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人生最高のシンポジウムでした

2017年04月23日(日)

今日は、エンドオブライフケア協会の設立2周年シンポジウムだった。
10時~18時までの8時間の長丁場だったが、とても充実した時間。
しがない人生だが我が人生最高の「終末期のシンポジウム」であった。

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今日のメインキャスト

・小澤竹俊氏
・小野沢滋氏
・西川良則氏
・戸松義晴氏
・金子稚子氏

最高の役者が揃った。

そして、

素晴らしい素材の味を引き出すのは
総合司会の私に課せられた仕事である、はずだ。

そう言い聞かせて、自分が持っている力を出し切った。 司会として。
月並みな言葉だけど、悔いのない司会ができたらいいなあ、と思った。

でも、所詮はそんな能力も無い。
気の効いたコメントも出せずに終わった。

しかし、人生最高のシンポジウムだった。
私が一番勉強になったのかもしれないが。

今日は有料講演会であったが、それで良かったと思った。
コンサートや演劇と同様に有料であることは仕方が無い。

日本中から250人の人が集まり、心に聞いてくれ質問もされた。
きっと誰ひとりここに来たことを後悔した人は一人もいないはず。

内容を詳しく書くことは高い旅費と入場料を払ってライブに来てくれた人に失礼だ。
時間とお金を使ってわざわざ参加して下さった皆さまには心から感謝申し上げます。

立派な会場をご提供頂いた、笹川平和財団の関係者の皆さまと
生前に何度かご縁を頂いた、故・笹川良一様に感謝を申し上げたい。


懇親会終了後は、移動して「認知症治療研究会関東支部」の別の懇親会に乱入した。
ここにも患者さんのために、認知症ケアを真剣に議論している多職種がおられた。

今日は、いろんな素晴らしい人たちとのお出会いがあり、とても楽しかった。
一人ひとりがまさに日本を変えていく人たちのように感じた。

いつか今日の2つの団体が自然にコラボできれば最高だ。
これが目下の私自身の夢である。

最終電車で帰阪したが、
沢山のお土産を持って帰国する空海さんのような気分である。


PS)

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この記事へのコメント

ほんとに…
人生の最高のシンポジウムに参加させていただいて ありがとうございました
ありがとうございました

まず感動したのは…
会館の入口の外で 小澤先生が出迎えてくださったことです
このシンポジウムにかけている想いが伝わりました

そして…
長尾先生は 会場で 登壇者の方々や 会場の方にお声をかけて いらっしゃいます
追っ掛けのわたしは…
目で追っ掛けていました(笑)

本当に このシンポジウムは
中身が濃く 「なるほど…!」と納得、「そうなんです!」と 何度も何度も大きく 頷く 自分がいました

本当に
司会進行で その会の雰囲気が 変わってしまいます

本当は
長尾先生のお話をいっぱい聞きたかったです

私が訪問看護を開設して まもなく5年…
何もない1日はない
毎日が戦いです
大きな志も 突然 やってくる縁に潰されそうになったこともあります

でも
登壇された先生方、参加された誰もが 苦しみと戦い それでも なお 前に進んでいこうという決意の場になったことでしょう
来年の3周年を目指して…
今いる場所でがんばります

PS くれぐれも、お身体を大切にしてください

Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2017年04月23日 07:38 | 返信

訪問看護師の宮ちゃんさんとまったく同じように感じました。

私は乳癌の患者で、長尾先生のファンでおっかけなんですが、小澤 竹俊先生はもちろんのこと、小野沢 滋先生の渾身の具体例を交えた貴重なお話し、西川 満則の「ある患者の気持ち」を交えた具体例は、本当にわかり易く、うかがってよかったと感動しました。
最後に、戸松 義晴先生、金子 稚子さん、小澤先生、小野沢先生、西川先生、長尾先生が並んで壇上でお話しされた際、
「僧侶はお一人なのに、皆聖職者に見えるなあ」と思いました。
終了後、長尾先生とお話しも少しできて良かったです。
また行きます。ありがとうございました。

Posted by 塔頭の読めたゆま at 2017年04月23日 09:16 | 返信

参加したかったです。 小澤先生には「生と死を考える会」の講演を何度もお願いしています。
著書のサインにも気軽に応じながら一人ひとりの言葉に丁寧に答えておられます。
本当に誠実でぶれない姿勢には畏敬の念を抱きます。 長尾先生の講演は医師会主催で一度聴きましたが
講師の話は、講演後の交流の時が最高に楽しいと思っています。いいチャンスがありますようにと念じております。

Posted by 綾女 at 2017年04月23日 10:40 | 返信

人生最高のシンポジウムでした ・・・・・・ を読んで

長尾先生のブログは、読んでいて “その通り!!”
“よくぞ言ってくれた!!” と、すっと腑に落ちる
内容のものが多いのですが ・・・・・、今回の “人生最高
のシンポジウムでした” は、釈然としないものが残り
すっきりとしない後味がずっと続いています。

最高のキャストが揃い、最高のパフォーマンスを繰り
広げてくれた。 最高の学びの場となった! ・・・・・・。
ことを受けて、 “今回は有料講演会であったが、それ
で良かったと思った。 コンサートや演劇と同様に有料
であることは仕方が無い! 内容を詳しく書くことは
高い旅費と入場料を払ってライブに来てくれた人に失礼
だ!” と書かれていることが胸にひっかかっています。

桑田佳祐 や ポールマッカートニー のライブであれば、
その様子が録音や動画で流失することに不満を感じる
人が多く出ることは想像できますが ・・・・・、今回の
ライブの中身は “終末期を考える(シンポジウム)”。
内容が良ければ良かった程、一人でも多くの人にその
内容を拡散させたい事柄と私は思いますし、参加された
皆さんも同じ気持ちでは? と想像しています。

今回の “終末期のシンポジウム” で登壇された皆さん、
そして、それをライブで堪能された幸運な方々は、
『凄い! パフォーマンスだった! 私たちだけの宝物
にしよう!』と果たして思われているのでしょうか?

ご自身が終末期に近づいている人、そのご家族、周辺の
方々は、物理的に時間的に、そして経済的に、いろいろ
な制約で参加出来ない人が沢山おられることと思います。
今回の 『終末期のシンポジウム』 の出来が良かったの
であればあるほど、一握りの参加出来た人たちだけの
“伝説のシンポジウム” とすることに違和感ともったい
なさを私は感じてしまいます。

ブログにコメントを寄せられている “訪問看護師 宮ち
ゃん”さん、 “塔頭の読めたゆま” さん、今回の “夢の
シンポジウム” は、 “あなただけの宝物!” にしておき
たいですか ???
それとも多くの人と共有したい内容と考えておられます
でしょうか ???

Posted by 小林 文夫 at 2017年04月24日 07:32 | 返信

小林さま
私が拙い要約をして拡散し、誤解を招くようなことになっては登壇の先生方に申し訳ないと考えます。
きっと今後の講演、ご著書、エンドオブライフ協会の活動等で明らかになっていく内容だと思います。
小野沢 滋先生、西川 満則先生の今後のご活躍に期待しております。
(私は無料だからとか有料だから、というふうには思っておりません。)

ゆまから小林 文夫への返信 at 2017年04月24日 11:56 | 返信

ゆま様
“最高のシンポジウム” を直接聴くことが出来て良かったですね。
日々を一生懸命に生きていると、そういう幸運に恵まれるようです。
私もそのような幸運に恵まれるように、いろいろなところに出掛け、
いろいろなことに接して行きたいと思います。
コメント ・・・・・ ありがとうございました。

小林 文夫からゆまへの返信 at 2017年04月25日 06:27 | 返信

小林文夫氏は、熱烈な長尾先生のファーンです。
私が思うに、長尾先生は「尊厳死協会」も関西支部長なので「もしまた関西でこのような大規模の尊厳死協会の大会があった時は、少々の費用を払ってでも、参加して欲しい!」という事が言いたかったのでは?
何となく笑っちゃいます。

Posted by 匿名 at 2017年04月25日 01:29 | 返信

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