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糖尿病は循環器の中心である
2016年09月03日(土)
昨夜は、大阪市大の島田建永先生による「糖尿病は循環器の中心である」
という講演を拝聴しながら、いろいろと考えさされることが多くあった。
冠動脈の閉塞機転として、内膜側と外側の脂肪組織からの2方向がある。
という講演を拝聴しながら、いろいろと考えさされることが多くあった。
冠動脈の閉塞機転として、内膜側と外側の脂肪組織からの2方向がある。
心臓周囲脂肪に着目している。
それはCTで検出可能、
その脂肪から直接動脈内部に刺激が入る。
こうした仮説は世界初ではないのか。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
糖尿病は循環器の中心である 島田建永先生
28歳の急性心筋梗塞例など心筋梗塞の若年化がある。
ある日突然、そうなる若者がいる。
隠れメタボが914万人もいる。
肥満じゃないのに脂肪肝というタイプ。
香川県では少4で1割が脂肪肝だという。(うどん県?)
境界型糖尿病だけでも心筋梗塞のハイリスクと考えるべき。
トロポニンTが上がらない不安定狭心症もある。(役にたたないことも)
インスリン抵抗性改善がポイント。
CRP=プラークラプチャーのマーカーではないか。
糖尿病があって、CRP0.01以上は、ハイリスク。
CRPを下げる糖尿病薬が望ましい。
スタチン、EPA、SGLT・・・・
CTでNapkin-ring Sign(不安定プラーク)を検出できるので
外来CTで心筋梗塞を簡単に予知できる時代になった。
心臓周囲脂肪に注目したらクリアカットに説明できる。
冠動脈の動脈硬化は外側からも来るのではないか。
新しい動脈硬化概念=血管周囲脂肪。
病変部は脂肪の質が違うのではないか。
CTで心臓周囲脂肪を測定=冠動脈に影響している。
PAFにも関係している
心房細動の発症もCTで左房周囲脂肪の測定で予知できる。
EPA/AAが有効。エパデールは心房細動を予防する!?
EPAは心内膜脂肪を減らす?
腎機能低下も心臓周囲脂肪と関連している。
スパスム(異型狭心症)も心臓血管周囲脂肪と関係する(東北大学)
心臓周囲脂肪は狭窄だけでなくスパスムにも関係するという発見。
100μ以下の微小血管が重要。
心臓周囲脂肪は微小循環も障害する。
微小循環がもっと太い動脈の変化に先行する
SGLTは脂肪に効いて、量も減らし質を改善する?
腎機能も心機能も改善するとのこと。
今後の検証が待たれる。
Q 心臓周囲脂肪は内臓脂肪か?
A よく分からない。
Q ロカボ食をどう思うか
A いいと想う。
@@@@@@@@@@@@@@@@@
これまでの循環器医療は。なにかイベントが起こってからが出番だった。
しかし今後は、先制医療の最大のターゲットになる得ると思いながら聞いていた。
それはCTで検出可能、
その脂肪から直接動脈内部に刺激が入る。
こうした仮説は世界初ではないのか。
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糖尿病は循環器の中心である 島田建永先生
28歳の急性心筋梗塞例など心筋梗塞の若年化がある。
ある日突然、そうなる若者がいる。
隠れメタボが914万人もいる。
肥満じゃないのに脂肪肝というタイプ。
香川県では少4で1割が脂肪肝だという。(うどん県?)
境界型糖尿病だけでも心筋梗塞のハイリスクと考えるべき。
トロポニンTが上がらない不安定狭心症もある。(役にたたないことも)
インスリン抵抗性改善がポイント。
CRP=プラークラプチャーのマーカーではないか。
糖尿病があって、CRP0.01以上は、ハイリスク。
CRPを下げる糖尿病薬が望ましい。
スタチン、EPA、SGLT・・・・
CTでNapkin-ring Sign(不安定プラーク)を検出できるので
外来CTで心筋梗塞を簡単に予知できる時代になった。
心臓周囲脂肪に注目したらクリアカットに説明できる。
冠動脈の動脈硬化は外側からも来るのではないか。
新しい動脈硬化概念=血管周囲脂肪。
病変部は脂肪の質が違うのではないか。
CTで心臓周囲脂肪を測定=冠動脈に影響している。
PAFにも関係している
心房細動の発症もCTで左房周囲脂肪の測定で予知できる。
EPA/AAが有効。エパデールは心房細動を予防する!?
EPAは心内膜脂肪を減らす?
腎機能低下も心臓周囲脂肪と関連している。
スパスム(異型狭心症)も心臓血管周囲脂肪と関係する(東北大学)
心臓周囲脂肪は狭窄だけでなくスパスムにも関係するという発見。
100μ以下の微小血管が重要。
心臓周囲脂肪は微小循環も障害する。
微小循環がもっと太い動脈の変化に先行する
SGLTは脂肪に効いて、量も減らし質を改善する?
腎機能も心機能も改善するとのこと。
今後の検証が待たれる。
Q 心臓周囲脂肪は内臓脂肪か?
A よく分からない。
Q ロカボ食をどう思うか
A いいと想う。
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これまでの循環器医療は。なにかイベントが起こってからが出番だった。
しかし今後は、先制医療の最大のターゲットになる得ると思いながら聞いていた。
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この記事へのコメント
中性脂肪はわずかながら問題なし範囲以上だったり納まったり。
コレステロールは善玉悪玉共に高いが、
メタボとは逆にスレンダー体型。
尿検査で糖が出たことは一度もない。
いずれも問題ないのだけれど、すきっ腹にしてしまってから食べると眠くなる。
糖尿病はすごく怖い病気だと思う。
でも糖尿病関係の薬はもっとコワいと思う。
血糖値下げる薬より糖質制限食を選択する方が賢明だと思う。
・・・と言いながら、今、ヤマザキのミニアンパンを3つ食べた。
その前に甘唐辛子炒めと納豆を混ぜて食べて、毎日骨太とカゴメの野菜ジュースを混ぜて飲んで、--ここでやめておけば良かったのに---。
妙な深夜食でした。
Posted by 匿名 at 2016年09月03日 03:34 | 返信
循環器専門医は糖尿病とコレステロールを治療するために必ずクスリ使えと言いますね。
スタチンとSGLT2阻害薬の宣伝隊長として日本中で大活躍されていることで。製薬会社のサポートが最も得られる学会なので、循環器系の各学会はゴージャスだとききます。
無数に存在する降圧剤、スタチン、NOAC、糖尿病治療薬と循環器専門医が使うクスリは多岐にわたります
対象患者も多く、各製薬会社が拡販したい主力のクスリばかりです。
80歳を超えた高齢者に15~20種類の超多剤併用している、循環器専門医の処方をよく見かけます。
クスリを1つでも減らしたら、心不全や心筋梗塞で死にますと脅されるのでしょうね。
製薬会社から多くのカネを引っ張れるお人が名医として尊敬を集めるのでしょうね。政治家と同じか。
Posted by マッドネス at 2016年09月04日 07:05 | 返信
父は、88歳で、院内感染MRSAで死にましたけれど、70歳代で、右室梗塞に罹患しました(タバコを喫煙していました)。
母は91歳で大動脈解離による、心タンポナーデで死にましたので、どちらも循環器系で弱いようです。
私もあまり栄養のある食事はしていないのに、お酒が止められません。
循環器系で死ぬ確率99%です。
Posted by 匿名 at 2016年09月04日 07:05 | 返信
食べ物
食事
養生
がありますね。
(^o^)(^o^)(^o^)
この間
と、ある医師
の
朝
ビワの葉
ヨモギの葉
乾燥
ピーナッツ
飲み物
ココア
に
黒糖
蜂蜜
(^o^)
昼 と 夜
は
玄米
に 炊飯器
人参 牛蒡 椎茸
混ぜご飯に して
持参
一合 たいて
半分
づつに する。
おぎようこ
おこらんど
墨あそび詩あそび土あそび
Posted by おこ at 2016年09月04日 07:06 | 返信
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