスーとした。
しかし、我が腰のほうは、まったくスーッとしていない。
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この記事へのコメント
長尾先生と共通点があったとは光栄です。お大事に
Posted by 榎本 博 at 2016年04月22日 01:20 | 返信
私も、若いころぎっくり腰をやってしまいました。
それから、持病と化しています。
ぎっくり腰に対しては、腰を伸ばした方が、回復が早い印象です。
横になった時、腹臥位になり、腕で状態をささえます。これで腰を伸ばすと痛みが和らぎます。
このマッケンジー体操と呼ばれる方法が、私には有効でした。
Posted by 小関 洋 at 2016年04月22日 02:09 | 返信
先生、お大事に。
文面に痛々しさがにじみ出てます~(/ω\)
Posted by 匿名 at 2016年04月22日 07:04 | 返信
30回目のギックリ腰 ・・・・・・・ を読んで
ギックリ腰 ・・・・・・ 大変に痛いようですね。
幸いにして、私はなった経験がありませんが、現役時代
職場の仲間が何人もギックリ腰となり、大変な思いをし
ているのを、同情しながら支援したことを思い出して
います。
何故? なぜ? 長尾クリニックの同僚の方々は、長尾
先生の難渋に同情されないんでしょうか?
つどい場さくらちゃんの、丸尾ちゃん〔丸尾さん〕軍団
の皆さんからも同情されることはないんでしょうか?
誰からも同情されることがない! ・・・・・ ということで
あれば、長尾先生の日常の言動に何か問題が ???
私は、長尾先生の今回のギックリ腰に心より同情しています。
今回のギックリ腰が、軽く済み一日も早く回復されるよう
心より祈念しています。
今日〔4/22【金】〕インテックス大阪で開催中の、高齢者・
障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展『バリアフリー
2016』『慢性期 医療展2016』『看護未来展2016』を見に
行き、最新の情報をいろいろと勉強して来ようと思って
います。
足腰を日頃から労わるよい方法を学ぶことが出来れば
レポートしたいと思います。
くれぐれもお大事に! してください。
Posted by 小林 文夫 at 2016年04月22日 07:54 | 返信
一回だけ、就寝前にボルタレンの坐薬を入れて、消炎効果を図ってみられたらどうですか?
ボルタレンは、一度に何回も使うと、腎臓がやられますので、一回だけにして下さい。
次の日には、腰部の痛い所に、灸を何層も重ねて据えます。
人のことは言えませんけど、最近のお写真では、おなかが、大分出ていらっしゃって、腹筋が弱くなってる感じですね。
Posted by 匿名 at 2016年04月22日 12:07 | 返信
済みません。間違えました。実は、最近全く針灸治療してなかったんです(ハハハ...)。
お灸は、ぎっくり腰になった途端から、大きいのをいくつも据えた方が良いです。
ボルタレンは、就寝前に一回だけ。
慢性腰痛になったら、鍼治療をちょっとずつします(私は針治療が、下手なんです)。
弟子入りした先生は、腰椎椎間板ヘルニアの男性に、中国鍼をガンガンして、その日は息子さんに抱えられて帰ったけど、あくる日は、ひとりで歩いて鍼灸院にやってきました。
私は、あんな治療はできませんでした。
Posted by 匿名 at 2016年04月22日 01:21 | 返信
腰痛の辛さ、御容態がお気の毒です。大変ですね。お見舞い申し上げます。
「ぎっくり腰 」が病名では無いと思いますが、例えば、腰に潜在的な病気(変形や滑りetc.)が潜んで
いるのではないですか? 時間と睡眠で回復するとは言っても、それはカバーする役割を担う筋肉が回復
している、という場合もありますから、と思ったりしました。今回は重症とのことですから、この
タイミングで専門医に診て頂いては如何でしょうか?
寄る年波ですから、長期間寝て過ごす治療を避けるには、早めに正しい対処をお勧めします。
専門医を受診して下さいね。お大事に!
Posted by もも at 2016年04月22日 02:43 | 返信
長尾先生、大丈夫ですか。私は笑いません。
私もぎっくり腰を経験してから、ぎっくり腰もちになりました。
しかし、ある日、劇的に改善しました。それからは、皆無です。
寝る前に、マッケンジー体操を1分するだけです。
仰向けに寝て、両手を脇の横あたりのベッド、または布団の上につけて、
上半身を起こすだけです。10回ほど。
これで腰痛から解放されました。
イギリスの女王様も、腰痛もち?マッケンジーさんを表彰したとか。
長尾先生には効くか分かりませんが、試してくださいね。
お大事に。
Posted by 井上 at 2016年04月22日 02:57 | 返信
お大事に
Posted by 尾崎 友宏 at 2016年04月22日 09:44 | 返信
長尾先生が腰痛でお困りと知り、是非大山パットを試していただきたいと思いました。
私も去年の秋まで腰痛を繰り返し発症していましたが、
大山パットを足の指に毎日つけてから、腰痛になっていません。
私の腰痛は痛みと腰の曲がりで長尾先生ほどひどくはないかもしれませんが、
私は大山パットは手放せません。ネットで買えますので是非お使いください
早く回復されて5月のイベントに参加してくださいね
Posted by 腰痛友 at 2016年04月23日 12:18 | 返信
お大事になさって下さい。
Posted by 匿名 at 2016年04月23日 04:31 | 返信
そういえば、今は一番良い季節ですけれど、案外就寝前後は、夕ご飯も召し上がって、お酒も少しは飲んで、体温が高くなって、暖かいですけれど、夜明け前は、知らないうちに冷えてきますね。
ですから、腹巻などで、腰部を保護しておくのも良いでしょう。
もっと寒い時、1月2月には、腰の冷える人は、使い捨てカイロを、間接的に当てて、お休みになるのもいいかもしれません。
長尾先生は、高校を卒業なさって、ダイハツ工業で働いていらっしゃった時にぎっくり腰になられたのでそた?
それとも、道路工夫のアルバイトでツルハシを振り上げていらっしゃった時に、ぎっくりになられたのでした?
異色のお医者様ですよね。凄い武勇伝というか、エピソードですね。
Posted by 匿名 at 2016年04月23日 11:07 | 返信
エンドオブライフケア協会 設立1周年シンポジウム…
もうすぐ始まるけど
大丈夫ですか?
Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2016年04月23日 12:35 | 返信
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