このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
「現役世代を使い潰す介護制度は完全に失敗している」
2017年08月31日(木)
私は介護保険制度には医療保険制度に比べて
致命的な欠陥がありすぎると常々思っている。
・7段階の要介護度設定 → 3段階で充分、偽装が可能
・認定審査制度 → 調査員による機械による決定で充分
・ケアマネの中立性の問題 → 現実は、企業のひもつき
・訪問看護の問題 → 要介護5の医療依存度が高い人でも利用できない
・意図的に介護度を上げる演技指導の存在
・入院中に調査をすれば3~5段階特進!
・そして軽度者を切り捨てて、2割負担へ ・・・・
おかしすぎないか。
猫も杓子もあちらの人もみなこんな美味しい制度に群がった結果、
若者は働けど働けど税金ばかり取られて将来の介護は無しになる。
これだけの欠陥をいくら指摘しても、関係者には一笑にふされるだけ。
「介護保険万歳!」の大本営発表はゆるがない。
まあ破滅するまで大本営を貫くのが日本の特徴。
超高齢化社会から、超・超高齢化社会に移行しようとしている「今」。
2000年と2040年のちょうど中間地点にいるのでまだ間に合う。
・若者を潰さない
・介護離職を減らす
・持続可能な制度へ
だから今こそ介護保険制度の抜本的改革を、なんて思うのは私だけか。
在宅現場に居るものとして介護保険は不思議で不思議でしょうがない。
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
この記事へのコメント
90歳の老父は今日も39度の熱発。解熱剤と漢方薬で下がらなければ抗生物質のコース。それ以上を望んでいない。精密検査したとして、何か見つかったとしても老体をいじくりまわすことはしない、させないから、検査する意味がない。以前は100歳越えたらカネがもたない、と心配していたけど、熱発リピーターなのでせいぜいもってもあと5年くらいかと。
あと5年くらいは、メシとフロと排泄の世話は、今の施設でやってくれるだろう。医者と看護師が話し合える人達なので助かっている。
父を見送ったら、私は自分で自分の面倒を看る。
自分で自分の面倒を看れなくなったら死ねば良いのだ。
介護なんか要らない。
糞尿まみれの孤独死を見つけても哀れと思うなかれ。
それも、ひとつの生き方。
その頃には安楽死法案が成立しているかもしれない。
自分で自分の面倒看れなくなったら安楽死しましょう。
孤独死発見よりも手間が省ける。
Posted by 匿名 at 2017年08月31日 02:26 | 返信
在宅で介護が必用になったら、介護保険で安心と思っていたら…。介護保険保険ではなく、誤解保険制度?❗
Posted by 社会福祉士河本健二 at 2017年08月31日 03:13 | 返信
野田聖子議員が「日銀の厖大な金融緩和政策は、今の時点でもいつ爆発するか分からない、考えただけでもめまいがする」と発言していました。
そうなれば、介護保険も医療保険も吹っ飛んでしまうのではないでしょうか?
銀行もつぶれると週刊現代で特集していました。
アメリカの経済界も、安倍ノミクスを怪訝な面持ちで見ているとニュースでいっていました。
Posted by にゃんにゃん at 2017年08月31日 05:55 | 返信
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: