九州地方は想像を絶する記録的な豪雨に見舞われた。
昨日も梅雨前線が停滞し、局地的な大雨が続いている。

福岡、大分両県では川が氾濫し、土砂崩れなどで昨日段階で死亡６人、
安否不明者１８人のほか、３００人以上の方々が孤立しているという。
　　　　
警察や自衛隊が懸命に捜索、救助活動を行っているが、今日も北九州で
局地的な大雨が続き更なる川の氾濫や土砂崩れなどの災害発生が心配だ。

朝倉市や東峰村な平和な町が、突如牙をむく自然災害で
一瞬にして変わり果てた姿になっている。

このたびの豪雨被害にあわれた方にお見舞い申し上げるとともに
自然災害の恐ろしさを改めて感じている。

これ以上の被害の拡大がないことと行方不明や現在も孤立している方々が
早期に救助されることをお祈りしながら平穏な関西で今日も過ごしている。


地震や台風や豪雨は、いつ、どのようにやってくるのか分からない。
準備もないまま、ある日突然にやってくるので皆さん大慌てになる。


大切なことは「備え」だと思う。
物心両面で豪雨に備えておくことが必要な時代ではないか。

避難場所や避難経路やそのタイミング。
要介護者をどうやって避難させるのか。

まだ災害の最中にいる人には申しわけないが、繰り返し報道される映像を
自分の事としてイメージして、心の中で備えておこうと言い聞かしている。


尼崎のケア仲間たちからさっそく、「救援計画」のメールが届いた。
阪神間は２３年前に大震災を経験しているだけあって、反応は早い。

北九州の皆様、どうか慌てないでください。
雨が収まれば、みんなが手伝いに行きます。

私自身もなにかのお役にたちたい、と思っているので
情報を集めながら何らかの行動にうそうと思っている。

災害看護のリーダーでーであった故・黒田裕子さんを思い出している。
もし生きていたら間違いなく、今、避難所にかけつけていたであろう。

日本列島は運命共同体だ。
テレビ映像を観ながら、自分にどんな支援ができるのかを考えている。