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座間の事件に想う
2017年11月11日(土)
座間の連続殺人の全容が、ほぼ明らかになってきたが、
日本の闇の部分の象徴であるような気がしてならない。
紋切り型の論評で終わらせたくないし深層を読みたい。
日本の闇の部分の象徴であるような気がしてならない。
紋切り型の論評で終わらせたくないし深層を読みたい。
学生時代や青春時代に「死にたい」と思った事がある人は多いだろう。
私自身も毎日、「いつ死のうか」と思いながら生きてきて現在に至る。
まあ私が、18歳で死のうが、59歳で死のうが、109歳で死のうが、
地球や日本社会にとってなんの影響もない。
そう思うと「ならば、生きなきゃ損」となり、惰性で生きた結果今日がある。
ひとつだけ言えることは、不満足でも生きているだけで幸せと思う時がある。
10代、20代の若者が死にたい、という想いがよぎるのは自然なことだ。
でも本当に死んだら、あまりにももったいない。
どうせ死ぬのに、なぜ生きるのか
盟友の小澤竹俊先生は著書や講演で、「なぜ」に応えられているが、
本人に聞いてみないと本当のところは分からないし、単純ではない。
「死にたい願望を逆手に取るのは、人として言語道断だ!」
テレビのキャスターや新聞はそう言うだろうが、果たしてそれだけか。
それだけ生き辛い、生きている意味が分かりにくい時代に生きている。
自殺は良くない。
自殺ほう助も良くない。
でもなぜ? なぜ? なぜ?
明確な答えはないだろうし、求めてもいない。
生まれてしまった限りは、与えられた生を全うするしかない。
生命とはそう運命づけられているものだと、定義すればいい。
日本は今は平和である。
しかし平和の代償がこんな事件であるならば、あまりに悲しい。
だから生きる意味を考え直す機会にすることがとりあえず必要。
自殺は良くない。
還暦を前にそれだけは自信をもって言える。
自殺企図の人には常常こう言っている。
大丈夫、そのうち100%死ぬから。
安心してね。100%死にますから・・・・
こう言うと、誰も自殺しない。
もうすぐ死ぬかもしれないと思えば、自殺は減る。
「大丈夫!あと50年もすれば100%死にますから」
PS)
天文館の夜はふける。
1次会が終わったころから雨が。
2次会は、楽しすぎたワイン。
3次会は、ロシアのラーメン。
ずぶ濡れの繁華街だが、傘をさしている人は少ない。
鹿児島の夜は、大阪より熱い!
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この記事へのコメント
日本や韓国が自殺大国である原因は、医療です。
精神科で出される薬が、自殺衝動を引き起こしています。
そういう情報が、きちんと世の中に伝わらないお金の事情が裏にあります。
国内の自殺者の増加は、
直接的にも、間接的にも、医療に関わるすべての人に責任があると思います。
Posted by 匿名 at 2017年11月12日 12:21 | 返信
私は高校時代、部活に手を取られて、一学期の数学の点が悪くて、担任から「この高校を退学して、もっとレベルの低い女子高に行ったらどうか?」と言われ、母が「腎臓が悪いので、休学させます」と言ったので、一学期から休学して留年となり、何となく鬱的になって「死にたい」と思う事がありました。
ですから、「死にたい」と思う高校生に気持ちはよくわかるような気がします。
でも、白石とかいう男性は全く理解不能です。
お父さんはやさしい人みたいですけど、お母さんは、よくできる妹さんを連れて離婚なさったように、記事を読みました。
被疑者のご家庭に踏み込むのは、残虐な気がしますけれど、どのような成育歴だったのかと考えます。
まだまだ分からないことが多いです。
Posted by にゃんにゃん at 2017年11月12日 11:44 | 返信
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