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紀伊半島の風土病―ALS・パーキンソニズムと認知症症候群
2017年07月07日(金)
認知症治療研究会の仲間である三俣さんから貴重な論文を教えて頂いた。
「紀伊半島の風土病―ALS・パーキンソニズムと認知症症候群」→こちら
やはりALSとパーキンソン/認知症は関連しているんだ、と思った。
「紀伊半島の風土病―ALS・パーキンソニズムと認知症症候群」→こちら
やはりALSとパーキンソン/認知症は関連しているんだ、と思った。
ALSもパーキンソン病も診ているが本当に不思議な病気だ。
なにか共通点が無いのかなあ、と漠然と考えていたところだ。
ALS・パーキンソニズム/認知症という病態を「症候群 」として捉える考え方は、
河野先生の考えを彷彿させて、興味深い。
著者の先生は直接存じ上げているが、今度お会いしたら詳しく聴こう。
それにしてもこの論文が出たのは2007年。
そんな昔ではない。
その雑誌名は「老年期痴呆研究会」である。
痴呆が認知症という病気に昇格した途端に、「にわか専門家」が急増殖し
製薬会社と協力して、大きな市場が形成されたことがよく分かる。
さて、和歌山には他にもいろんな病気がある。
和歌山の白血病。ATL →こちら
遺伝子異常によっておこる特殊な糖尿病は、南條教授が報告している。
「インスリン和歌山」→こちら
PS)
蛇足だが、咋年の今頃、那智の火祭りに行った。
那智からさらに行けば、お伊勢さんだ。
伊勢が東の宮とすると
西の宮はどこか?
西宮市である。
つまり広田神社なのだ。
その傘下に西宮戎神社や甑岩神社や門戸厄神などが
あることを、恥ずかしながら最近知った。。
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この記事へのコメント
祖父江先生の神経難病の本に、ALSが、紀伊半島に多いとは書いてありました。
でもパーキンソン症候群も認知症も、日本全国に全世界に、多いのでは?
ホーキンズ博士も、イギリス人なのにALSに罹患していらっしゃるのですから、紀伊半島だけの問題ではないように思います。
豊洲の地下水が汚染されているという問題が浮上していますけれど、橋下元大阪府知事に言わせると「日本全国卸売市場の地下水は汚いもんです。特に大阪の中央市場の地下水なんて物凄く汚染されています。」と仰っていました。東京の豊洲や築地ばかり言い立てるのもおかしなものです。
Posted by 匿名 at 2017年07月07日 09:54 | 返信
素人の思いつきです。
「以上より、日沼頼夫はこの(ATL)ウイルスのキャリア好発地域は、縄文系の人々が高密度で残存していることを示していると結論付けた」とリンク先に書いてあるので、何となく、縄文時代から弥生時代への食生活の変化が関係しているのかな、と。
糖質制限派の医師は人類の食事が狩猟によるタンパク質から糖質に変化したのが稲作文化から、みたいなことを言っています。
こじつけ、と非難されるのを承知で(素人なので自由だ!!)書きますが、縄文系家系に白血病キャリアが多い事実と食生活の変化をくっつけると、もし、タンパク質ばかり食べてた縄文人が長生きすると白血病になる・・・のかも・???
要するに、偏食しないで多種の食材を多様な調理方法で食べるのが一番良いのではないかと思うのです。(現代人は糖質を摂りすぎているのであって、糖質を限りなく減らすことが理想、とは、私は思えない。)
それから、へき地ではどうしても近親婚になってしまって、閉鎖的社会なので食生活や調理方法や生活習慣も伝承されたものを越えるのが困難でしょうから、遺伝性が強く残るのだろうと推測します。
すごく興味深い記事をありがとうございました。また後日、ゆっくり読みます。
Posted by 匿名 at 2017年07月08日 03:41 | 返信
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