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女性自身「認知症は薬の飲みすぎが9割」
2017年03月31日(金)
この記事のとおりである。
みなさん、プリントアウトして周囲に配ってあげてください。
というのも、この記事と同じことが私の前で毎日繰り広げられているから。
抗認知症薬を減量ないし中止するだけで認知症が治る!
そんなアホな!
でも本当。
しかしそれを主導しているのは家族である。
まさに「家族よ、ボケと闘うな!」の世界。
少なくともこのブログを読んで頂いている人は薬害から免れるだろうが、
多くのマスコミはスポンサーに気を使って、6月1日の連絡を報じない。
私は多くの認知症の人を薬害から救ったつもりであるが、
まだまだ周知が足りないことを日々思い知らされている。
まあ、オッサンのこうした偉そうな言い方は信用を損ねる。
若き医師の言葉に多くの人が耳を傾けて欲しい。
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この記事へのコメント
女性自身「認知症は薬の飲みすぎが9割」・・・・・・ を読んで
長尾先生の、3/2【木】付けの本ブログで紹介された、
若き石黒伸医師が書かれた「告白します、僕は多くの
認知症患者を殺しました」をギュと要約した内容の記
事ですね。
「医師の “無知処方” が患者の「死」を誘発する!」
「認知症薬はリスク」 医源病・薬害に会わないよう
に患者は賢くなりましょう! までは良いとして、
『認知症薬』は “飲みすぎ” が9割! の “9割” の
根拠が良く分からない記事と感じました。
若くてカッコいい医師:石黒伸医師が本を出すと
“女性自身(週刊誌)” が取り上げてくれるんですね。
長尾先生も多くの書籍を出版されていますが、その
要約は、“週刊ポスト” や “週刊現代” に取り上げ
られることが多いですね!?
女性読者の好感度をそれぞれの週刊誌の編集者が
“忖度(ソンタク)” した結果そうなるのでしょ
うか???
今回の女性自身の記事、「認知症薬を飲み始めて
“易怒性” などの症状〔副作用〕が出たら ・・・・・、
薬の処方が合っているかどうか? 再度医療機関
でチェックを!」で締めくくられていますが、こ
のような場合どのようにして、どこに “セカンド
オピニオン” を求めたら良いのか? 具体的に示
して欲しかったと思います。
“セカンドオピニオン” は、 “コウノメソッド実
践医” を探して受診することが前提(必須)とな
るのでしょうか ???
Posted by 小林 文夫 at 2017年03月31日 01:32 | 返信
古いレトロスペクティブな臨床調査報告です。
↓
https://www.m3.com/open/sanpiRyouron/article/130714/
http://www.ncgg.go.jp/ncgg-kenkyu/documents/21/21si-12.pdf
国立長寿医療センターを中心とした研究グループが2009年まで、厚生労働省の「長寿医療研究委託事業」として、ドネペジルの少量投与の実態を調べたところ、添付文書とは異なる使用実態が浮かんだ。
2007年4月から2009年3月までに受診した「6施設のアルツハイマー病患者」を後向きに調査。その結果、ドネペジル内服治療を受けていたのは2219人だったが、施設によって異なるとはいえ、最低でも2%、最高で9%の患者に対して1日3mgの少量維持投与が行われていた。つまり約90%(9割)の患者に対しドネペジル5mg以上が処方されていたという事実がある。
ただしドネペジルの添付文書上、5mgが維持量であり、高用量ではないとされるので、5mgを飲みすぎと表現するのは、世間一般的にはNoかもしれません。
しかしながら、コウノメソッド実践医のほとんどは、ドネペジル5mg以上は慎重投与、つまり高用量と認識しているのかと考えます。
匿名から小林 文夫への返信 at 2017年03月31日 10:35 | 返信
どこに “セカンドオピニオン” を求めたら良いのか?
↓
これは、もちろんコウノメソッド実践医に尋ねるのがベストかと思いますが、最近は、少量投与に理解を示す医師も多いので、近所の認知症を診てくれる病院やクリニックでも良いかと思います。
しかしながら、最も大切なのは、患者家族が身内の認知症患者をよく診て、薬の増量と症状変化に因果があるか観察することが最も大切かと思います。もし、薬が増えた時期からやっぱりおかしくなったと感じるならば、その薬を半量にしてみたり、隔日投与にしてみたりといった、「減らす勇気」が必要です。
例えば、血圧の薬などは、血圧が下がったからと自己中止する患者さんは決して珍しくありません。
抗認知症薬を増量され、その後、周辺症状が悪化したのならば、まずは薬を疑ってほしいという一般の方々へのメッセージかと思います。
Posted by 匿名 at 2017年03月31日 10:43 | 返信
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