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李登輝さんと終末期医療の話
2016年08月03日(水)
台湾の元総統である李登輝さんの講演を聞く機会があった。
石垣島と台湾はすぐ横だが、石垣島に来られるのは最初だ。
懇親会では、李登輝さんと終末期医療の話をさせて頂いた。
石垣島と台湾はすぐ横だが、石垣島に来られるのは最初だ。
懇親会では、李登輝さんと終末期医療の話をさせて頂いた。
台湾では、学生たちが中心となり、無血の革命が起きた。
蔡英文さんという女性の総統になったが、李登輝さんのお弟子さんだ。
台湾国会は、2000年にリビングウイルの法的担保を行い、
その後、2度の法改正を経て、終末期医療は劇的に変わった。→こちら
それをお手本にしたのか、韓国国会も今年2月に法的担保を決めた。→こちら
しかし日本のメデイアはまったくこうしたことをまったく報じない。
ちなみに、日本では12年間、法的担保の話はほとんど(全く)進んでいない。
日本は先進国で唯一、リビングウイルの法的担保の無い不思議な国である。
しかし99%の医療者も市民もメデイアも、そんな基本的なことすら知らない。
もちろん医学部でも、私以外は(おそらく)教えていない。
李登輝さんは、93歳だが、お元気だ。
台湾と日本が終末期医療でこうして交流していることを、とても喜んでくれた。
私の手を握って「この問題は大切なことだからしっかり頑張りなさい!」と言って下さった。
拙書「平穏死10の条件」の台湾版(法的担保の立役者の趙可式先生が帯)を送りたい。
私の手を握りしめながら、一生懸命に日本語で話してくれた李登輝さん。
手は大きく、とても柔らかかった。
李登輝さんの講演内容は、
・台湾から石垣にパイナップル栽培が入ってきた歴史
・日本と台湾は、IoTを通じた交流になるだろう、などだった。
最後に「日本と台湾は運命共同体」と結ばれた。
この言葉の意味を、しっかりかみしめたい。
詳しく知りたい方は、李登輝さんの近著「熱誠憂国ー日本人に伝えたいこと」を読んで欲しい。
とても分かりやすい、よい本だ。
蔡英文さんという女性の総統になったが、李登輝さんのお弟子さんだ。
台湾国会は、2000年にリビングウイルの法的担保を行い、
その後、2度の法改正を経て、終末期医療は劇的に変わった。→こちら
それをお手本にしたのか、韓国国会も今年2月に法的担保を決めた。→こちら
しかし日本のメデイアはまったくこうしたことをまったく報じない。
ちなみに、日本では12年間、法的担保の話はほとんど(全く)進んでいない。
日本は先進国で唯一、リビングウイルの法的担保の無い不思議な国である。
しかし99%の医療者も市民もメデイアも、そんな基本的なことすら知らない。
もちろん医学部でも、私以外は(おそらく)教えていない。
李登輝さんは、93歳だが、お元気だ。
台湾と日本が終末期医療でこうして交流していることを、とても喜んでくれた。
私の手を握って「この問題は大切なことだからしっかり頑張りなさい!」と言って下さった。
拙書「平穏死10の条件」の台湾版(法的担保の立役者の趙可式先生が帯)を送りたい。
私の手を握りしめながら、一生懸命に日本語で話してくれた李登輝さん。
手は大きく、とても柔らかかった。
李登輝さんの講演内容は、
・台湾から石垣にパイナップル栽培が入ってきた歴史
・日本と台湾は、IoTを通じた交流になるだろう、などだった。
最後に「日本と台湾は運命共同体」と結ばれた。
この言葉の意味を、しっかりかみしめたい。
詳しく知りたい方は、李登輝さんの近著「熱誠憂国ー日本人に伝えたいこと」を読んで欲しい。
とても分かりやすい、よい本だ。
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この記事へのコメント
ビックリ
おぎようこは
支援者
と すけっと
で 京都 大学 吉田 キャンパス
台湾史
の 駒込さん たち の 女性達の 証言 映画
上映会 かなり 厳しく
多い人出 に
まるで
戦場 を かいくぐって
きた ような
厳しさ
でした、
おぎようこ
おこらんど
墨あそび詩あそび土あそび
Posted by おこ at 2016年08月03日 09:46 | 返信
おはようございます、いつも読ませていただき、共感させていただいております。
近藤誠先生 浜六郎先生、そしてあなた様が、日本の医療を改善する牽引役を担って
おられると信じ、応援しております。
小兵ながら鍛えられた肉体で、小錦などの巨漢力士をいとも簡単に送り出しで破る
というような、多くの国民が勇気をもらい、希望の星だった千代の富士の訃報があり
ましたが・・・
いまから思いますと、急に強くなり筋肉増強剤を使用されていたのか・・・という
疑問がありますが、それはさておき「直腸がんによる多臓器不全」による死に関して、
自覚症状はなく、軽度のがんで命に別状はない切除手術が行われて数か月での死に関
しては疑問が残ります。
もし手術せずに抗がん剤を投与されなかったら、少なくとももう何年間は生きられ
た思うのですが、先生のお考えをお教えいただけませんでしょうか?
Posted by 廣田 祐次 at 2016年08月03日 11:33 | 返信
アジアの英雄と言えば、台湾の李登輝氏、シンガポールのリ.クワンユー氏、ベトナムのホーチミン、
ミャンマーのアウンサウンスーチー女史のお父さんのアウンサウン将軍でしょうか。
田中角栄総理が、中国と国交回復したのは良いけれど、台湾との交流を断絶して、台湾からの留学生が宿泊していた善隣会館とかいう建物を全部中華人民共和国の留学生に明け渡したのは、驚きました。
あれは間違いでした。あれは中華人民共和国の周恩来か毛沢東からの指示だったのか、今となってはよくわかりません。
私は中国大陸にも、台湾にも行った事の無い、お寸婆さんなんで、なんとも言えませんけれど、李登輝氏には、まだまだお元気で長生きして頂きたいです。
旅行していて、頬っぺたを抓られないのは、台湾くらいですからね。一度行ってみたいです。
祭英文総統は、李登輝元総統のお弟子さんですか?
Posted by お寸婆さん at 2016年08月03日 08:37 | 返信
李登輝元総統の貫禄と雰囲気もさることながら、青年のような長尾先生の笑顔が印象的です。
慕うことができる、尊敬できる御人が身近に存在するということは最高ですね。
その方のオーラに浸ることによって、自分もパワーアップできる、エネルギーを頂ける幸せを
感じます。御人脈が凄いです。
Posted by もも at 2016年08月03日 11:09 | 返信
おはようございます。
とても良い事ですね。
Posted by 尾崎 友宏 at 2016年08月04日 04:42 | 返信
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