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侍ジャパンの死闘
2017年03月12日(日)
今夜のWBCでの侍ジャパンの死闘に酔いしれていた。
メンタル面がオランダを上回り、勝負の神様が味方した。
おそらく日本中がかたずを飲んで観たのではないか。
メンタル面がオランダを上回り、勝負の神様が味方した。
おそらく日本中がかたずを飲んで観たのではないか。
小さい頃から親父の影響で野球が好きだった。
大学では無医地区活動と準硬式野球部だった。
医者になってからは、野球を観る暇が無い。
年に数回、高校野球を観る程度で関心が薄れていた。
しかし今夜の大勝負は、看取り往診途上の車のテレビで知った。
ご家族への説明や死後の処置などが終わってもまだ野球は続いていた。
実は、今週末は3人のお看取りがあった。
今年に入ってから、はや20数人の最期に接している。
自分よりずっと若い人のお看取りは本当に可哀そうだ。
自分は生かされている存在なのだなあ、といつも思う。
24時間365日労働は本当に激務だ。
休みが無いのだから、労働者ならとっくに死んでいる。
生まれてからこれまで入院も病欠も無い。
これだけの激務なので、病気で休む暇が無い。
今日も訪問、往診、お看取りなどで、深夜まで働いている。
そんな中で講演や執筆をしているのだが、遊んでいると思っている人が多い。
よく「おい長尾、おまえ仕事をしてんのか」みたいなことを言われる。
ずっと全国を飛び回っているので、どうしてもそう見られてしまうようだ。
でもおそらく日本一、いや世界一働いてきた(いる)と思う。
私以上に働いているという医者はおそらく天野先生くらいか。
今も普通の医師の何倍も働いているが、なぜか病気をしない。
そういえば天野先生も病気をしない。
それはきっと野球だけでなく、いろんなスポーツをしてきたからだろう。
頭は悪く体もそれほど丈夫ではないが、病気にならない工夫はしている。
これだけの仕事量とこれだけの不摂生を両立できるのは、60歳までだろう。
それにしてもよく病気ひとつせず、33年間医者をやっているものだと感心。
侍ジャパンの集中力を見いてたら、なぜかインスパイアされてえいまった。
何事も努力と精神力だ。
丈夫な体に生んで育てくれた両親に感謝するとともに、
看取りというやりがいのある仕事に従事させてくれている患者さんに感謝。
でもいつか、普通のオヤジになりたい。
ゴーゴー飲んで、ガーガー寝ていたい。
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