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在宅医療におけるリスクマネジメント

2016年08月08日(月)

リスクマネジメントというと病院の事というイメージがあるが、最近はクリニックや
在宅医療の現場の医療安全は本当に大丈夫だろうか、という気がしてならない。
密室の行為となり易い在宅こそ、リスクマネジメントの叡智が必要な気がする。

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最近、医療安全の医学書の中に在宅医療におけるリスクマネジメントについて
書かせて頂いたが、ここに書いたものはほんの一例にすぎない。→ こちら

たとえば、胃ろう交換に関するトラブルが増えているが、交換時には
1)PEGスコープか
2)色素水法による確認が必須であるとの警告書が出ている。
(その警告書の製作には私も関わったが)

しかし在宅現場で、これを励行している在宅医がすごく少ないことは
全国のあちこちの訪問看護師さんが内緒で教えてくれる。


では、在宅での麻薬使用のリスクメネジメントは大丈夫なのか?
以前からの懸念が、大橋巨泉さんの報道で現実のものになった。

巨泉さんの奥さんが、「あの在宅医に殺された!」と言っているのだ。→こちら
(私のコメントも掲載されている)

しかし巨泉さんの最期の問題は、どうやらそんな単純なものではなさそうだ。

詳しくは、明日書きたい。


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この記事へのコメント

猛暑 厳しい クリニックスタッフ ブログ
投稿者 夜 起きる ように できれば
幸い、
ちょとは マシ に 感じます。
話し葉、バリバラ N NHK 番組
バリアフリー バラエティー
障害者 の 視座から 酷な 事件
を 取り上げていた。
いい 時間だった。

池上彰さんの 番組も
敗戦 と マッカーサー と 昭和天皇
確か
きょう 生前退位
だんわ 談話
ヒロシマ

ナガサキ


久しく 日本では
原爆

祈り
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敗戦 終戦 の 日
多くの人が、 亡くなり
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に 迷惑
かけた こと に
オモイはせる日
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親世代
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おぎようこ
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Posted by おこ at 2016年08月08日 05:04 | 返信

在宅医療におけるリスクマネジメント ・・・・・・・ を読んで


“在宅医療におけるリスクマネジメント”という記述を目
にして、最終末期に発生する思いもかけない突発事態に
対する医療側の対応(リスク)のことを“リスクマネジメ
ント”と表現しているとばかり思っていたら ・・・・・・・・、
とんでも医師が “終末期医療や在宅緩和ケア” を担当して
いる場合があるということを指してもいることを知って
大変驚いています。

事実かどうか? 分からないながら、医療事故で患者を
死なせる(殺す)リスクが少ないという理由で、皮膚科医
や眼科医になる人が一定数いる。
反対に、そのようなリスクが高いため、産婦人科医や
小児科医を敬遠する傾向がある。 と以前耳にして、
そんなこともあるのかも知れないと思っていましたが、
今回の長尾先生のブログで、そのような分からないこと
リスクの一杯の終末期医療に、専門の教育を受けていない
医師が続々? と参入している現実を知って驚愕しています。

在宅医療や終末期医療、緩和ケア(ペインクリニック)
などの看板を掲げている医院やクリニックの先生(医師)
は、当然そのような教育を受け、十分な経験も積んでいる
と理解して(信じて)いましたが、本当に“医師免許”さえ
保有していれば、その医師の判断でどのような診療科目でも、
どのような専門医でも標榜することが出来るんでしょうか?

患者の側から門を叩く相手の医師がどのような経歴の持ち
主で、どのような教育を受け、どの程度の研鑽を積んでい
るのか? それを患者側が見極めることが、患者側の“リス
クマネジメント”・・・・・・ と言われると、それはないでしょう!
という気持ちになってしまいます。

長尾先生が今日のブログで、 “在宅医療におけるリスクマネジ
メント” の詳細について、明日のブログで追加説明を行いたい!
と記述されていますので、その内容を楽しみに待ちたいと思い
ます。

長尾先生、明日のブログで、私たち無垢の市民の不安を少しでも
軽減して戴ければ有り難いと思っています。

よろしくお願いいたします。

Posted by 小林 文夫 at 2016年08月08日 09:03 | 返信

「在宅医のリスクマネジメント」と題名を見ただけでも『大変』なこと、と容易に想像できます。
老老介護や独居宅への訪問であっては、説明責任だけを考えても「どうやって説明するのか?」さえ
思います。養老先生のビデオの中にも「こんなにも老人が増えていく世の中は歴史始まって以来」と
語気を強くして話していらっしゃいましたが、本当にどんどん重篤な在宅患者さんが増えていくのを
目にするので、「大変な世の中..ホントに大丈夫なのか?」と現実が進行していくスピードの速さ
に驚きと不安で一杯になります。当事者である高齢者の方が、もっと不安でしょう。

Posted by もも at 2016年08月08日 10:27 | 返信

おうちへ訪問するって 病院と違い アウエーなんです

びっくりするようなことが起きます
訪問看護を株式会社で経営していますが 事業内容は 居宅サービス事業なんです
訪問看護は サービス業なんです

本当に信頼関係で成り立っています
この信頼が崩れた時に 小さなトラブルが大きな事件に発展します

今回の巨泉さんの在宅医の先生のことは よくわかりませんが
意思決定支援をしっかり やっていきたいと改めて 思います

Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2016年08月09日 12:08 | 返信

先日は講演でありがとうございました。
理学療法士も在宅医療でリハをおこないますが、看取りのことはほとんど学んでいません。
状態が悪くなったらリハは中止になるからと興味を示さない人も多いです。
しかし、在宅だからこそ個々の専門家が「在宅医療とは」をしっかりと学ばなくてはいけないと思います。
先生が頑張っている姿をみて、私も療法士に啓蒙していけたらと思いました。
実際の病気で困っている苦しんでいる方をみるからこそ、予防の大切さや必要性を訴えていけると思っています。
予防も現場も頑張ります!

Posted by 宮ちゃんのところのPT秋ちゃん at 2016年08月09日 12:44 | 返信

うれしい
アピール
ありがとうございます!
死歯、かくじつ
ですから、
死に 至る 過程が、
さまざま
楠敏雄さん しかり
かれは 北海道から
京都のだいがく、
大阪の
障害者のため
しんりょく
される。、

あれこれ 業績は
すばらしい
やはり
精神ちからの
とても 強い おひとがら

ザンネン
残念です。

おぎようこおこらんど

公私の お付き合いが
なくなり淋しいいです。
墨あそび詩あそび土あそび

おこから訪問看護師 宮ちゃんへの返信 at 2016年08月09日 05:27 | 返信

コメント
いつも 拝読。

匿名からおこへの返信 at 2017年05月22日 08:04 | 返信

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