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がんと血栓症(CAT)

2017年09月21日(木)

「がんと血栓症」に関する、「腫瘍循環器」領域の話題。
大阪国際がんセンターの向井幹夫先生の講演を拝聴した。
やっぱ、NOACの時代なんだなあ、と思った。

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「がん関連血栓症(CAT)」が急増している。

・担がん状態そもものが、血栓準備状態にある。
・分子標的薬や血管新生阻害薬も血栓を促進する。
・術前術後管理も血栓を惹起しやすい、と言う事。

動脈血栓と静脈血栓がある。
重篤な塞栓症を起こし易い。

血栓をおこし易いがんも分かっている。
膵臓がんや卵巣がん(クリアセル)等。

エコーによる下肢静脈の血栓探索が大切だが、全例には難しいかも。

しかしがんの5年生存率が6割を超えるこの時代は、
「がんを診たら血栓症を疑え」の時代になってきた。

血栓を認めた場合の治療は、DOACしかない。
ワーファリンは無効か逆効果。

DOACはがんの遠隔転移を防ぐ効果も期待できるという。
トロンビンを抑えるという機序から考えると、そうだろう。

心房細動だけではなくがんの静脈血栓にも注意を払わないといけない時代。
腫瘍医と循環器医がコラボするか、腫瘍循環器科の医師が活躍する時代だ。






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この記事へのコメント

ワーファリンは怖いですね。主人の亡くなった母がまず「下肢静脈血栓症」になったので、長期間ワーファリンを服用していました。その結果、膝に大きな潰瘍ができて、激しい痛みに苦しみました。その後ワーファリンを止めましたが、「血小板減少症」になり、最後は「骨髄異形成症候群」で亡くなりました。

Posted by CASIO at 2017年09月21日 08:26 | 返信

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