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『壮快8月号』認知症特集に寄稿
2017年06月20日(火)
「壮快」という雑誌に出るのは、2回目か3回目だが、
この雑誌はとてもいい雑誌だと思う。
なぜなら、薬を使わずに養生法で病気を予防改善しようという趣旨だから。
これは私の考えとまったく一緒で、多くの人に読んでもらいたい健康誌だ。
政府が買い上げて、全国民に配れば医療費削減になるのでは、
といつも思いながら私も読んでいる。
サプリメントの広告も面白い。
そりゃ玉石混合だだろうが、仕方がない。
病気は、食事と歩行で予防・改善する。
そう信じて、今日も減薬に励んだ。
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この記事へのコメント
認知症の人との対し方・・・「ちぐはぐなことを言ってもさりげなく聞き流し荒波を立てないのが一番」、「これを意識するだけでも家族のストレスはだいぶ軽減されるでしょう」
・・・
平成に年号が変わる頃に亡くなった父方の祖母は、母(嫁)のことを、「絶対にウチの言うことに反対しない、なんでも『そうや、そうや』と言う」と言っていました。
そして、孫の私については「あんたは、はっきりものを言う、違うと思うたら違うと言うから正直や」と、言っていました。
祖母は、母が、波風立てずにやり過ごそうとしている、ことをわかっていたのです。
私はこういった記憶が残っているので、父に対してできるだけ「現実」を話し、父の考え方や思い込みが「現実からはかけ離れていること」を話そうとしてきました。ですから、いつもいつも、ものすごく疲れた。父と顔を合わせて話をして帰ってくると、心底クタクタ。グジャグジャに疲れる。残るのは老人に対する嫌悪感のみ。
最近、施設で生活している父の話すことについて、「そうなの」とか「ふ~ん」とか、相槌を打つだけだったり、私について何か聞きたがっても「まあ、いろいろあるからね」と曖昧な返事をして、「じゃあ、また来るからね、ちゃんとご飯食べてお風呂に入ってね」と、早々に話を切り上げて帰るようにしています。また、できるだけ、父と私だけで話さない、食堂など他人がいるオープンな場所で話すようにしています。施設に居るので、こういった対応が可能です。
そうすると、私の疲れ方はかなり軽減されます。
一方、父は、(祖母が母に対して感じたように)私が「波風立てない」対応をしている、つまり「本当のことを話していない」ことをわかっている・・・のかもしれません。
が、もしかしたら、もう90歳なので、そしてかなり呆けてきているので、そういった感覚もすでに衰えているのかもしれません。
私ももうすぐ64歳、老親の処遇に迷い悩み続けて足かけ9年、特殊な人格の父の対応には神経をすり減らしてきました。
これからは私自身のために、真実の対応ではなく「波風立てない」対応を選びます。
父が施設で生活しているからこそ、可能なことです。
Posted by 匿名 at 2017年06月22日 02:58 | 返信
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