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週刊ポスト「薬のやめどき」
2017年01月25日(水)
今週号の週刊ポストに「薬のやめどき」に関する記事が載っている。→こちら
もっと詳しく知りたいという人は、「薬のやめどき」という本を読んで欲しい。
毎日、減薬などの相談にのっているが、実際には減薬は難しいことが多い。
もっと詳しく知りたいという人は、「薬のやめどき」という本を読んで欲しい。
毎日、減薬などの相談にのっているが、実際には減薬は難しいことが多い。
週刊ポスト電子版 →こちら
は、YAHOOニュースにも流れている。
今日は、産業医業務2社のあとは定期訪問以外の往診の連続で
夜の診療後も看取りで深夜まで行ったり来りで、走り回っていた。
まだ年が明けて3週間たらずなのに何通お看取りがあったのか。
毎日忙しくて頭が混乱していて、ちゃんと思い出せない。認知症?
車で走っていると、気温が1度で
テレビはスリップに注意と教えてくれている。
外来はというと、認知症と風邪の専門外来のようだ。
在宅患者さんも季節がら、肺炎、幻覚、妄想、昼夜逆転のオンパレード。
先週は1日に新規訪問が5件あったが、うち2件が多剤投与例だった。
今日も新規訪問が2件あったが、1件に10数種類の多剤投与を発見。
ニッポンの多剤投与は本当に根が深い。
医師と患者さんの両方の熱意があって、良い減薬が実現する。
かかりつけの先生に拙書「薬のやめどき」を見せてみて欲しい。
「そうやなあ・・・」と興味を示してくれる医師ならいいが、
「けしからん!」と怒る医師なら、かかりつけ医には相応しくないかもね。
2冊の本は発売1ケ月で4刷りになっている。
紀伊国屋書店さんでは、2冊ともベスト5に入っている。
韓国版、中国版の翻訳本が早くも決まった。
彼らもやがて多剤投与に苦しむことになる。
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この記事へのコメント
「薬のやめどき」が出てすぐAmazonでポチッとし、インフルエンザで発熱中なのをよい事に大掃除をボイコットして一気に読みました。
母は9種類の薬を服用していましたがなぜか傾眠気味になり、母がお世話になっている看護小規模多機能の看護師さんに「薬が多いですね」と言われていたのもあって、薬を減らしたいなぁと思ってはいました。しかし、素人からそんな事医者に言っていいのかなぁと言い出せずにいたのです。
でも、先生の本のあたまの方に「減薬や注意の言いだしっぺは患者からでよい」と書かれていたので、意を決して母の在宅診療をしてくれている先生に相談したら、なんと9種類のうち二種類がすぐ中止となりました。更に一種類の、すぐ中止にできないものは少しずつ減薬していって最終的に中止しましょうという事になりました。(拍子抜けしました。。)
言ってよかったです!!ありがとうございました!
どうやらやはり、状態の安定している人の薬をお医者さんの方から中止したり量を減らす事はリスクがあると考える様です。
薬を減らして二週間、良くも悪くも影響はなく母は元気にしております。傾眠もだんだんとれてくると良いのですが。
Posted by かんこちゃの娘 at 2017年01月26日 12:12 | 返信
札幌は凍結路面、横断歩道の白線、濡れた床面などに気を付けて、受け身用に両手を空けておき
帽子マフラー手袋や携行食で、寒さや転倒、交通機関運休に備えると良いかも知れません。
講演楽しみにしています。そしてくれぐれもご無事で北海道から帰られますよう。
Posted by NO.非9 at 2017年01月26日 12:50 | 返信
長尾先生とは関係ないのですけれど、週刊現代に薬の止め時と言う特集が載ったので、コープで知り合った主婦のNさんが興奮状態で「私は一過性脳こうそくになったけれどもう良くなった。この週刊誌に脳梗塞の薬のクレストールはあんまり大量に飲むと良く無いと書いてあるから飲まないようにしている。西宮に住んでる兄夫婦にもコピーした送った」と興奮して話していました。私はクレストールを飲まないのであったら、それとは別にコープで売っているファンケルのコレステロール習慣と言うサプリメントや漢方薬の釣藤散を飲んだ方がいいよと漢方薬店に連れて行きました。Nさんは「漢方薬って高いねえ」と言っていました。そのNさんが今年になってコープでも商店街でも一向に合わないので、心配でたまりませんでした。Nさんが脳梗塞の発作を起こしたら息子さんに「クレストールを飲むなと言ったから母が脳梗塞になった」と怒っているのではないかとやきもきしていました。ところが今日の夕方ばったりNさんに会ったので「お元気だったのねえ。よかったあ」と言って抱きついたので、Nさんはキョトンとして「元気よ。私ファンケルのコレステロール習慣も飲んでるし、釣藤散も、飲んでるから。何を心配してるの!」と言われてしまいました。「薬の止め時」は、心配で心配でクタクタに疲れました。近所も年寄りばっかりになったし、友達も年寄りですし、叔母も年より、猫も年よりで、心配の種が付きません。
Posted by 匿名 at 2017年01月27日 10:50 | 返信
01月27日 10:50の匿名さんへ
「猫も年より」で笑ってしまいました。
猫は自分の死期を悟ると姿を消すとか。
猫本人は、人目につかない場所でひっそり死にたいのでしょうが、
飼い主は、最期まで見届けたいですよね。
せめて自分の目の届くところに居てほしいけど、人間のエゴなのでしょうか。
匿名から匿名への返信 at 2017年01月29日 01:38 | 返信
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