福島の事故は、世界を変えた。

ヨーロッパ各国は、３．１１で原発政策を変えた。
そしてアジアでは初めて、台湾が全廃を決めた。

世界の動きに逆行しているのは中国や韓国など。
同じアジアの国でも原発政策は完全に割れている。

では、日本はどうなのか。

先日、小泉純一郎さんとゴルフと食事と対談をした時には、
彼は「脱原発をライフワークにする」と何度も熱心に語っておられた。

フェアウエイを歩きながら、私と２人きりでもそう力説されていた。
リビングウイル１月号にもその様子が収録されている。→こちら

私も原発はなにもかも割に合わないので、明確に反対である。
しかしそう書くだけでいろんな矢が飛んでくるが、たまには書いてみる。

けっこう寒いからだろうか。
台湾の海がフト頭に浮かぶことが多い。

日本は、終末期医療も原発政策も完全に台湾に負けている。
少しは台湾を見習って！と言いたい。


そういえば、先日頂いた質問への回答をしておこう。

ランチョンセミナーで歌った曲の始まりはすべて「空」だった。
その３曲とは、

１曲目　桑田さんの「君への手紙」　　　　　　空を見上げ佇む・・・
２曲目　桐谷健太さんの「海の声」　　　　　　空の声を聞きたくて・・・
３曲目　ＡＫＢ４８の「３６５日の紙飛行機」　　　朝の空を見上げて・・・・


特に２曲目は、その次に「海の声」とくる。
つまり「空と海」、「空海」の歌なのである。

そのココロとは・・・

認知症ケアで大切なこととは、
・「空」であり、太陽の光を浴びること。
・「空海」のように、「移動」すること。

そんなメッセージを込めて、一生懸命に歌ったつもりだった。
しかし司会者には、酷評されて散々な結果に・・・

せめてパネルデイスカッションで３曲の意味をお話ししようとした途端、
またも説明のチャンスをさえぎられたのだ・・・（泣）

しかし、こんなくだらない話を詳しく聞きたいという、介護職員のみなさまがいらしたら
１月１７日（火）１９時３０分からの第５回国立かいご学院を受講して欲しい。→こちら

かいご楽快で一番嬉しかったのは、かいご楽快の生徒さんたちが、
エライ先生方の講演内容の誤りをちゃんと指摘してくれたことだった。

「長尾先生の教えと違うこと言っているよ」と教えてくれた。
私が教えてきたことを、ちゃんと理解してくれていたのだ。

本当に嬉しかった。
国立かいご学院をやっていて本当に良かった、と思った瞬間だ。

また、勉強熱心なケアマネさんは、１月１３日の「尼から連携の会」に。→こちら
その日のテーマはまさに一番言いたかった、「移動という尊厳」だ。