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出た―!30種類の多剤投薬

2016年12月13日(火)

今日も遅くまで往診していたので夕飯を食べる時には、日付けが変わっていた。
新規の往診依頼が何軒かあったが、久々に大物がおられて時間がかかった。
30種類以上の多剤投与やゴミ屋敷、動物屋敷例などバラエテイに富んでいる。
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30種類もの薬だがこれは処方する方が悪い。
しかしそれを欲しがる患者側にも責任がある。

大のお薬好きで3ケ所からの合計が30種類だが、
モノを捨てられないのと同様に、お薬も捨てられない。

これは不安の裏返しで、認知症の症状と考えるべき。
自分でも「ボケている」と言われていたので流石だ。

いくつかの医療機関にかかるも、一元化できないのが現実。
かかりつけ医やかかりつけ薬局という言葉はあれど、まだ機能していない。

「30種類以上を20年以上飲んできても何ともない」と胸を張るが
「何ともなかったら私は今ここにおらんはず」と突っ込みたくなるが、グッと我慢。

そんな人や家族に向けてシコシコと書いた本が来週出る。。
減薬のきっかけになれれば嬉しいな。

「薬のやめどき」→こちら


腰痛で救急車を呼んだら1ケ月以上入院させられて
歩いていた人が寝たきりになり認知症も進行した人。

「脱北」して家に帰ってこれて、本当にホッとしているようだ。
私も生きて帰れて本当に良かった、と思う。

絵に描いたような「平穏死10の条件」どおりの、転倒、そして救急車の意味。

栄養失調の人の往診依頼もあった。
ここは動物たちも栄養失調であった。

看護師さんとケアマネさんに相談。

いずれにせよゴミ屋敷は、認知症のはじまり。
私もそろそろ危ない。

その本質は「不安」で、それに対応したケアがあればいい。

そんな説明をしていると、時間はかかるがそれが大切。

こんなふうに毎日、いろんな経験を重ねさせて頂いている。
ドキュメンタリー映像が何本も撮れるような濃い内容ばかり。

師走の夜は長い。。
そんな夜だからこそ、患者さんとしっかりコミュニケーションを取りたい。






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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

精神を病む時と認知症への階段は、似ているのかも? どちらも聞きかじった想像でしか
ありませんが、不安と恐怖が支配する不健康は、エビデンスでは表しきれない未開の領域
かも知れません。精神=情緒 があってこその "人間"なのですから、それを侵害されることの
多大な被害・影響は計り知れない、と思うこと、しばしばです。
安心して生活できる社会ではないという、表われなのかも知れません。

Posted by もも at 2016年12月13日 08:53 | 返信

アメリカ映画には、よく登場しますけれど、カウンセリングが日常の当たり前であると
とても楽かも知れません。カウンセラーは傾聴:聞き役なのですが、他言無用 を遵守して
下さる相手として歓迎されるのでは、ないでしょうか。
身近に信頼できる人に話すと言っても、少なからずの利害関係があったりとか、逆に話し
難い側面がある場合が無きにしも非ず、役所に併設された相談日:相談機間では、今ひとつ
話が遠かったりしますから、プロのカウンセラーを訪ねるチャンスがあれば、3分診療を
梯子せずとも満足する場合が生まれるかも知れません。不安→病気かも→Dr.ショッピング
の道筋を選ぶ以前に、聞いて下さるカウンセリング推奨です。

Posted by もも at 2016年12月14日 12:30 | 返信

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