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高齢者と救急車
2017年11月15日(水)
衰弱した高齢者に対して救急車を呼ぶという行為はどんな意味か。
フルコースの救急蘇生処置をやって欲しいという意思表示である。
119番しておいて「何もしてくれるな」は通用しないのである。
フルコースの救急蘇生処置をやって欲しいという意思表示である。
119番しておいて「何もしてくれるな」は通用しないのである。
毎日新聞11月14日
第39回大阪の医療と福祉を考える公開討論会
最期に「のぞむ」救急医療の現場から
-本人の意思こそ大事 高齢者の搬送が増加- →こちら
結構、いい議論が載っているが、肝腎なところはスキップしている。
典型的な日和見記事であるが、よくできていて、一読の価値はある。
「本人の意思尊重が大切」という見出しをつける一方、
「意思は尊重されにくい」というやや矛盾した内容だ。
それもそのはず、日本救急医学会の理事長が「本人の意思表示は迷惑」
と大きな声で言っていることに最大限配慮した結果そうなったのだろう。
事例1も、事例2も、現実には意思を尊重することは難しいという。
じゃあなんのための「意思表示なのか」と言いたくなるのは私だけ?
お時間のある時にゆっくり読んで欲しい。
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