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理念なき政治家は去れ!

2017年10月23日(月)

暴風雨のなか選挙特番を観ながら、今夜に言っておきたいことが出てきた。
たくさんの政治家の生死が報じられるなかいろんな想いが駆け巡ってきた。
この選挙結果の見方(あくまで私見だが)を、みなさまと是非共有したい。
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最初にお断りするが、以下、特定の政党や候補を上げたり下げたりする意図はない。
できるだけ公平に(といっても個人的ではあるが)、政治展望を述べるだけである。


1 理念なき政治家は去れ!

  これは勝者にも敗者にも言いたい
  与党もや野党も野合には先はない
  見苦し言い訳は、聞きたくないぞ
  今回、かなり分別ができたのでは


2 自民も立憲もない!

  問題は、どんな人なのか
  政党でどれほど違うのか
  どんな政治理念政なのか
  政党名より、人格と理念


3 本質はアメリカとの関係性、距離感である
  
  憲法改正に対する是非ではない
  アメリカとの関係性、距離感だ
  ポチに甘んじるのか、独立国か
  戦争に加担するのか、しないか


4 今回の選挙は順当で、大きな意味はない

  問題は次の選挙にあるのだ
  小泉進次郎氏の言うとおり
  目先の勝敗だけではないよ
  次の選挙へのステップだ!


5 世界の中の日本を見つめてほしい

  国防、社会保障といった国内問題が優先する
  家族か他人か、と問われたら家族なのが当然
  しかし世界の中での日本を見つめられる人だ
  政党名よりも、正義、視野、そして人間性だ
  



今回、政党別に勝敗分析されているが私の見方は違う。

結構、順当な結果であったと私は思う。
「風」に左右された国民は少なかった。

個々の投票行動は、戦争やむなし派」か「不戦にこだわり派」かで
当落に関わらず票数に明確に反映されていると感じるのは私だけか。


勝者には奢らずに切磋琢磨してほしい。
敗者には腐らずにもっともっと勉強を。

政治家はあくまで結果である。
プロ野球やプロゴルフと同じ。


ちょと早いが・・・

次回の選挙は結構近い、と思う。
政治は一寸先は闇と言うが本当。

次回は「戦争やむなし党」と「不戦党」のガチンコ勝負
になるような気がしてならない。

立憲+共産は、やがて後者に集約されるだろう。
公明は安定で、維新と希望はどこかに合流するしかない。

そうなると無所属が鍵を握るが、もし後者に行っても3分の2には及ばない。
つまり、数ほどに一強多弱とは言えない状況に、場面は大きく変わってきた。

もはや、与党VS野党とか、改憲VS護憲とか、保守VSリベラルではない。
政党に関わらず「どれほどの理念があるか」が、選らばれるポイントになる。

今後、いろんなレベルでの市民議論が巻き起きるだろうが、必要なプロセスだ。
すなわち今回の選挙結果は進次郎氏が言うように、明日からの戒めにすぎない。


・コップの中の離合集散
・離合集散による自滅劇


いずれにせよ今回の結果は、総理の思惑どおりで、民主主義の本質を露呈した。
当選者には切磋琢磨をして、普段から国民に腹の中をしっかり見せてほしいな。


日本が独立国になるために、今回は必須のプロセスである。
数の力だけが政治ではないことを示すのが国会議員の資格。

とりあえず
理念なき政治家はかなり去って良かったなあ、と思う。

そしてこれから4年間(一応)大変なのは実は与党なのだ。
敵失で得た勝利に酔いしれている暇などまったく無いのだ。

しかし日本の民主主義はまだ死んでいない。
私はそう思ったが、みなさまは如何に?


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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

「政治の下に、医療や介護がある」「医療や介護の下に、政治がある」。いずれにしても、
コメンターの方々は、もともと「政治」に関心がないのか、あるいは、ない振りをしておられるのか。
明るい、とっても明るい。
内閣支持率が不支持率を下回っても、少ない得票で議席の絶対多数を手にすることができる。

コメンターの方々と同じぐらいか、若い方の論客の意見に、耳を傾けたい。
「『簡単な話』は、国民の知的負荷の軽減をもたらしてくれる。
難しい問題を考えることに疲れた人たちは、その誘惑に抗することはできない。
民主制から独裁制への移行をもたらすのは、最終的には『知性の疲労』だ。」(内田樹)

1942年、大政翼賛会下の総選挙を、想起した。
アヘ任せ、トランプ任せ、キム任せ。
「風」任せ、核任せ。
なぜか、選挙中、株価連続金メダル。日銀ブラックボックス?
さあー、戦時下医療、戦時下介護の時代ですよ。

Posted by 鍵山いさお at 2017年10月23日 05:53 | 返信

小学校6年生のとき、樺美智子さんの死に衝撃を受けた私ですけど、政治のことは、トンと分かりません。とにかく、周恩来や毛沢東の時代は、中ソ論争などで、中国はソ連のような、官僚主義にはならないと思われていましたが、習近平はソ連のスターリンそこのけの侵略主義者に思えます。
アメリカの民主主義は、2大政党制でなんとか維持されていると思います。
日本の長期政権よりましです。日本の長期政権は、アメリカの望む所なのかもしれませんけど。
北朝鮮のミサイル防衛は誰が応援しているのか?と疑問に思います。案外中近東の石油を欧米が収奪していることに中近東のいずれの国も、不満に思っているのかもしれません。
アメリカ一極集中に反感をもっている国は多いかもしれません。
本当に、よくわかりません。日本の原子力発電なんて北朝鮮のミサイルから攻撃されれば、物凄いダメージですからね。
何処かの国に、亡命することは考えていません。自分の家で死にたいと思っています。
こんなところしか分かりません。支離滅裂です。

Posted by にゃんにゃん at 2017年10月30日 10:37 | 返信

にゃんにゃんさんの「勇気」あるコメントに、頭がさがります。
「メールやツイッター、LINEなどのSNSでも、あまり好き放題言えない。」
「監視カメラの顔認証システムが発達して、技術上は
群衆のなかの個人の顔をすぐ見分けることができるまでになっている。」
(髙村薫)
今年買った扇風機の埃をふき取って、仕舞ったところ。
電気製品には、5年の時限爆発部品が仕込まれているとか。
この扇風機くんと、ぼくのいのちの耐久期間のどちらが長いか分かりませんが、
読者の皆さんの「賢い沈黙」に、敬意を表します。

「今や私たちは、国家と国民の関係が大きく変化する時代のただ中に生きているようだ。」
「今年6月、参院法務委員会での採決を省略し、本会議で共謀罪法案を可決・成立させた。」
「同じ6月。『天皇の退位等に関する皇室典範特例法』。
内閣から衆議院に送られた法案は、内閣委員会ではなく議院運営委員会に付託され本会議を通過。
参議院も同様にして、可決成立。」
大石眞、高見勝利も、懸念を表する。
「今回の退位特例法の審議が、両院正副議長の差配によって進められたこと。
それはまるで、来るべき憲法改正時の『予行演習をやっているようなもの』ではないかと、
と感じたという。」
「このような奇策。内閣と国会の関係は、静かに目立たないかたちだが、
実のところ大きく変容を遂げているといると思われる。」
(加藤陽子)

「異論を排除する空気」が、日本、アメリカ、ヨーロッパを席巻する。
こんななか、都議選での『こんなひとたち』発言、総選挙での『排除します』発言への、
都民、国民の反応の正体は?
「イバンカ」フィーバーに酔い痴れる、マスメディアと「日本人」の正体は?
読者のみなさまの反論は、ありやなしや。
年寄りの「タワゴト」にかかわると、災いあり?

Posted by 鍵山いさお at 2017年11月03日 05:01 | 返信

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