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介護施設への賠償命令 法律が追いついていない!?
2017年09月08日(金)
入所者が施設を抜け出して外で亡くなったら、2870万円の賠償命令が。
ならば鍵を掛けたり入所者を縛りつけておくしか、身を守る方法はない。
しかし本当にそれでいいの?
いいわけないよね。
じゃあ、司法の判断が間違っているのでは?
そんな気がするのだが、どうだろうか。
「ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!」から早3年。
この本に書かれている内容とほとんど同じだが、時間がたっても実態は同じ。
施設に入る、ということをみなさんと話しあう時だ。
PS)
今日は、夕方から帯広に移動すり。
9月9日(土)は、帯広市で講演する。→こちら
平成30年に帯広で開催される第25回日本ホスピス在宅ケア研究会イン十勝の
プレ大会の講演をするために、北の大地を半日だけ踏みしめることになっている。
まさかこのブログを読んでいる帯広周辺の人がいるとか分からないが、
万一、興味がある人がいれば来てください。
ところで帯広は何度だろう。
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この記事へのコメント
入居者がケガをしたり死んだりした場合に訴訟を起こすのは大半が家族なわけで、家族は、家族入居者が施設から不当な扱いを受けた、あるいは為されるべき介護が為されなかった、その結果、ケガをした、死んだ、ので、施設を訴え・・ようとするのだと思います。
76歳の老女の死について2870万円の賠償命令が妥当か否かは疑問ですが、デイサービスで利用者が非常口から抜け出したことに何時間も気付かなかったとしたら、やはり施設側に何らかの過失があったと言わざるを得ないと思います。すぐに気づいて必死で探し回ったら凍死する前に見つかったかもしれない。
経過を細かく知らないので何とも言えないと思います。
この件だけで、すぐに徘徊者を閉じ込めろだの拘束衣を着せるだのクスリで鎮静しろだの、といった議論に結びつけるのはヒステリックだと思います。
一方、
施設へ被介護者を預ける家族は、ある程度の心づもりというか、覚悟は必要だと思います。家族で介護し切れないから施設へ預けるのです。「介護し切れない」ということは、施設でも同様に「介護し切れない」=「100%の介護は有り得ない」ことを納得して預けるべきではないでしょうか。家族が介護していても同様な事態が生じたかもしれない。
誰が悪いってことではないと思うのです。
誤解を招くのを覚悟で強いて言うならば、自分で自分の面倒を看れなくなった本人の責任だと思います。
家族を含めて、「自分で自分の面倒を看れなくなった人」に関わる善意の人達に、事故の結果責任を押し付けてはいけないと思います。
私は、施設で生活している老父に何が起こっても訴訟は起こしません。何故って、私はあんな人と一緒に生活したらメンタルやられてしまうからとても面倒看れないのです。もちろん本人一人では火の元戸締りもアブナイ性格です。だから施設へ「閉じ込めて」います。施設内ではとても「好い人」です。
・・・それでも、もし万一、介護職員が父を殺すようなことがあったとしても、私は訴訟を起こさないと思う。殺す方法が残酷だったら訴訟を起こすかもしれない。けど苦しませずに死なせてくれたのなら、訴訟は起こさないと思う。何故って、自宅介護していたら、私が父を殺していたかもしれないから。
それだけ、困り果てて、費用が途切れないように自分の生活も切り詰めて施設へ入れているってことです。
まあ、殺人となれば刑事事件だから訴える人間がいなくても立件されるけど。
長生きって、幸せなんでしょうか?
Posted by 匿名 at 2017年09月08日 04:18 | 返信
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