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小林麻央さんが乳がんに
2016年06月11日(土)
なんということだろう。
小林麻央さんが、乳がんで深刻な病状にあるという。
ステージⅣ?との報道に驚きお見舞いを申し上げる。
小林麻央さんが、乳がんで深刻な病状にあるという。
ステージⅣ?との報道に驚きお見舞いを申し上げる。
たとえば、ある報道→こちら
本当にかわいそうだ。
私も30歳代の乳がんを何人か診てきたが辛い。
世間の女性は、乳がんノイローゼになっている。
当院の乳がん検診も満杯だ。
・麻央さん
・北斗晶さん
・アグネスチャン
・山田邦子さん
・スーちゃん・・・・
私が不思議なのは、このタイミングで、あの近藤誠医師が登場しないことだ。
国民的人気ものが、抗がん剤や手術で闘っている時に、なぜ
・抗がん剤や手術の否定や
・放置療法、といった考えを,、大きな声で直接本人に勧めないのか。
テレビやメデイアで「真央ちゃん、やめとけ!」と大声で叫ばないのか。
週刊文春や文芸春秋や近藤誠ファンも同じで、完全に沈黙している。
ようは、様子を見ているのである。
・結果が良さそうだと、「それはがんもどきだった」と、
・結果が悪くなりそうだと、「それは本物のがんだった」と、
後から、結果が出てから、「それみたことか」と、言うためである。
そんな論法を、私は「後だしジャンケン」と呼ぶが、的中率は常に100%のため
頭のいい人ほど騙されて、近藤信者になる。
あれほど近藤誠医師を持ち上げたすべてのメデイアはなぜ沈黙しているのか。
今こそ、真剣に問うてみたい。
週刊文集は、「麻央ちゃん、何をしても無駄だからやめなさい」と書かないのか。
一方で放置を推奨し、一方でとことん治療を称賛する意味不明な記事が並ぶ。
要は、所詮ひとごとだから、なんでも言えるのだ。
第三者のお遊び、お金儲けの手段にすぎないのが、がんもどき教の教義である。
私は近藤誠理論の誤りを、2冊の本に書いてきた。
近藤教信者さんたちにめった打ちにされ、大きな被害にあってきたが後悔は無い。
・ 「医療否定本に殺されない48の真実」
・ 「長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか?」
痲央ちゃんの旦那さんも辛いだろう。
インタビューを見たが、言葉が無い。
主治医と何度でもよく話し合って欲しい。
そして後悔の無い医療を受けて欲しい。
麻央ちゃんの回復を祈る。
本当にかわいそうだ。
私も30歳代の乳がんを何人か診てきたが辛い。
世間の女性は、乳がんノイローゼになっている。
当院の乳がん検診も満杯だ。
・麻央さん
・北斗晶さん
・アグネスチャン
・山田邦子さん
・スーちゃん・・・・
私が不思議なのは、このタイミングで、あの近藤誠医師が登場しないことだ。
国民的人気ものが、抗がん剤や手術で闘っている時に、なぜ
・抗がん剤や手術の否定や
・放置療法、といった考えを,、大きな声で直接本人に勧めないのか。
テレビやメデイアで「真央ちゃん、やめとけ!」と大声で叫ばないのか。
週刊文春や文芸春秋や近藤誠ファンも同じで、完全に沈黙している。
ようは、様子を見ているのである。
・結果が良さそうだと、「それはがんもどきだった」と、
・結果が悪くなりそうだと、「それは本物のがんだった」と、
後から、結果が出てから、「それみたことか」と、言うためである。
そんな論法を、私は「後だしジャンケン」と呼ぶが、的中率は常に100%のため
頭のいい人ほど騙されて、近藤信者になる。
あれほど近藤誠医師を持ち上げたすべてのメデイアはなぜ沈黙しているのか。
今こそ、真剣に問うてみたい。
週刊文集は、「麻央ちゃん、何をしても無駄だからやめなさい」と書かないのか。
一方で放置を推奨し、一方でとことん治療を称賛する意味不明な記事が並ぶ。
要は、所詮ひとごとだから、なんでも言えるのだ。
第三者のお遊び、お金儲けの手段にすぎないのが、がんもどき教の教義である。
私は近藤誠理論の誤りを、2冊の本に書いてきた。
近藤教信者さんたちにめった打ちにされ、大きな被害にあってきたが後悔は無い。
・ 「医療否定本に殺されない48の真実」
・ 「長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか?」
痲央ちゃんの旦那さんも辛いだろう。
インタビューを見たが、言葉が無い。
主治医と何度でもよく話し合って欲しい。
そして後悔の無い医療を受けて欲しい。
麻央ちゃんの回復を祈る。
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この記事へのコメント
私の小学校低学年の頃、母方の叔父のお嫁さんが二人男の子が、いるのに、乳がんになりました。恋愛結婚でしたし、その頃あまり医学知識の無かったので、叔母は、長い間誰にも隠していました。ある日私の母(叔母のとっては小姑)のところへ来て「実は乳がんと言われて、何年にもなる。段々悪くなってきていると医者に言われた」と打ち明けました。母は単細胞な人間でしたけれど、その時は、義妹が、かわいそうでたまらなかったと言っていました。叔母は、市民病院で亡くなりました。私は、幼かったので、病気の原因は今も分かりませんけれど、北海道から恋愛結婚で、誰も友達のいない関西に引っ越してきたこと、祖母は私にはやさしい祖母でしたけど、叔母にとっては気難しい姑であった事、頼りにしている夫(叔父)が嫁姑問題では嫁の立場に立たず逃げ腰になっていた事、祖母も叔父も叔母も末っ子で、甘えただったこととか叔父の会社の経済的な問題等、いろいろな心理的な問題が、原因だったのではと考えます。
麻央さんも、慣れない梨園に嫁いで、苦労なさったのではないかなあと思いました。
阪神大震災の後、叔父が脳梗塞になった時、後妻も肺癌になったら、先妻の息子二人も、後妻の息子二人も、引き取る余裕が無く、叔父を神戸の老健に入れました。結局先妻の長男の居る、神奈川県の巨大老健で誤嚥性肺炎になって、鎌倉のS病院(療養型病床群)で、亡くなったと後になって知らせて来ました。
息子達は、父親より母親立場を理解していたのかなあと思いました。
Posted by 匿名 at 2016年06月12日 12:11 | 返信
近藤医師はここでコメントしてますよ。
http://suits-woman.jp/suitsnews/30360/
Posted by 匿名 at 2016年06月13日 06:09 | 返信
いきなりすみません。
私も16年前に乳癌で妻を亡くしました。発覚は29歳。三年半の闘病でしたが、それはそれは辛いものでした。手術、放射線、抗がん剤治療をやりましたが、結果的に抗がん剤は効かなかったという事になります。自分なりに、いろんな事実を紡ぎ合わせると、近藤誠さんの理論も頷けるのです。10年前には兄が大腸ガンで進行ガンだから覚悟するように医大の先生から言われましたが、兄は今でも再発もなく、健康です。
いろいろ分からない部分が多いのですね。
Posted by カズ at 2016年09月14日 04:59 | 返信
長尾先生の本をこれから読んでみようと思いますが、私個人は治療はともかく、少なくともガン検診放置派です。
ほかの医師によろう近藤誠批判の本を読んでいたら、大腸癌の抗がん剤は昔に比べてものすごく進歩していると書いてあったので、期待して読んでみたら、延命平均5ヶ月だったのが25ヶ月になったということでした。すわ、抗がん剤で完治例が続出か?と思ったのが肩すかしでした。わずか2年延命するために私個人は抗がん剤の副作用に苦しみたいとは思いません。
それでも近藤誠の信者になったつもりはないので、現在もいろいろ文献を読んでいます。
先生の本も読ませて頂いたら、再コメントさせていただくかもしれません。
Posted by 検診放置派 F at 2016年10月06日 05:00 | 返信
カズさん
はじめまして。通りすがりに読みましたが、そのお話とても興味があります。
お兄様は、手術、放射線、抗がん剤の使用状況は通常の治療だったのでしょうか?それとも拒否されて食事療法などの代替医療を試みたのでしょうか?あるいは、まったく何もしないであきらめていたのでしょうか?
がん検診放置派Fからカズへの返信 at 2016年10月06日 05:04 | 返信
長尾先生のご本読ませて頂きました。
結論から申しますと、長尾先生は、基本は標準治療派かもしれませんが、その欠陥をよく自覚されていて、結果的に近藤誠批判しているようにみえて、どちらかといえば標準治療派より近藤誠派に近いように思えてしまいました。
大学病院などの標準ガイドラインにしたがう医師と、代替医療、統合医療を取り入れている医師とは、パラダイムが違うといいますか、ぬきがたい溝があるように思います。ちなみに近藤誠は代替医療も否定していますが、検診放置、三大治療否定という点で代替医療の医師、研究者と同じ結論になることが多いせいか、それらの先生と同じ本で引用されることが多いようです。(安保徹氏、石原結実氏、岡田正彦氏、船瀬俊介氏など)
市民として、これだけは言えるのは、近藤誠より、厚労省と製薬会社と学会が癒着してつくったガイドラインが信用できないということです。健康診断でほとんどの人が異常値になるガイドライン・・・癒着あってのものだと思います。近所の医者も血圧の薬からはじまって、どんどん薬をふやすので、自分で本をよんで食事療法で検査数値を改善させました。そういう経験もあって、自分はもっと代替医療を国が受けけ入れるべきだと考えています。
いろいろ話がとびましたが、そういう経緯から抗がん剤のデータも患者の立場で提出されておらず製薬会社の利益になるように作られていると感じています。(たとえば、リバウンドが疑われる4週間以後の治験データは承認に不要など)
ことは近藤誠が正しいかどうかより、標準治療のガイドラインに利権のゆがみがないかどうかのほうが、市民としては根本の問題のような気がいたします。素人が生意気もうしましたが、公共の問題なので何卒ご容赦ください。
検診放置派Fから検診放置派 Fへの返信 at 2016年10月07日 01:13 | 返信
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